今日の大相撲初場所千秋楽は、優勝こそ白鵬が既に決めていましたが、来場所の番付を賭けた熱戦が繰り広げられて楽しめました。中でも最大の話題は、カド番大関豪栄道が7勝7敗という崖っぷちで琴奨菊と対戦した相撲でした。カド番の7勝7敗は、過去に朝潮、魁皇、千代大海と3度見た記憶がありますが、すべて勝ってカド番を脱出しています。
大関になるような力士ですから、千秋楽に楽なカードが組まれることはなく、特に魁皇のときは上り竜の勢いだった当時小結の白鵬が相手と本当の崖っぷちでした。落ちたら引退を公言していた魁皇にとっては、もう駄目かと私も思いましたが、奇跡的に勝利し、その後の1047勝につなげる結果になりました。
今回の豪栄道も、落ちたら史上最短3場所の大関在位という不名誉な記録を作ってしまうので、何とかそれだけは避けて欲しいと応援していました。相撲は立ち合いで二本入った豪栄道が一気に寄り立て、琴奨菊は何もできず土俵を割り、めでたくカド番脱出となりました。
しかし、こういうカド番の7勝7敗は、相手が取りにくいだろうと毎回思います。自分が勝ったら、相手が引退を表明するかもしれないと思うと、力が出ないのかもしれません。特に、朝潮のときは相手の北天佑に気持ちが全く入っておらず、当時「大相撲に八百長があるとすればこの一番」と言われた疑惑の相撲でした。
さすがに、八百長はあれだけ大きな問題になったので、今やっている力士はいないと信じたいですが、どうしてもやりにくい一番というのは確実にあるようだと、相撲を長年見てきた私は思っています。また、今回の上位陣では、三役を賭けた相撲が熱戦になりました。
筆頭で7勝7敗と本命だった宝富士がまさかの取りこぼしで関脇を逃し、関脇逸ノ城が6勝9敗で平幕落ち、小結栃煌山も7勝8敗で負け越し、8枚目9勝6敗の妙義龍、佐田の海まで可能性があるという三役争いです。どうなるか、来場所の番付発表が、いまから気になっています。
大関になるような力士ですから、千秋楽に楽なカードが組まれることはなく、特に魁皇のときは上り竜の勢いだった当時小結の白鵬が相手と本当の崖っぷちでした。落ちたら引退を公言していた魁皇にとっては、もう駄目かと私も思いましたが、奇跡的に勝利し、その後の1047勝につなげる結果になりました。
今回の豪栄道も、落ちたら史上最短3場所の大関在位という不名誉な記録を作ってしまうので、何とかそれだけは避けて欲しいと応援していました。相撲は立ち合いで二本入った豪栄道が一気に寄り立て、琴奨菊は何もできず土俵を割り、めでたくカド番脱出となりました。
しかし、こういうカド番の7勝7敗は、相手が取りにくいだろうと毎回思います。自分が勝ったら、相手が引退を表明するかもしれないと思うと、力が出ないのかもしれません。特に、朝潮のときは相手の北天佑に気持ちが全く入っておらず、当時「大相撲に八百長があるとすればこの一番」と言われた疑惑の相撲でした。
さすがに、八百長はあれだけ大きな問題になったので、今やっている力士はいないと信じたいですが、どうしてもやりにくい一番というのは確実にあるようだと、相撲を長年見てきた私は思っています。また、今回の上位陣では、三役を賭けた相撲が熱戦になりました。
筆頭で7勝7敗と本命だった宝富士がまさかの取りこぼしで関脇を逃し、関脇逸ノ城が6勝9敗で平幕落ち、小結栃煌山も7勝8敗で負け越し、8枚目9勝6敗の妙義龍、佐田の海まで可能性があるという三役争いです。どうなるか、来場所の番付発表が、いまから気になっています。