藤田けい☆幸せブログ

読んだ人が、ホッとした気持ち、
明るい気分になってもらえたら嬉しいです。

雛人形ケースの手書き文字

2020年02月06日 | 日記
昨日の夕方、押し入れから
雛人形の入った段ボールと、ガラスケースを
引っ張り出しました。

そして、一体一体に話しかけながら(一年ぶりだし( ´艸`)
5段のひな壇に並べていきます。

屏風と、みんなの台座から始まって、
15体には、それぞれ専用の持ち物などがあり
それを持たせて、小さな菱餅やお膳セットも並べ
ガラスケースの中に、可愛い箱庭お雛さまワールド完成です。

子供の頃は、この大きなガラスケースは
家具調テレビの上が定位置でした。
あの頃は、まさか未来のテレビがこんなにも薄くなるなんて
想像もしていませんでしたネ( ´艸`)

ふとガラスケースの裏を見ると
父の字で、私の名前&昭和の初節句日付と
この雛人形を贈ってくれた二人、
祖母と、大叔父(二人とも亡くなりました)の名前が
書き記してありました。

懐かしくて、写真を撮って父のスマホにLINE。
すぐに返信があり、
 『みんなから可愛がられていたのが分かるなあ。
これからも楽しい思い出を残すように、生きてもらいたい。
お祖母ちゃんと明おじさんに感謝しなさい』
という内容でした。

父の返信にも感動しましたが、何よりも
達筆ではないけれど、緊張しながらペンで書いた
父の字に感動です。

その字は、初めての子供である娘への愛情や、
初節句の喜びにあふれていました。

こうして、皆から愛され大切に育ててもらって
本当に幸せだと、感謝しています。


それにしても、手書き文字って良いですね。
上手下手など関係なく、その人の感情や人柄を
ダイレクトに伝えてくれます。

どんなに活字が読みやすく美しくても
心をこめて書いた文字に、温もりだけは
叶わないなあと思いました。