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神戸戦プレビュー

2024-09-27 22:04:00 | 浦和レッズ
明日、浦和レッズはアウェイのノエビアスタジアム神戸で、ヴィッセル神戸と対戦します。神戸はここまで、17勝7分7敗の成績で、首位広島と勝ち点1差の3位につけています。次節、広島と2位町田が直接対決なので、この対決が引き分けに終われば、神戸は浦和戦勝利で首位に立てます。前年チャンピオンの神戸にとっては絶好のチャンスが来たタイミングです。

神戸を率いる吉田監督は3年目の指揮になります。「イニエスタに頼らないチームを作る」のが彼のチーム作りの第一歩で、チームの運動量を増やしたことが今の神戸の好調を支えています。ベテランの大迫勇也や武藤嘉紀らも先頭に立って動き回ることで、若い選手たちもさぼれない雰囲気を作っています。もっとも、ボランチの山口蛍が重傷を負って離脱している不利もあります。

データを見ると50得点30失点で、1試合平均1点ちょうどくらいの守備は普通ですが、それを大きく上回る得点数がこの順位につけていられる理由でしょう。チーム得点王は大迫勇也と武藤嘉紀が10得点で並んでいますが、宮代も9得点を挙げており、FW陣がバランス良く点を取っているのも、好調の理由の一つでしょう。

浦和はヘグモ監督のままだったら、この神戸戦は勝ち目が薄いと言ったでしょう。理由はヘグモ監督時代は守備が崩れており、ガンバ大阪の分析担当スタッフに「ヘグモ監督時代のセットプレーは去年より甘い」と見抜かれていました。もっとも、今回は監督が昨年まで指揮を執っていたスコルジャ監督に戻っており、短時間でどこまで浸透させているかは未知数としても、多少は改善を見せているものと思われます。

おそらく、浦和はガンバ大阪戦で1-0で勝利したときのような、自陣に2ラインを引いて守るサッカーを見せてくるでしょう。当時は就任後わずか1週間でここまで組織ができるのかと驚きました。スコルジャ監督の良いときのような、少ない得点を我慢してチームで耐える試合に持ち込めば、神戸相手の大金星もあるのではと期待しています。
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