ようやくブログを書く気力が出たので、明日のイングランド戦のプレビュー記事を書きます。かつて、日本にとってイングランドは対戦したくても相手が受けてくれない、雲の上の存在でした。そんな壁が崩れたのは、1995年の国際親善試合で、日本リーグ時代から見ているオールドファンの知人が「あの日本代表がウェンブリースタジアムに立つよ」と感激していた記憶があります。
その試合は柱谷哲二がゴール前で故意のハンドで退場になり、そのPKを決められて1-2で敗れますが、井原のヘディングシュートで1点を入れた日本の健闘はAFC(アジアサッカー連盟)でも話題になり、井原はその年のAFCアジア年間最優秀選手に選ばれます。
その後、イングランドと対戦した記憶は2004年の欧州選手権に向けた調整試合の相手に日本が選ばれ、マンチェスターで(オールドトラフォードではなかった記憶です)対戦してこれも引き分ける健闘を見せます。大事な試合を控えていたイングランドが無理をしなかった事情はありますが、日本もやるなと当時のジーコジャパンを評価した試合でもあります。
今回のイングランド代表は、ACミランを黄金時代に導いた、ファビオ・カペッロが代表監督です。カペッロ監督のチームは現実主義であまり面白くないという評判ですが、それでも勝たせる能力は高い人物です。今回はW杯を控えているのはイングランドも一緒ですから、メンバーを大幅に落とすようなことはしないはずです。
イングランドのように、国内リーグにお金持ちのチームが並んでいる場合、代表選手がビッグクラブでプレーできなくなるという課題があります。ジェラード(リバプール)、ランパード(チェルシー)のように自ら壁を破った選手もいますが、特にGKは人材難が続いており、トップ4のクラブにはイングランド人の正GKはいません。
しかし、もしジェラードとランパードがダブルボランチを組むとすれば、こんなレベルは見たことがないというレベルを日本に見せ付ける可能性はあります。どちらも攻撃力が売り物で、遠目からでもどんどん打ってくるボランチです。岡田監督は守備的布陣を試しているようですが、このレベルだと通用しない可能性もあります。
その試合は柱谷哲二がゴール前で故意のハンドで退場になり、そのPKを決められて1-2で敗れますが、井原のヘディングシュートで1点を入れた日本の健闘はAFC(アジアサッカー連盟)でも話題になり、井原はその年のAFCアジア年間最優秀選手に選ばれます。
その後、イングランドと対戦した記憶は2004年の欧州選手権に向けた調整試合の相手に日本が選ばれ、マンチェスターで(オールドトラフォードではなかった記憶です)対戦してこれも引き分ける健闘を見せます。大事な試合を控えていたイングランドが無理をしなかった事情はありますが、日本もやるなと当時のジーコジャパンを評価した試合でもあります。
今回のイングランド代表は、ACミランを黄金時代に導いた、ファビオ・カペッロが代表監督です。カペッロ監督のチームは現実主義であまり面白くないという評判ですが、それでも勝たせる能力は高い人物です。今回はW杯を控えているのはイングランドも一緒ですから、メンバーを大幅に落とすようなことはしないはずです。
イングランドのように、国内リーグにお金持ちのチームが並んでいる場合、代表選手がビッグクラブでプレーできなくなるという課題があります。ジェラード(リバプール)、ランパード(チェルシー)のように自ら壁を破った選手もいますが、特にGKは人材難が続いており、トップ4のクラブにはイングランド人の正GKはいません。
しかし、もしジェラードとランパードがダブルボランチを組むとすれば、こんなレベルは見たことがないというレベルを日本に見せ付ける可能性はあります。どちらも攻撃力が売り物で、遠目からでもどんどん打ってくるボランチです。岡田監督は守備的布陣を試しているようですが、このレベルだと通用しない可能性もあります。