Kobby loves 埼玉&レッズ

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秋山翔吾、シーズン200本安打達成

2015-09-14 20:33:01 | 他スポーツ
昨日、西武ライオンズの外野手、秋山翔吾選手がシーズン200本安打の記録を達成しました。今季は3割6分の打率がほとんど下がらない、彼にとってはブレイクのシーズンになりました。ここまでの結果は予想しておらず、昨年Bクラスに沈んだ西武がクライマックスシリーズを争う位置にいる大きな原動力です。

秋山は、今季グリップの位置を下げたことで結果が出たと言われています。去年のバッティングフォームを見て「あの打ち方では打てませんね」と客観的に見られるのはさすがプロで、ホームランバッターではない秋山らしく、バットの出を早くするフォームがうまくマッチしました。

秋山は、野球のエリートコースをたどったわけではなく、甲子園とは縁のない横浜創学館高校から、地方の八戸大を経て、ドラフト3位での西武入団です。もっとも、プロ側にとっては既に名を知られた存在で、ソフトバンクも2位指名の候補に挙げていたほどでした。当時、ソフトバンクは秋山か柳田か指名候補を考えていました。

当時、ソフトバンクは会長の王氏が「秋山なら計算できる。ただ、柳田のように大きくブレイクする可能性がある選手に期待したい」という判断でソフトバンクは2位に柳田を選びました。それでも、秋山は西武に入って良かったと思います。ちょうど、かつての黄金時代の同姓の秋山幸二氏とよく似た、俊足で広い守備範囲という理由で、比較的早く頭角を現しました。

テレビ埼玉の解説者、大友進氏は秋山の将来性を評価しており「トリプルスリー(3割30本30盗塁)も狙える」と話していました。守備が計算できる以上、打撃が伸びてくればとの期待でしたが、去年は2割5分台と不振で1番打者を固定できない原因になりました。その翌年がこの大ブレイクです。西武の1番打者は固定できるようになり、侍ジャパンのリードオフマンにも期待しています。

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大相撲秋場所備忘録

2015-09-14 20:10:08 | 他スポーツ
昨日見た初日の土俵では、横綱白鵬のまさかの敗北が強烈な印象ですが、この波乱がなければ、上位陣安泰になる日でした。琴奨菊は巨漢の佐田の富士を相手にせず一方的に寄り切り、稀勢の里も嘉風を問題にしませんでした。嘉風こそ、小兵の曲者ですが、どうも大関になるような力士にとっては巨漢の方が取りやすい傾向があるようです。

相撲は比較的格下が上位を食う「波乱」は起きやすいスポーツで、立ち合いの変化や、かつての舞の海の「猫だまし」のような奇襲がはまる可能性もあります。そういう意味では、巨漢の力士はがっちり組めば強いですが、動きがあまり鋭くなく、先手を取ればまっすぐ寄り切れるという計算を、上位側としてはしているでしょう。

やりにくかったのは大砂嵐と対戦した豪栄道でした。豪栄道いわく「相手はめちゃくちゃな相撲しか取らない」という、巨漢でありながら何をやってくるか読みにくい相手です。大砂嵐は幕下や十両はその突き押しの重さが通用しましたが、幕内に上がってからは突き切れないと思ってか、四つに組む相撲もよく見られます。

大砂嵐は相撲の伝統がまったくない、エジプトの出身ですから、相撲の技術はこれから吸収していく発展途上の力士です。ただ、上体の筋肉は豪栄道を上回るので、最初の豪栄道の寄りを残した後でがっぷりに組んだときは大砂嵐にもチャンスありと見ましたが、そこは相撲巧者の豪栄道、「動きが止まればこちらのもの」とその後はまったく危なげなく大砂嵐を渡し込みで破りました。

今場所、戦後で最も低い番付(幕下55枚目)から小結復活を果たした栃ノ心には注目していました。この日の相手は横綱鶴竜で、まだ1度しか勝っていない相手です。鶴竜がむきになって力比べを挑んでくれば、力の強い栃ノ心にも勝機が出てきますが、相撲のうまさでは相手の方が上で、寄り切りで鶴竜が勝利しました。

幕下上位は、十両から落ちてきたベテランと、下から上がってきた若手のカードでしたが、この日はベテラン側に軍配が上がる内容でした。そのため、かつての大砂嵐のような、驚くべき存在はいなかった印象です。









































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