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敵情視察(5/5川崎対新潟)

2017-05-06 21:58:02 | 他チーム
次節、浦和が新潟と対戦するので、新潟目当てでDAZNのテレビで川崎対新潟を見ていました。新潟はオフに主力選手が大量流出し、ラファエル・シルバは浦和、レオシルバは鹿島、舞行龍ジェームズは川崎と、スタメンの半分以上が入れ替わっています。この試合では、ブラジル人FWホニが負傷欠場して、代役のFWに鈴木武蔵が入り、山崎と2トップを組んでいました。

中盤の4人の役割は、小泉とロメロ・フランクがダブルボランチを組み、右MFに加藤、左MFに10番のチアゴ・ガリャルドを置いていました。戦術的には、DFとMFのラインを低い位置に引く、2ラインコンパクトサッカーです。守ってからのカウンターを狙い、FWの鈴木武蔵を走らせる攻撃にはいい形もありました。

弱点は、チアゴ・ガリャルドの戻りの遅さです。彼が深いラインを連動してキープすれば、相手も打つ手が制限されますが、戻りが遅れることで川崎にスペースを与える場面が目立ちました。また、富澤、ソン・ジュフンのCBも、失点場面が2度裏への抜け出しということもあり、裏を取られやすかったように感じました。

川崎はハイネルの使い方が勝利に結びつきました。この試合は中村憲剛が腰痛で欠場しており、その代役として起用されたハイネルは、最初トップ下気味にいろんな位置でボールをもらいたがりました。しかし、スピード型のハイネルはサイドに固定した方がいいと判断した鬼木監督の指示で、ハイネルを右MFに置く4-4-2に布陣を手直ししました。

この起用で、ハイネルはシンプルに裏を狙うと役割が決まり、その通り阿部のスルーパスを追いかけてGK大谷の股を抜くゴールで先制することができました。G大阪時代はサイドハーフだった阿部ですが、FWの役割もMFの役割もできることが強みで、この試合は1得点2アシストの活躍でした。

また、負傷を押して出場したボランチ大島が、縦パス主体で落ち着きをもたらしたのも川崎には大きな効果がありました。小林悠の得点力などの武器もありますが、川崎は縦の攻撃が似合うというイメージを強くした試合でもありました。

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