最終予選の組み合わせを見る限り、引いて守りそうなオマーンとヨルダンと立て続けに当たる以上、この親善試合の相手は引いて守るチームの方が練習になります。そういう意味ではアゼルバイジャンはいい相手でした。アゼルバイジャンは4-5-1のつもりだったと思いますが、アンカーが最終ラインに吸収されて5-4-1でした。
トップ下の本田圭佑のところを3人で囲んでパスカットを狙った守備的布陣でしたが、DFが真ん中に集中してサイドが空く欠点がありました。これに一番最初に気づいたのがボランチの長谷部で、香川や長友といったサイドプレイヤーもそのスペースに気づいていました。
香川の先制点は引いて守る相手に逆にカウンターを繰り出したことと、サイドのスペースを狙うというプランを同時進行した、オマーン対策には理想の形です。また、香川が狭いスペースで個人技を出したのもオマーンに対してはいい「脅し」で、多少人数をかけられても点は取れるという印象をオマーンに与えたでしょう。
アゼルバイジャンはGKが頑張りました。オマーンのGKはプレミアリーグのウィガンでゴールを守るアル・ハブシなので、好セーブを何度も出されるというのも本番を想定すればいい精神面のトレーニングになったと思います。
日本では宮市が相手に引かれたときの切り札として使えそうなのが大きな収穫になりました。1対1で果敢に勝負を挑んでくれるのは買えるところで、展開によってはハーフナーマイクの頭狙いより、宮市のサイドからのクロスに賭ける可能性もあります。
代えにくいSBというポジションゆえ、出番はあるかどうかわかりませんが、酒井宏樹のピンポイントクロスも魅力的です。それほど上背のない本田圭佑にもぴったり合ったくらいですから、ハーフナーマイクだったらどうかという期待もしたくなります。
今日の25人はあくまで「準備しておけ」という25人で実際にベンチ入りできるのは18人です。宮市あたりもまだベンチが確約された訳ではありませんが、ジーコジャパン時代に大黒がベンチに入って決勝点を決めたこともあります。何が起きるかわからないと最後まで準備してくれる選手が一人でも多いことを期待しています。
トップ下の本田圭佑のところを3人で囲んでパスカットを狙った守備的布陣でしたが、DFが真ん中に集中してサイドが空く欠点がありました。これに一番最初に気づいたのがボランチの長谷部で、香川や長友といったサイドプレイヤーもそのスペースに気づいていました。
香川の先制点は引いて守る相手に逆にカウンターを繰り出したことと、サイドのスペースを狙うというプランを同時進行した、オマーン対策には理想の形です。また、香川が狭いスペースで個人技を出したのもオマーンに対してはいい「脅し」で、多少人数をかけられても点は取れるという印象をオマーンに与えたでしょう。
アゼルバイジャンはGKが頑張りました。オマーンのGKはプレミアリーグのウィガンでゴールを守るアル・ハブシなので、好セーブを何度も出されるというのも本番を想定すればいい精神面のトレーニングになったと思います。
日本では宮市が相手に引かれたときの切り札として使えそうなのが大きな収穫になりました。1対1で果敢に勝負を挑んでくれるのは買えるところで、展開によってはハーフナーマイクの頭狙いより、宮市のサイドからのクロスに賭ける可能性もあります。
代えにくいSBというポジションゆえ、出番はあるかどうかわかりませんが、酒井宏樹のピンポイントクロスも魅力的です。それほど上背のない本田圭佑にもぴったり合ったくらいですから、ハーフナーマイクだったらどうかという期待もしたくなります。
今日の25人はあくまで「準備しておけ」という25人で実際にベンチ入りできるのは18人です。宮市あたりもまだベンチが確約された訳ではありませんが、ジーコジャパン時代に大黒がベンチに入って決勝点を決めたこともあります。何が起きるかわからないと最後まで準備してくれる選手が一人でも多いことを期待しています。