東日本大震災被災地支援コカリナプロジェクトはこの夏(8月4日から9日まで)
被災地の中高生7名を広島、神戸に派遣します。この子達は、石巻門脇小学校の前で被災した松からできたコカリナを演奏する子供達、先日のレコーディングにも参加してくれました。一行は広島の高校生達の平和集会、神戸の被災地支援コンサートの中で演奏もする予定です。広島では高校生達とフィールドワークや6日の慰霊祭にも参加。また神戸でコンサートが開催される長田区は、あの阪神淡路大震災で最も被害の大きかった地域の1つです。その街の見学やホームステイ、コンサートの手伝いなどを通じての現地の子ども達との交流が準備されています。。この子達はこの夏、広島の高校生や神戸の市民の皆さんとふれあいながらまた大きく成長していけると思います。
参加する子ども達に送ったメッセージ
広島へ行こう
みなさん、いよいよ夏休みですね。この夏、皆さんと一緒に広島、神戸に行くことができることをとても楽しみにしています。ご存じのように広島は今から67年前の夏、一発の原子爆弾によって壊滅しました。約20万人の方が亡くなり、原子爆弾による放射能で、いまだに沢山の人達が苦しんでいます。広島に行くと、その悲惨さ、戦争の恐ろしさ、そして人間の愚かさを突きつけられます。でも、それと同時に、そんなになりながらも、前を向いて生きてきた人間の素晴らしさも感じることができます。僕は、30年間、ほとんど毎年広島に行き続けてきました。その中で素晴らしい人達に沢山会うことができました。被爆者、高校生、平和を愛する市民の皆さん。そんな人達にいつも励まされてきました。今度の皆さんと一緒に行く広島ではそんな人達に会ってもらえればと思っています。高校生平和集会では僕のコンサートも行われます。その中で「桜の栞(しおり)」も演奏してくれますか?広島の高校生たちは、被災松のコカリナの音色にとても励まされると思います。原爆平和資料館では、理事長スティーブン・リーパーさんも待っていてくれるはずです。この人はアメリカ人です。原爆の事を知らせる一番大きな施設の理事長さんがアメリカ人というのも面白いですね。みんなのことを話したら、リーパーさんはとても楽しみに待っているから、とのことでした。 そして、広島から今度は神戸に移動します。神戸も震災から立ち直った町です。ここでも、沢山の皆さんが待っていてくれるはずです。ここでも被災松コカリナを演奏しましょう。
沢山の人達に出会える、素敵な旅になるでしょう。
黒坂黒太郎
被災地の中高生7名を広島、神戸に派遣します。この子達は、石巻門脇小学校の前で被災した松からできたコカリナを演奏する子供達、先日のレコーディングにも参加してくれました。一行は広島の高校生達の平和集会、神戸の被災地支援コンサートの中で演奏もする予定です。広島では高校生達とフィールドワークや6日の慰霊祭にも参加。また神戸でコンサートが開催される長田区は、あの阪神淡路大震災で最も被害の大きかった地域の1つです。その街の見学やホームステイ、コンサートの手伝いなどを通じての現地の子ども達との交流が準備されています。。この子達はこの夏、広島の高校生や神戸の市民の皆さんとふれあいながらまた大きく成長していけると思います。
参加する子ども達に送ったメッセージ
広島へ行こう
みなさん、いよいよ夏休みですね。この夏、皆さんと一緒に広島、神戸に行くことができることをとても楽しみにしています。ご存じのように広島は今から67年前の夏、一発の原子爆弾によって壊滅しました。約20万人の方が亡くなり、原子爆弾による放射能で、いまだに沢山の人達が苦しんでいます。広島に行くと、その悲惨さ、戦争の恐ろしさ、そして人間の愚かさを突きつけられます。でも、それと同時に、そんなになりながらも、前を向いて生きてきた人間の素晴らしさも感じることができます。僕は、30年間、ほとんど毎年広島に行き続けてきました。その中で素晴らしい人達に沢山会うことができました。被爆者、高校生、平和を愛する市民の皆さん。そんな人達にいつも励まされてきました。今度の皆さんと一緒に行く広島ではそんな人達に会ってもらえればと思っています。高校生平和集会では僕のコンサートも行われます。その中で「桜の栞(しおり)」も演奏してくれますか?広島の高校生たちは、被災松のコカリナの音色にとても励まされると思います。原爆平和資料館では、理事長スティーブン・リーパーさんも待っていてくれるはずです。この人はアメリカ人です。原爆の事を知らせる一番大きな施設の理事長さんがアメリカ人というのも面白いですね。みんなのことを話したら、リーパーさんはとても楽しみに待っているから、とのことでした。 そして、広島から今度は神戸に移動します。神戸も震災から立ち直った町です。ここでも、沢山の皆さんが待っていてくれるはずです。ここでも被災松コカリナを演奏しましょう。
沢山の人達に出会える、素敵な旅になるでしょう。
黒坂黒太郎