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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

両チーム見せ場あり(前橋育英対流経大柏)

2015-01-10 23:18:29 | 高校サッカー
第二試合の前橋育英対流経大柏は好ゲームになりました。理由は、両チームともストロングポイントを披露し、どちらのチームにも勝てる可能性を感じたからです。この両チームは、Jリーガーも多く輩出し、関東では名の通った強豪です。お互いに練習試合もこなして、手の内はわかっている関係です。

特に、前橋育英にはU-19日本代表のボランチ鈴木(14番)、攻撃的MF渡邊(10番)がおり優勝候補で、星稜に勝てるとしたら前橋育英の方が可能性は高いと感じさせる試合を見せてくれました。理由は、バイタルエリアで面白いようにつながったショートパスです。ラインを引いた流経大柏のバイタルエリアにはスペースはないはずでしたが、パススピードの速さがそれを可能にした、鈴木、関戸(15番)、坂元(11番)、渡邊らの技術の高さは魅力的でした。

これに対し、流経大柏は高い位置から奪ってのショートカウンターと戦い方が一貫していました。特に能力が高かったのは、攻撃的MFながら背番号2を付ける小川で、走る能力の高さとシュート技術は魅力的でした。彼はFC東京への入団が内定しておりプロとしての能力もある選手で、事実先制点は彼の、飛び上がりながら体と逆の方向に決めたアクロバティックなシュートでした。

これを受けて、前橋育英の攻撃からリズムが失われます。焦った前橋育英が、ロングボールを前線に蹴り込み始めたからです。ビハインドでもパス回し中心の攻めをすればチャンスはあると思っていましたが、負けたら終わりの選手権では、どうしても勝ちたくてそんな焦りが出ることがあるのでしょう。

強力なポストプレーヤーがいるわけではない、前橋育英はこの攻撃では難しく、どうやらこの試合は勝負あったかと思った終了間際にドラマが待っていました。ロングボールの処理を誤った流経大柏DFのクリアボールが鈴木のところに転がってきました。低い弾道のミドルシュートがゴールに吸い込まれ、前橋育英にとっては負け試合をPK戦に持ち込んだ、貴重なゴールになりました。

PK戦は流経大柏が一人失敗、前橋育英は全員が決めて勝利しました。前橋育英はうまい順に出してきたようで、鈴木、渡邊、青柳(9番)の順だったので、4人目5人目がどうかと思いましたが、PK対策は立てていると言わんばかりの全員成功でした。







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すべてで上回った(星稜対日大藤沢)

2015-01-10 22:55:03 | 高校サッカー
今日の高校サッカー準決勝は、2試合生で見たので書きたいことが多く、まずは第一試合の星稜対日大藤沢です。試合をちょっと見ると、少なくとも選手個々のフィジカルやスピードは星稜が上で、日大藤沢はそれが劣る分を何かでカバーする戦いになると予想できました。

日大藤沢は4-2-3-1で中盤を厚くする戦術で、1トップの前田(9番)以外は守備の仕事を多くしても、とにかく星稜のダブルボランチのところからいいボールを出させず、DFラインにはいくら持たせてもいいという試合の入り方をしました。もちろん、日大藤沢も守ってばかりでは勝てませんから、カウンターのチャンスで前田にどう持たせるかがポイントでした。

星稜はその狙いを読んでいました。前田のところにはほとんどボールが入らず、あまりにも簡単に星稜がボールを奪ってしまうので、日大藤沢はほとんどの時間が守備になってしまいました。また、星稜は両サイドハーフの藤島(7番)、杉原(15番)が非常にキレのある動きをしていました。

試合終了後のインタビューで、杉原が今大会初先発だったことを聞いて驚きましたが、特に藤島のサイドは完全に星稜の圧勝で、日大藤沢のSBが藤島をほとんど止められていませんでした。組織力で個が劣る分をカバーしたかった日大藤沢にとっては、機能しない箇所が2か所もあるのは厳しく、結果こそPK2本が効いたとはいえ、勝てる内容ではなかったように思えます。

逆に星稜の方は、個人能力だけでなく、タイミング良くSBをオーバーラップさせたり、サイドを起点としたいゲームプランをしっかり実行していたように見えます。すべての面で上回った、星稜の勝利は内容通りの結果でした。しかし、日大藤沢も、3点ビハインドの後半に1トップを交代させ、29番、20番など代わった選手たちが星稜相手に果敢に仕掛けました。

日大藤沢にとっては、後半の戦いが最初からできていればと悔やまれる試合で、事実後半前ががった状態でも、星稜のカウンターを体で止めていました。唯一通用した、田場ディエゴ(10番)の個人技をうまく引き出せば、違った試合になる可能性も感じた印象です。











星稜は監督が交通事故で入院中で、この写真は監督代行です。

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ブログ開設3100日

2015-01-10 22:30:15 | 雑記
明日、当ブログが開設3100日という、節目のような日を迎えます。当ブログも、どうやら毎回読んでいただける常連さんもいらっしゃるようで、自分もスポーツ関連の駄文を連ねてきた甲斐はあったと思います。平日の更新はガラケーメールからですが、何とか書いている気力と時間はあるので、可能な限り毎日に近く更新していきたいです。

当ブログも、2006年7月のドイツW杯終了後から書き始め、2010年、2014年と2度のW杯を書いてきました。意外にも、テレビで見たW杯本大会の試合は覚えていないことが多く、オフネタの思い出話は生で見たW杯予選の話題が多くなります。海外に行くのが難しいので、自分にとっては予選こそが自分のW杯と思って、気持ちを込めて分析しているからでしょう。

文章のうまさはあまり進歩していませんが、スポーツの分析力だけはこの8年で進歩していると思っています。以前は重要でないことを書きたがったり、敵サポから厳しい言葉をいただくこともありましたが、レッズ以外のチームに関してはわからないことを前提に書いたら、ある程度文章の形ができてきたと思います。

特に、知らないチームをどう見るかは、このブログをやっていて最大の楽しみで、私は未知のチームを見るときはまずトップ下を見ます。トップ下に収めるか、それともトップ下にドリブルをさせるか、もしくはトップ下を置かないかがわかれば、未知のチームでもある程度形が見えてきます。

未知のチームは、そのチームが強いほど楽しみ倍増で、以前のACL当時の2007年には上海申花(中国)、シドニーFC(豪州)、全北現代(韓国)、城南一和(韓国)、セパハン(イラン)、エトワールサヘル(チュニジア)を生で見ました。この経験は自分を強くさせました。その後は高校サッカーや女子サッカーなど、知らないチームの試合でも楽しめる方法を覚えました。

今年は久しぶりにACLがあります。仕事が忙しくなったので全戦参戦は無理ですが、韓国チャンピオンの水原三星だけは何とかして見たいと思っています。現FC東京のエドゥーがいた、アジアトップレベルのチームなので、見て何かわかれば面白いと思っています。常に、目標や夢は持っていたいですね。
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