新潟戦プレビュー

今日はネタがないので、今週末に埼玉スタジアムで行われる新潟戦のプレビュー記事にします。新潟戦は雨にたたられることが多いのですが、ここのところ浦和のホームゲームは雨ばかりなので、今度こそすっきりと晴れて欲しいです。

このカードは浦和にとっては相性のいいカードで、昨年引き分けて勝ち点1を渡すまでは埼玉スタジアムでは全勝という相手でした。もっとも、内容を見ると闘莉王の終了間際のヘディングで1-0など、決して内容でも圧倒して勝っているわけではなく、たまたま巡り合わせでそうなっているとも言えます。

新潟というチームはDFラインとMFの4人をコンパクトにして、前のスペースをミシェウが幅広く走り回ってミスを拾ったら一気にカウンターというチームです。こちらもカウンターを狙いたい浦和にとってはスペースのない厄介な相手です。

また、前節の磐田が特別な対策を立てずに自分たちのサッカーを貫いて浦和のアウトサイドを消したのは勇気を与えたかもしれません。サイドハーフが攻めに出る回数こそ減るかもしれませんが、相手に合わせたサッカーをやらず自分たちのやり方を貫けると思えば、自信を持って戦えるかもしれません。

新潟は矢野、平井とトップの選手を補強して攻撃陣に厚みが出ています。こういう選手が途中から出てくるのは浦和にとって脅威です。

浦和は左アウトサイドの梅崎がこの試合に間に合うかが一つのポイントです。梅崎のところにフリーで何度もボールが入るようなら相手も浦和のアウトサイドを恐れてくれます。

梅崎は横浜FM戦で負傷してミシャが「新潟戦を目標に治療させる」と言っていたので、本当に間に合うかどうかはわかりません。しかし、代役の野田は守備で力を発揮するタイプなので、梅崎の攻撃力は是非とも欲しい武器です。

また、前節負傷交代のポポの状態も気になります。デスポトビッチがパスのまずさで足を引っ張った直後なので、なんとか間に合って欲しいと祈る思いです。原口に今季初ゴールが出るなど明るい要素もありますが、浦和は決して選手層の厚いチームではないので、負傷者の動向は気になります。