藤田けい☆幸せブログ

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お能を楽しんできました

2014年11月16日 | 日記
芸術の秋。今日・日曜日は、夫と演能会へ。

この日のために購入した、紺のツインニットでお洒落した私に合わせて
夫もジャケット着用。

オペラや歌舞伎同様、着物を着ていらっしゃる方もいて、
お洒落して出かけて正解でした♪

奈良公園内にある美しい建物・奈良県新公会堂。
その1階にある能楽ホールには、講演会などの取材で何度も行っていますが
実は本格的な鑑能は初めてです。

舞台正面、前から三列目という素晴らしい席で
約4時間、幽玄の美を堪能してきました。

『奈良金春会演能会』演目の1つは、以前から見たかった『井筒』です。
大学で日本文学を専攻していたので『伊勢物語』は習っていましたが、
その夢幻の魅力に、今更ながらすっかり虜になりました。

何度も、夢を見ているような不思議な錯覚に陥りました。
これが、能の魅力なんですね。

休憩をはさんで楽しい狂言、その後『野守』が演じられ
まさに、舞台は奈良尽くし。

表情豊かな能面、きらびやかで豪華な衣装、
笛と鼓の音色、地謡のハーモニー。。。
いまもまだ、夢の中にいるみたいです。

こんな美しく繊細な世界が、
伝統文化として継承されている事に、感動しました。
日本人である事に、誇りを持ちたいです。

そして、高価なチケットをプレゼントしてくれた友人にも
心から感謝です。
ちなみに、地謡を担当されている彼女のお父様の仕舞もあり
キリリとしていて、とっても素敵な方でした。
きっと自慢のお父様なのでしょうね♪