落語の中によく江戸なまりというか、昔の言い方がでてきますが、清元でも江戸言葉で表現することがあります。明日紀尾井町ホールで行われる清元流研究会で唄う「玉や」ではつい染めやすくと歌詞はなっていますが、つい染みやすくと唄います。落語を聴いていると、祖父母の言っていたいいまわしと同じで懐かしくなります。「ひも」はシボ、「風呂敷」はフルシキ、「石鹸」はシャボン、祖父は「トイレ」をはばかり、「果物」を水菓子、と言ってましたっけ。未だ未だありますが、私も時々「まっすぐ」をまっつぐと言ってしまったり、「先っぽ」をとっつあき、、んー表示は難しいですね。日本舞踊のお稽古に熱が入ると出る頻度が増すようです。さてさて明日の清元、上手くは出来なくてもお稽古どおりできれば御の字です。
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