内転筋の負傷で、コンディションにやや不安のある稲本潤一選手ですが、岡田監督の求める攻撃力を兼ね備えたアンカーという意味では最適任者だと思っています。海外でプレーしていた期間が長いので、どういう成長曲線を描いたかわからないのが残念ですが、稲本といえば誰もが思い出す2002年日韓W杯のゴールのイメージとは今は違う選手になっています。
もちろん、岡田監督のボランチの起用はファーストチョイスは遠藤と長谷部で、稲本にはポジションは約束されていません。しかし、東アジア選手権で遠藤と組んだ稲本は、代表に新たなオプションを用意する活躍でした。
以前と比べると一言で言えば「0.5列下げた」位置で、両SBが上がったときに急造最終ラインができるようになっていました。それでいて、以前売り物にしていたパスセンスやオーバーラップの感覚は健在です。中盤に技術型のパサーを置きたがる岡田監督の起用法ともマッチします。
まずは内転筋の治療からですが、日本代表が消化試合として戦った最終予選のカタール戦、豪州戦とも、ボランチが機能せず、「こんなときに稲本でもいてくれれば」と一番最初に名前が浮かんだほどです。
イングランド、トルコ、ドイツ、フランスでプレーした稲本ですが、最後に所属したフランスのレンヌでは出番を失っており、無念の撤退ではありますが、サッカー選手には常時出場できる環境は大事です。
今の川崎Fのサッカーは稲本をアンカーに置いており、最終ラインからボールを引き出す役割も担っています。相手が強豪ばかりのW杯本大会では、ここにプレッシャーが掛かる可能性は高いですが、長い経験を持つ稲本なら、うまくさばいてくれるでしょう。
もちろん、岡田監督のボランチの起用はファーストチョイスは遠藤と長谷部で、稲本にはポジションは約束されていません。しかし、東アジア選手権で遠藤と組んだ稲本は、代表に新たなオプションを用意する活躍でした。
以前と比べると一言で言えば「0.5列下げた」位置で、両SBが上がったときに急造最終ラインができるようになっていました。それでいて、以前売り物にしていたパスセンスやオーバーラップの感覚は健在です。中盤に技術型のパサーを置きたがる岡田監督の起用法ともマッチします。
まずは内転筋の治療からですが、日本代表が消化試合として戦った最終予選のカタール戦、豪州戦とも、ボランチが機能せず、「こんなときに稲本でもいてくれれば」と一番最初に名前が浮かんだほどです。
イングランド、トルコ、ドイツ、フランスでプレーした稲本ですが、最後に所属したフランスのレンヌでは出番を失っており、無念の撤退ではありますが、サッカー選手には常時出場できる環境は大事です。
今の川崎Fのサッカーは稲本をアンカーに置いており、最終ラインからボールを引き出す役割も担っています。相手が強豪ばかりのW杯本大会では、ここにプレッシャーが掛かる可能性は高いですが、長い経験を持つ稲本なら、うまくさばいてくれるでしょう。