日本舞踊 西川鯉男 お稽古場

伝統芸能の日舞を楽しく学ぶお稽古場の雰囲気をお伝えしたいと思います。鯉絵の「独り言」も織り交ぜて、、、

江戸言葉

2007-03-10 23:00:15 | 日本舞踊
落語の中によく江戸なまりというか、昔の言い方がでてきますが、清元でも江戸言葉で表現することがあります。明日紀尾井町ホールで行われる清元流研究会で唄う「玉や」ではつい染めやすくと歌詞はなっていますが、つい染みやすくと唄います。落語を聴いていると、祖父母の言っていたいいまわしと同じで懐かしくなります。「ひも」はシボ、「風呂敷」はフルシキ、「石鹸」はシャボン、祖父は「トイレ」をはばかり、「果物」を水菓子、と言ってましたっけ。未だ未だありますが、私も時々「まっすぐ」をまっつぐと言ってしまったり、「先っぽ」をとっつあき、、んー表示は難しいですね。日本舞踊のお稽古に熱が入ると出る頻度が増すようです。さてさて明日の清元、上手くは出来なくてもお稽古どおりできれば御の字です。
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