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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

90分続かない攻撃(11/7浦和対川崎)

2015-11-07 20:35:51 | 浦和レッズ
今日の埼玉スタジアムの浦和対川崎は、風邪のためテレビ観戦でした。浦和はDFの森脇が出場停止で、代役には加賀や宇賀神が予想されていましたが、ミシャの決断は岡本でした。本来SBタイプの岡本の起用は、森脇と同レベルの守備はできなくても、森脇と同レベルの攻撃参加をして欲しいという意図でしょう。

事実、岡本は積極的に攻撃参加しました。シュートまで放つほどで、セットプレーこそ最後尾の守備要員でしたが、上がったときは頑張ってくれました。まだ90分それを続けられず、後半の早い時間で青木と交代したのは仕方ないでしょう。

しかし、今日の試合はどうしても欲しかった勝ち点3は取れず、1-1の引き分けに終わりました。それにはいくつかの理由があります。浦和はズラタンの1トップに、興梠と武藤の2シャドーという東京戦で成功した形を継続しました。その判断自体は間違ってはいないと思います。

ズラタンを1トップに置くときは、彼がボールキープが得意でないことを前提とした攻撃パターンが必要です。川崎が3バックでゾーンで守っていたので、ズラタンがマークから逃げてサイドに行く動きが前半はうまくいきました。川崎がズラタンをサイドまでは深追いしなかったので、ズラタンが得意のダイレクトプレーでパスを出す役割をしたのがうまくいった要因でした。

浦和の先制点も、まさにその形でした。GK西川のゴールキックからでした。昨日のGGRで元浦和GK都築氏が絶賛した、高精度なロングキックをズラタンが頭で落とし、相手DF谷口が興梠の走り込みに対して反応が遅れたチャンスでした。これを興梠が落ち着いて決め、浦和は意図通りの先制点を得ました。

ただ、前半の浦和はあまりにも前がかり過ぎた印象もあります。川崎のチャンスの形が決定的なものが多かったからです。もちろん、トップ下で起用された中村憲剛の能力の高さはありますが、たぶんミシャは早い時間での決着を狙って、2点目を取りにいくことを意図したのでしょう。

長くなりましたので、続きは明日のマニアック分析で。
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思い出したアリ・ダエイ(2005年日本対イラン)

2015-11-07 11:18:49 | ワールドサッカー
先日、日本代表が親善試合でイランと対戦しました。このカードは10年ぶりという話だったので、前回の記憶を紐解くと、2005年の8月に横浜国際競技場で対戦して以来でした。当時、猛暑の日本で、イランが明らかにやりにくそうにしていたことを思い出します。

当時の記憶は、イランの伝説的ストライカー、アリ・ダエイを生で見た印象が一番大きいです。全盛期はドイツのヘルタ・ベルリンやバイエルンでプレーしたダエイですが、この当時はダエイも37歳のベテランで、イランの国内リーグに戻っていました。

全盛期は過ぎていたというのはプレーにも現れていました。ダエイといえば、日本代表が初めてW杯出場を決めた、1997年の「ジョホールバルの歓喜」で一時逆転となるゴールを決められたのが思い出せますが、このときは全盛期のようにアーリークロスを放り込んでも勝てるヘディングの強さはなくなっていました。

それでも、イランはダエイを1トップに置いていました。その理由は彼のテクニックでした。足元に収める能力と、パスを出せる能力は当時もまだ高かったので、ダエイをゲームメーカー的に使い、2列目の選手が追い越していくのが、イランの攻撃パターンでした。

当時のイランは、W杯出場が決まった後の消化試合だった理由で、トップ下のカリミが来日していないなどベストメンバーではなかったですが、なるほどイランはこの方針でドイツW杯を戦うつもりなのかというところは見えた試合でした。

もっとも、当時のイランの弱点も見えました。当時のイランの弱点はDFでした。当時のイランは、高さとパワーを優先してDFを選んでいたようで、確かにヘディングは強かったですが、動きの鈍さが目立ち、大黒将志のスピードで比較的容易に裏のスペースを狙えました。

この試合は日本が2-1で勝利しました。あれから、最終予選のホームゲームを、1試合を除いてすべて生で見てきました。自分のサポーター歴も長くなりました。また、思い出を積み重ねるために、私はスタジアムに通うでしょう。
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シンガポール戦プレビュー

2015-11-07 09:29:07 | ワールドサッカー
今日は浦和レッズは埼玉スタジアムで川崎戦ですが、即日更新はできるかどうかわからないので、穴埋めネタを用意しておきます。この川崎戦が終わると、国際Aマッチデーになり、日本代表は木曜日にアウェイでシンガポールと対戦します。シンガポールは、ホーム埼玉スタジアムで6月に対戦して、0-0で引き分けている相手です。

もっとも、この試合は多くの偶然と、シンガポールが勝つ可能性を放棄してまで0-0の引き分けを狙いに行った戦略的な理由があります。シンガポールのGKが驚異的なファインセーブを連発したのも要因です。

何故、アウェイ戦が日本だけ4試合も続くか不思議に思う方もいらっしゃるでしょう。それは、このシンガポールが理由です。シンガポールが、本来日本とのホームゲームの予定だった6月の時点で、シンガポール国立競技場が改修工事中だったので、日本の許可を得てホームゲームとアウェイゲームの日程を入れ替えたからです。

シンガポールは、6月の引き分けで味をしめて、今回も0-0を狙いにくるかもしれません。シンガポールは、現実的な目標は2次予選通過ではなく、4位以内に与えられるアジアカップ出場権を争う、AFCチャレンジカップの出場権でしょう。そのためには、日本からは現実的に狙える引き分けの勝ち点1を狙いにくる可能性が高いです。

その場合は、前回の対戦の情報が参考になります。当時のシンガポールは5-4-1で、バイタルエリアを消すという戦略です。しかも、東南アジアの一般的な弱点とされているDFの高さの不足も、ある程度補える180cm台のDFがいました。もちろん、シンガポールは守備一辺倒を強いられたので、あの試合はたまたま最後まで持ちましたが、今度やるときはシンガポールの体力が続かないと予想しています。

もちろん、日本サイドにも原因があり、DFラインのパス回しでミスが出たような、イージーミスもありました。そういうところから詰めて、いい試合をすることに集中すれば、勝利という結果はおのずとついてくると思います。
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