Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

J1リーグMVP(大迫勇也)

2023-12-17 10:40:00 | 他チーム
J1リーグのMVPと得点王に輝いた、写真の大迫勇也選手を取り上げます。大迫は鹿児島城西高校時代に、高校選手権で10得点という当時の新記録を作って、鳴り物入りで鹿島入りします。「大迫半端ない」は、この鹿児島城西高校時代の対戦相手が、レベルの違いに驚いて発した言葉です。鹿島でも順調に戦力になり、背番号も2年目から9番になると、ドイツ2部の1860ミュンヘンからオファーを受けて海外挑戦します。

1860ミュンヘンでも主力FWになり、ドイツ1部のケルンに移籍して念願の1部でのプレーを実現します。このケルン時代に何度か映像で彼を見ましたが、大迫は点を取ることで欧州で認められたFWではないとわかりました。当時、大迫はスピード型FWモデストと2トップを組んでいましたが、彼の良さは縦パスを正確に足元に収められる技術でした。

この大迫のキープから、モデストの動きをよく見て、パスを出してモデストを走らせる形が当時のケルンの武器でした。この大迫のサポートが効いて、モデストは12得点と結果を出して、中国から高額オファーを受けることになります。のちに大迫が移籍したブレーメンでは、大迫のポジションはトップ下に移されます。キープとパスという大迫の技術を、MFとして生かすチーム方針になります。

しかし、当時のブレーメンは残留争いのチームでした。2020年にプレーオフで辛くも1部残留したものの、翌2021年についに2部降格し、大迫はJ1の神戸からオファーを受けて日本復帰を決断しました。しかし、神戸での大迫はチーム状態の悪さもあってなかなか機能せず、長年定着していた日本代表から外されて2022年カタールW杯出場を逃すことになります。

今季、神戸が走るサッカーに切り替え、大迫や武藤などのベテランが率先して動いたことで、神戸は開幕から順調に勝ち進みます。得点もアシストもできる大迫はチームの中心として活躍し、今季22得点で得点王になりました。33歳という年齢もあって日本代表はなさそうですが、こういうベテランが復活できるのは、サッカーの面白さですね。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« カワセミ2 | トップ | マンチェスターシティ戦プレ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

他チーム」カテゴリの最新記事