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皇后杯準々決勝浦和対広島

2022-01-04 14:38:39 | レディース
今更ですが、皇后杯準々決勝の浦和レディース対広島レディースの映像を見ました。広島は昨年までは存在せず、男子のサンフレッチェ広島の下部組織としてまったくのゼロからスタートし、他チームから集めてきた選手で構成したチームです。これに対し、浦和は2005年からある、女子サッカーでは老舗に入る部類のチームで、チームとしての完成度には差があるのではと思って、このゲームを見ていました。

広島には、元W杯優勝メンバーのMF近賀ゆかり、代表歴のあるFW上野真実ら、軸になる選手はいます。その選手を生かすための戦略は練られており、サイドのMF橘と中島に回して、ドリブルでサイドを崩すプレーで反撃を狙ってきました。ボール支配率では浦和の方が上だったゲームですが、浦和のボールの失い方が悪いと、広島のカウンターが飛んでくるゲームでした。

後半、浦和がトップ下の猶本光、左MFの塩越らを軸に組み立て、ボール支配率を上げに行きます。広島は右SBとFWが前半で負傷交代して交代枠を予想外の形で使っていたのも痛く、広島のシュートチャンスはなかなかできないゲームになります。浦和は猶本が蹴ったCKに、広島GKが頭上を抜かれる大きなミスをしながら、高橋はながこのヘディングシュートを外すという、こちらも痛いミスをしています。

それでも、ゲームを優位に運んでいた浦和に、後半36分にようやくゴールが生まれます。FW菅澤のポストプレーから、猶本にボールが戻り、左足のダイレクトボレーで放ったシュートがうまく決まって、浦和がリードを奪いました。ビハインドになった広島はロングボールを前線にどんどん放り込んで最後の勝負を賭けますが、カウンターで菅澤が抜け出して2点目を決めてゲームは決着しました。

今年が1年目の急造チームの広島ですが、実績のある選手を集めて、どうやって個性を発揮させるかは整理されていた印象は受けます。それでも、組織力はやはり老舗の浦和の方が上で、なでしこリーグ時代からほとんど変わらないメンバーで戦っていた浦和のパスはよくつながっていました。広島はFWにいい形でボールが入っておらず、そのあたりは組織力の差かもと思っていました。

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