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被シュート0本の完勝(7/22なでしこ対ザンビア)

2023-07-24 21:42:55 | レディース
今、なでしこジャパンは女子W杯を戦うために、ニュージーランドにいます。グループリーグの初戦の相手はザンビアでした。ザンビアは男女を通じてW杯初出場というチームですが、スピードを誇るFWバンダを走らせることで、東京五輪でも健闘を見せたチームです。余談ですが、五輪が無観客にならなければ、私はブラジル対ザンビアの女子代表戦を見ていた予定でした。

このザンビアに対する日本の守り方が良かったというのが第一印象です。日本は大会前に導入した3バックで、守るときは最終ラインを5枚にしてでもタッチラインの幅を均等に守るやり方でした。日本はバンダに対し正確に1対1の形を作り、バンダがあまり得意でないヘディングでクリアしてスピードを出させないことができていました。

この日本の守備で、ザンビアはロングボールを蹴るしか攻め手がなくなり、それは容易に日本が回収できました。こうなれば日本に点が入るのは時間の問題という展開でしたが、右サイドを清水と藤野の連携で崩すところまでは計算通りだった日本も、最後の田中美南のところがオフサイドとなってゴールが取り消され、0-0が前半40分過ぎまで続く展開になります。

もっとも、ザンビアは守備でもバランスが悪いところを見せます。それはSBのポジショニングで、日本がサイドハーフのところで持つと必要以上に取りに行ってしまい、後ろのスペースを空けるという問題点がありました。そのため、日本はサイド攻撃を点が入るまで続ければよく、藤野のクロスを宮沢がうまく相手CBの間にポジションを取って出し抜いたゴールで均衡は破れました。

写真の田中美南は2度もVARからのオフサイドでゴールを取り消される不運でしたが、3度目の正直でゴールも決め、そこからは後半怒涛のゴールラッシュを見せた日本は、5-0という完勝を収めることができました。勝利が確実になると交代枠を使ってサブメンバーを試す余裕もできた日本は、ザンビアにシュートを1本も打たせない完勝でした。

次のコスタリカ戦までは中3日の強行日程なので、メンバーは何人か入れ替えてくるでしょう。このザンビア戦で途中出場した選手が場慣れして力を出して欲しいところで、W杯のような長期戦はチーム全体で勝ち進むつもりでいて欲しいものです。

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