11月5日、議会改革調査特別委員会の「市民と議会の意見交換会」での市民からの質問の一つです。
「議会の傍聴に来てください」といっても本議場が、障がい者にとってバリアーだらけであっては問題です。議運でもそういった議論は聞きませんが、福岡市の議会では議会改革のテーマとして議論しています。だから、小平市議会でも、障がい者が傍聴しやすい議場や議事進行に、していかなければならないと感じました。
以下は、市民からの質問・意見です。
◇国民健康保険会計への一般会計からの繰り入れの問題が、H20年は13億円(8.3%)、H23年は23億円(13.8%)となっているが、国保の健全な繰入金とはいくらなのか?
◇決算特別委員会は時間が大変長い、数日に分かれて審査できませんか?
◇議会報告が結果だけの報告ではなく、市長サイドからの案件の内容を事前に市民へ知らせ、市民の意見を開いてもらうように議会として努力してほしい。
◇議会報告会を年4回開催する方向で検討してほしい。
◇9月議会最終日に、どうして全議案を討論なしで可決したのですか?
◇東京都が岩手県から瓦礫を受け入れましたが、近くの柳泉園は受けれを表明しているようですが小平はどうですか?
◇一般質問の一問一答で何を引き出そうとしているのか、わからないものがある。為にするものである。議員自らの資質をさらに向上すべきである。
◇「市民をまきこむ施策」が必要だと思う。そのために出張議会、夜間議会、テーマごとに意見を求める会などを、具体的・試験的に開催できないか?
◇議会運営委員会と幹事長会議では、どのようなことを話し合っているのですか?
◇(最後に)選挙時のマニフェストについて、その後の成り行きを教えてください。(重要テーマを各自一件)
その他の質問として、請願がまたがる委員会審査を柔軟にすることは? 所沢市の視察で学んだことは? 防災マップの配布は? 議運の傍聴はできないのか? 高次機能障害については? 立川断層に関連ある市の広域防災訓練をすべき? 議会報告会はテーマを絞ってやったほうがよい? 議会事務局が開かれた議会の障壁になっている? 陳情の審査をやるべき? 都道3・2・8の請願で活発な議論を?などの質問・要望がありました。
質問も批判や文句ではなく、(厳しい質問もありましたが)昨年と比べ、建設的なものが多かったと思います。昨年よりバージョンアップした内容でした。所沢市議会がいっていた「議会報告は結構いいですよ」の意味が分かるようになりました。
次は、この質問・要望をどのように議会の政策まで昇華させるか…です。