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Kobby loves 埼玉&レッズ

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取りに来なかったC大阪(3/4浦和対C大阪)

2017-03-04 23:05:54 | 浦和レッズ
埼玉スタジアムで開催された、浦和対C大阪は3-1で浦和勝利に終わりました。C大阪は昇格チームではありますが、山口蛍、柿谷曜一朗の代表クラスを持ち、今オフは目玉の清武弘嗣を獲得するなど話題のチームでした。そのC大阪の出方を先に観察しましたが、この日のC大阪は浦和を意識し過ぎたようで、自陣に2ラインを引いて守ってきました。

特にそれが顕著だったのは、浦和が最終ラインでボールを回しているときでした。C大阪は、前半一杯、浦和の最終ラインまでは取りにきませんでした。ボールが柿谷に入っても、パスコースがFW杉本一か所しかないので、浦和守備陣は余裕を持って回収できました。危なくなりそうでも、阿部勇樹が体を張って止めることができていました。

この展開なら、浦和はボールを回しながら、C大阪守備陣のどこにスペースが空くか、慎重に見極めて戦うことができます。浦和の攻撃は、1トップ2シャドーか、アウトサイドか、どちらが空くかによって使い分けることができます。この日はシャドーの武藤雄樹が効いていました。うまくC大阪のMFの間のスペースで待ち、遠藤からの長いくさびのボールから先制点を決めます。

ラファエル・シルバは生で見るのは初めてだったので、特に動きを観察しました。その印象は、足元よりスペースでもらいたいFWというイメージです。こういうタイプを生かすためには、シャドーが粘ってボールをキープして、ラストパスをラファエル・シルバに追いかけさせるのがいいです。ミシャは広島時代、そういうタイプの佐藤寿人を1トップに置いたことがあるので、ノウハウはあるでしょう。

そのプレーは、興梠の2点目で出ました。武藤が相手左SB丸橋からボールを奪ったプレーから、ラファエル・シルバにスルーパスが出ます。それを追ったラファエル・シルバのシュートはGKに当たりますが、こぼれたところを興梠が押し込んで2-0となります。この日の浦和が勝つには、これで十分でした。

C大阪は、3点ビハインドを負ってから、ようやくMF清原、FWに入った山村など援軍を与え、オープン気味の試合展開にしました。その展開になれば見違えるように動きが良くなったので、前半の消極的な入り方が結果的には敗因となりました。また、この戦い方だと、この試合をコンディション不良で欠場した清武をどこに入れるつもりなのか、わからなかったです。















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