Kobby loves 埼玉&レッズ

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後半まで持たなかった相手(9/11バーレーン対日本)

2024-09-12 22:28:34 | ワールドサッカー
昨日未明に行われた、日本代表のアウェイのバーレーン戦は、0-5と日本の大勝に終わりました。もっとも、試合内容を見ていると序盤はバーレーンが良い試合の入り方をしていました。日本代表の、SBタイプを置かない3-6-1システムでは、アウトサイドの三笘と堂安を得意でない守備に回そうとする狙いをバーレーンは見せてきました。

序盤のバーレーンは2トップで日本の3バックにプレスに行き、攻撃のときは両サイドのMFを高い位置に出して、右アウトサイドの堂安に、得意でないヘディングでの競り合いを挑むなど、バーレーンを率いるタラジッチ監督の狙いは見えてくる試合内容でした。それでも、日本がストロングポイントであるサイドチェンジからの三笘の突破を使うと、バーレーンの右SBエマニュエルの対応は難しかった印象です。

日本も、高い位置に引こうとするバーレーンのDFラインの裏を狙いながら、少しずつバーレーンの消耗を待つゲームプランを立てて対抗し、前半の内容的には若干日本ペースの感はありました。その展開で、日本がDFラインの裏に出したパスを受けてのクロスに対し、バーレーン左SBアルハラシが手に当てる反則でPKとなり、これを上田が決めて日本に先制点が入ります。

それでも、この1点のままゲームが動かなければ、バーレーンも自らの強みである4-4の2ラインを自陣に引きながらの守備で、ロースコアの展開も狙えたでしょう。それをさせなかったのは、日本が右アウトサイドに後半頭から投入した伊東純也の個人技で、右サイドに拠点を作った日本は、折り返しを上田がトラップしてから反転する難しいシュートを決めて2点目を決めます。

この2点目で明らかにバーレーンの動きが落ちました。結果的にはオフサイドになったとはいえ、日本が裏に出したパスを追わないような緩さを出してきたバーレーンは、ボランチの位置から上がっていく守田の動きが見えていなかったようで、上田のポストプレーからの守田のゴールで3-0となったことでこのゲームはほぼ決まりでした。

今回の日本が導入した、超攻撃的3-6-1は、強豪のサウジアラビアや豪州相手には使わないと予想しています。どうしても、中国戦とバーレーン戦を連勝したかった森保監督が、相手との力関係を考えて攻めに出たのでしょう。本職のSBが出て、4バックに戻したときにどういうサッカーができるかによりますが、次のサウジアラビアとのアウェイ戦は今大会一番の難関になるでしょう。
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アジア最終予選他組動向1

2024-09-12 21:57:09 | ワールドサッカー
グループA
9月6日(金)
イラン1-0キルギスタン

9月5日(木)
ウズベキスタン1-0北朝鮮

9月6日(金)
カタール1-3アラブ首長国連邦(UAE)

9月10日(火)
北朝鮮2-2カタール

9月10日(火)
キルギスタン2-3ウズベキスタン

昨日
アラブ首長国連邦0-1イラン

本命イランは無事に2連勝で滑り出しました。それでも、キルギス相手の1-0はずいぶん苦しんだ印象で、アウェイでUAEに勝って勝ち点6としたものの、まだ自慢の攻撃力は出し切れていない様子です。2番手と目された、アジアカップ2連覇のカタールは、ホームでUAEに敗れ、アウェイで北朝鮮に引き分けてまさかの勝ち点1と出遅れています。その出遅れを利用して、ウズベキスタンが2連勝で、総得点でイランを上回って首位にいます。もっとも、ウズベキスタンもキルギスに2失点しており、この組はまだどこも、強さを発揮するには至っていないようです。

グループB
9月5日(木)
大韓民国0-0パレスチナ

9月6日(金)
イラク1-0オマーン

9月6日(金)
ヨルダン1-1クウェート

9月10日(火)
オマーン1-3大韓民国

9月10日(火)
パレスチナ1-3ヨルダン

昨日
クウェート0-0イラク

韓国が初戦の格下パレスチナ戦に引き分けるとは驚きでした。韓国はボール支配率70%を超える展開で、圧倒的に押したもののどうしても得点が奪えなかったようです。アウェイでオマーンに勝って、何とか合格点の勝ち点4まで持ってきましたが、この組は韓国以外は全チーム中東なので、韓国としてはどうしても中東で勝ち点を奪っておく必要があります。得失点差でヨルダンが首位、シード順最下位のクウェートが2分けでプレーオフ圏の4位をうかがう位置にいるなど、予想が難しい組になっています。

グループC
9月5日(木)
オーストラリア0-1バーレーン

9月5日(木)
日本7-0中国

9月6日(金)
サウジアラビア1-1インドネシア

9月10日(火)
中国1-2サウジアラビア

9月10日(火)
インドネシア0-0オーストラリア

昨日
バーレーン0-5日本

他組は荒れ模様となっている最終予選ですが、日本だけは順調な滑り出しになっています。通過のためにはこの2戦は連勝がノルマと予想していましたが、その通りの結果となり、少し安心して見ていられます。次の、アウェイのサウジアラビア戦、ホームの豪州戦が本当の正念場になるでしょうが、ここを1勝1分け以上でしのげば予選通過が見えてくるでしょう。意外なのは豪州の出遅れで、バーレーン戦の黒星は退場者を出したためでしたが、続くインドネシア戦も引き分けるとは驚きでした。
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