閏日の奇跡

穏やかに晴れた閏日。
神様からの贈り物の一日、何だか得した気分です。
そんな今日は、素敵な出会いがありました。

ウオーキングでいつも通っていた線路の横で
ど根性ユリを発見しました。
なんと、花が咲いてるのよ～！！

　「うそでしょ？」信じられない気持ちで近づいて見ると、まぎれも無くタカサゴユリでした。
ど根性植物好きにはお馴染みの百合、夏の花です。
たま～に11月頃まで咲いていて、近所で評判になることもあるけれど
２月ですよ、今日は。

美しいラッパ形の白い花を咲かせています。
よくよく観察すると、すごいど根性ぶりでした。

まず、雑草防止のためセメントで塗り固めてある線路脇の
わずかな割れ目から生えています。
おまけに、配電盤みたいな巨大な鉄箱の下だし、反対側にはマンションという
太陽は多分、正午頃しか当たらない劣悪環境。

でも、冷たい世間にいじけることもなく（笑）、清らかに咲いていました。
背丈こそ低い（30センチ弱）ですが、百合の花の周りだけ、夏の雰囲気すら漂っています。
北風に乗って飛んできた種が発芽し、吹雪に負けず成長し続けて、
こうして春先に、立派な大輪の花を咲かせたのです。
写真を撮った後、思わず拍手してしまいました。

まわりの環境がどうであろうと、素直に自分らしい花を咲かせたタカサゴユリ。
天晴れです♪