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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

ナビスコ新潟戦プレビュー(第2戦)

2015-09-05 20:57:15 | 浦和レッズ
あす、埼玉スタジアムでナビスコ杯準々決勝、浦和対新潟の2ndレグがあります。皆さんご存知の通り、1stレグで0-5と大敗した浦和の準決勝進出は極めて厳しい結果になっていますが、この試合を単なる消化試合にしてはいけないと思います。

理由は、横浜FM戦、ナビスコ新潟戦と2試合続けての惨敗で、どこに原因があるか追求を重ね、次のリーグ柏戦につなげる必要があるからです。もちろん、若手主体の育成の場にする選択肢も考えられますが、一度いいサッカーをして、チーム状態を上げるための試合にすることがもっと良さそうです。

そう思う理由は、浦和がJ2時代から駒場と埼スタで一度も新潟に負けたことがないという、サポーターにとっても誇れる事実があるからです。天皇杯もナビスコも含めて、全ての試合で守っている誇りなので、若手主体で戦って負けて、それを簡単に失ってしまっていいのかと思います。

前節は、だいぶメンバーを入れ替えていたのも敗因でしょうから、可能な限りベストメンバーを並べる手もあります。ただ、その場合は無理に6点を狙いに行って欲しくないと思います。普段のミシャサッカーと同じやり方で、決して前がかりにならず、しっかり長所を発揮して勝つことができれば、たとえ合計スコアで敗退したとしても、それはそれで良かったと思うことにします。

こういう、勝負がほぼ決まったホームアンドアウェイの第2戦は、かつて2010年?ACL準決勝の名古屋対アル・イテハド(サウジアラビア)で見たことがあります。当時、名古屋は初戦で退場者を出して1-6と大敗し、地元瑞穂で第2戦を戦うことになりました。この試合は反面教師で、無理に点を狙いに行った名古屋に対し、守ってカウンターのゲームプランだったアル・イテハドがカウンターをうまくはめて勝ち、名古屋にとって得るものがなかった試合になりました。

そうならないよう、何か試合をやって良かったと言える何かを、明日の浦和は得て欲しいと思います。
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カンボジア戦マニアック分析

2015-09-05 20:22:33 | ワールドサッカー
遅くなりましたが、生観戦恒例のマニアック分析です。昨日、日本の布陣を「2-4-2-2」と書きました。DFが2枚で足りるという意味ですが、こうなれば両SBは完全にウイングとして使えます。事実、酒井宏樹や長友佑都は、ほとんどボールタッチの位置が敵陣でした。カンボジアの最終ラインが低いので、スペースこそないですが、彼らのテクニックがあればカンボジアの5バックの隙間に入れます。

また、相手のボランチの位置がペナルティエリアの中だったので、エリアのちょっと外側のバイタルエリアは空きます。ここからシュートを打てば、最初は数で守るカンボジアのDFに当たっても、そのうち入るチャンスはあると確信していました。事実、本田圭佑のミドルがGKの手をはじいたのは、プレビュー記事で書いたのとはちょっと意味が違うとはいえ「力技」です。事実、3点ともバイタルエリア近辺のシュートでした。

日本とカンボジアの差を感じたのは、ヘディングの技術でした。浮き球が入れば、日本とカンボジアが競れば、ほとんど日本の選手が勝てる技術を持っています。それは、上背ではそれほどでない、長友佑都や長谷部誠でもそうです。そのため、日本のあまりのボール支配率の前に、次第にカンボジアの選手が疲労してきました。交代枠が、カンボジアだけ10あればわからないかもしれませんが、両チーム公平に3つしかないのですから、試合終盤はカンボジアの疲労で差が出るはずと思っていました。

カンボジアは特にGKが疲労している様子でした。終盤、ゴールキックが蹴れなくなりDFに任せたり、足がつって倒れたりしていました。あと5分時間があれば、あと2点くらいは取れそうな雰囲気でした。前半から交代枠を使っている、カンボジアの体力レベルを考えれば、この結果は極めて順当と思います。

3点しか取れないことがマスコミを賑わしていますが、世界のサッカーが映像で手に入るようになって現在、私のようなサポーターレベルでも、欧州予選の映像は手に入ります。それを見ると、欧州予選は勝負の3,4試合を除いてはほとんどが格下相手で、こんな相手がべた引きの試合は日常茶飯事です。そういう相手から、ホームでもアウェイでも確実に勝ち点3を取ることが、欧州予選を突破するチームに必要な技術です。

アジアの洗礼でも何でもなく、これはきわめて普通のことと、私は受け止めています。もっとも、次のアフガニスタン戦でどうやって勝ち点3を得るかはまた違った策が必要でしょう。それはあとでプレビュー記事で書きます。















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