Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

1年でついた差(8/13浦和L対千葉L)

2011-08-13 22:50:21 | レディース
今日はNack5スタジアムに行く気は満々でしたが、体調が悪く起きたのが正午という駄目駄目状態だったので、生観戦はあきらめてスカパーのテレビで浦和レッズレディース(以下浦和)の試合を見ました。先日、INAC神戸対千葉の試合をテレビ観戦して、相手が同じ千葉だったので、INACとの違いはどこにあるかを中心に見ました。

INACは今季、日テレにいた主力選手が、日テレではプロ契約は結べないと通告されたため移籍してきて、今やなでしこジャパン状態になっているチームです。今年の正月の全日本女子選手権で見たときは、今の主力選手とはだいぶ入れ替わっていたので、あの当時のメンバーだったら、「このサッカーでは90分もたない」と余裕も持っていられたでしょう。

しかし、今のINACは澤のボランチが想像以上に機能していて、中盤を支配できるチームになっています。間断なくプレスを掛け続けられた千葉のDFが耐え切れずミスをしたところに付け込める強さもありました。それと比較してしまうと、浦和の中盤は千葉のプレスを浴びるとなかなかボールを思うようにつなげず、苦しくなってバックパスという場面も見られました。

それでも、吉良のゴールは先日の代表戦の香川のゴールを思い出すようなテクニックを見られたゴールではありました。しかし、今日の解説の大橋浩司元なでしこ監督によると、浦和のDFラインはコンパクトにすることを意識するあまり、DFラインの裏に飛び出す相手のケアができていないそうです。

それもあって、丸山を入れた千葉の攻撃に押し込まれる場面が増えました。私とは違う視点を持っているのでたまに参考にする母の話によれば、丸山は走り方に無駄がなく、周りの選手とは一味違うと言っていました。確かに、東京電力時代の丸山を一度駒場で見た記憶をたどると、スピード型という自らの持ち味が動き方で出ていました。

それが効いての逆転負けですが、千葉相手に押し込まれた事実を見る限り、1年でINACとの差はだいぶついてしまった印象です。派手な補強はせず、若手主体の補強で育成型のサッカーをしている浦和の場合、強くなるのには時間がかかる印象は受けました。
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教授の挑戦状

2011-08-13 14:31:57 | 雑記
大学時代の思い出には、専門課程の量子力学の試験が今でも印象的です。この試験がなんと制限時間五時間の長丁場で、ロビーにお茶とお菓子があっていつでも食べてよく、途中退出も可能という試験でした。

試験の中身も、最初の2問はちゃんと試験勉強をしていれば簡単に解ける問題で、おそらくこの2問を解ければ単位はもらえるだろうと推測できる問題でした。しかし、厳しかったのは後半の3問でした。私の大学の場合、長丁場の試験が多く、途中まででも解いていれば部分点をくれる採点方式だったので、最後まで諦める訳にはいかないと、必死でした。

しかし、この残り3問は教授からの「挑戦状」とも言える、授業より高いレベルの問題でした。途中退出可能ということは極端な話、図書館に行って調べるような不正行為も不可能ではありませんが、この問題は調べても無理だから自分の頭で必死で考えなさいという教授からのメッセージを感じました。

私は五時間ぎりぎりまで粘りましたが、この残り3問には結局歯が立たず、単位こそもらえたものの悔しさばかりが残りました。こういう問題を解けないと上(博士課程以上)には行けないと、今自分がただの社会人なのはこういう理由もあるかもしれません。
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