goo blog サービス終了のお知らせ 

Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

大相撲初場所千秋楽

2015-01-25 21:49:59 | 他スポーツ
今日の大相撲初場所千秋楽は、優勝こそ白鵬が既に決めていましたが、来場所の番付を賭けた熱戦が繰り広げられて楽しめました。中でも最大の話題は、カド番大関豪栄道が7勝7敗という崖っぷちで琴奨菊と対戦した相撲でした。カド番の7勝7敗は、過去に朝潮、魁皇、千代大海と3度見た記憶がありますが、すべて勝ってカド番を脱出しています。

大関になるような力士ですから、千秋楽に楽なカードが組まれることはなく、特に魁皇のときは上り竜の勢いだった当時小結の白鵬が相手と本当の崖っぷちでした。落ちたら引退を公言していた魁皇にとっては、もう駄目かと私も思いましたが、奇跡的に勝利し、その後の1047勝につなげる結果になりました。

今回の豪栄道も、落ちたら史上最短3場所の大関在位という不名誉な記録を作ってしまうので、何とかそれだけは避けて欲しいと応援していました。相撲は立ち合いで二本入った豪栄道が一気に寄り立て、琴奨菊は何もできず土俵を割り、めでたくカド番脱出となりました。

しかし、こういうカド番の7勝7敗は、相手が取りにくいだろうと毎回思います。自分が勝ったら、相手が引退を表明するかもしれないと思うと、力が出ないのかもしれません。特に、朝潮のときは相手の北天佑に気持ちが全く入っておらず、当時「大相撲に八百長があるとすればこの一番」と言われた疑惑の相撲でした。

さすがに、八百長はあれだけ大きな問題になったので、今やっている力士はいないと信じたいですが、どうしてもやりにくい一番というのは確実にあるようだと、相撲を長年見てきた私は思っています。また、今回の上位陣では、三役を賭けた相撲が熱戦になりました。

筆頭で7勝7敗と本命だった宝富士がまさかの取りこぼしで関脇を逃し、関脇逸ノ城が6勝9敗で平幕落ち、小結栃煌山も7勝8敗で負け越し、8枚目9勝6敗の妙義龍、佐田の海まで可能性があるという三役争いです。どうなるか、来場所の番付発表が、いまから気になっています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ペラン監督の手腕(中国対ウズベキスタン後半)

2015-01-25 13:52:36 | ワールドサッカー
昨日、後半だけ見ていなかったアジアカップ1次リーグ、中国対ウズベキスタンの後半を見ました。前半はウズベキスタンの中盤が入れ代わり立ち代わりいろんな選手が上がってくるので、中国は5バック気味になって防戦主体の展開でした。

中国の監督は、フランスの名門リヨンを率いた経験があるフランス人のペラン監督です。ウズベキスタンの中盤は一見強そうですが、守備的な中盤がハイダロフ一枚で、ハイダロフをうまく引き出せばバイタルエリアが空きそうと予想していました。

ペラン監督はそれを十分理解していたようです。中国は前半の3-5-2を4-2-3-1に組み替え、攻撃的MFを増やしてウズベキスタンのボランチを狙う戦術にしてきました。中国は一人一人はうまくても、チームとして連動して動くことが課題のチームでしたが、ペラン監督は的確に戦術的修正を施してきました。

この結果、後半はすっかり攻守が入れ替わりました。ウズベキスタンがゲームメーカーのジェパロフを下げた采配もミスでしたが、中国が左MFの途中出場の孫可(16番)にボールを持たせた策が当たりました。同点ゴールは中国の左からのクロスにウズベキスタンGKネステロフがクリアし損なったミスがきっかけでした。

このボールを右から折り返したプレーから、 バイタルエリアで7番のシュートで追い付くと、決勝ゴールはまさにウズベキスタンの弱点を突いたプレーでした。ウズベキスタンは冬の間はマイナス20度になるので自国でサッカーができないというハンデがあり、後半の運動量は落ちる可能性がありました。

実際、この場面では中国の孫可のオーバーラップにウズベキスタンの戻りが間に合っておらず、バイタルエリアはがら空きで、ミドルシュートを突き刺した中国の狙い通りの逆転勝利でした。今回、中国は1次リーグを3戦全勝で通過しました。日本がW杯を狙うには壁になる可能性が高い相手です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする