アジア2次予選他組動向３

G組
2015年
11月12日 レバノン ７－０ ラオス
韓国 ４－０ ミャンマー

2015年
11月17日 ラオス ０－５ 韓国

１ 韓国 18 6 6 0 0 23 0 23
２ クウェート 10 5 3 1 1 12 1 11
３ レバノン 10 6 3 1 2 11 4 7
４ ミャンマー 4 6 1 1 4 5 20 -15
５ ラオス 1 7 0 1 6 3 29 -26

この組は6連勝の韓国が独走しています。まだ韓国の突破が決まっていない理由は、2位クウェートが1試合消化が少なく、韓国2連敗、クウェート3連勝で逆転の可能性があるからです。韓国は前回大会の3次予選でクウェート、レバノン、UAEの組でアウェイ戦で苦しみ、最終戦でクウェートに敗れれば敗退という崖っぷちを経験しました。その経験を今回はうまく生かせた様子で、無事にクウェート、レバノンのアウェイ戦を勝利でしのぎ、あとはレバノン、クウェートのホーム2連戦で一つでも引き分ければ1位確定という、楽な状況を作りました。韓国は、最近は真剣勝負で対戦していないので、最終予選で当たると独特の雰囲気になるでしょうね。

H組

2015年
11月12日 ウズベキスタン ３－１ 共和国
フィリピン ０－１ イエメン

2015年
11月17日 共和国 ２－０ バーレーン
イエメン １－３ ウズベキスタン

１ 共和国 16 7 5 1 1 12 5 7
２ ウズベキスタン 15 6 5 0 1 18 7 11
３ フィリピン 7 6 2 1 3 5 9 -4
４ バーレーン 6 6 2 0 4 7 9 -2
５ イエメン 3 7 1 0 6 2 14 -12

一見、順位表のトップにいる共和国が有利そうですが、実際は1試合消化が少なく、残り2試合がホームのウズベキスタンが有利な状況です。初戦で共和国にアウェイで敗れたウズベキスタンですが、粘り強く勝ち点を拾って、ホームの直接対決を制してここまで盛り返しました。もっとも、この組は混戦を予想していましたが、第二シードのバーレーンの予想外の不振で2強対決になったので、2位になっても2位の中の成績上位4チームに入れる可能性が高くなりました。共和国もウズベキスタンも、日本と当たれば嫌なアウェイになりますね。

神戸戦プレビュー

明日、浦和はホーム埼玉スタジアムで神戸とリーグ最終戦を戦います。神戸は既に残留を決めており消化試合ですが、最近浦和は神戸に相性が悪く、今季も1stステージのアウェイ戦は宇賀神を退場で欠き、数的不利を強いられて辛くも引き分けました。フィンケ監督時代に浜田のミスで惨敗した相手も神戸です。

もっとも、昨日のGGRでは、神戸の予想スタメンにおなじみのマルキーニョスやペドロ・ジュニオールなどの名前はありませんでした。1トップは渡邊千真で、シャドーに森岡と石津という予想でした。森岡は若手成長株で、今オフには海外移籍の噂も上っている選手です。タイプ的にはパサーではなく、セカンドストライカーです。

神戸のHPを調べると、前節の松本山雅戦はホーム、ノエビアスタジアムで1-0で勝利しています。当時の布陣は5バック気味だったよう
で、浦和が誇るアウトサイドの関根、宇賀神に対して数的同数を保つような戦術の可能性が高いです。神戸のネルシーニョ監督は、柏時代に浦和相手のナビスコ杯決勝で、急造5バックを機能させて浦和に1-0で勝利した実績があるので、十分考えられる手です。

浦和が万全なら十分勝てる相手でしょうが、浦和は天皇杯の町田戦で、DFが急造布陣になる苦しいメンバーを強いられました。那須が川崎戦で負傷、森脇も天皇杯は負傷で回避しました。GGRの予想スタメンではDFが苦しく、永田、加賀の出場が予想されています。以前、鹿島戦で急造4バックを試したこともあります。

前の方はほぼベストの布陣なので、町田戦と同様に、前の選手が後ろを助けてあげたい試合になります。明日は3点取れと、興梠や武藤にはプレッシャーをかけたい？ですね。ズラタンもいますし、前が機能すれば勝つことは十分可能です。

年間1位は浦和勝利、広島敗戦が必要なので難しいですが、ここは勝利してCSに気持ち良く向かいたいです。とにかく、目の前の試合を勝て、それがサポーターの願いなのはいつものことです。