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初ゴール(4/26京都対浦和)

2008-04-26 22:42:44 | 浦和レッズ
今日の試合、スコアだけ見れば4-0と圧勝に見えますが、実際は苦しんだ試合でした。特に前半の内容はひどく、京都にボールを支配されセカンドボールも拾われ、カウンターで散発的にチャンスを作れる程度と、かなり内容は悪かったです。京都はシジクレイら守備の3選手が出場停止でしたが、攻撃の選手はそれなりにいましたから、危ないシュートも何本か浴びました。

その流れが変わったのは、後半の京都FW、田原の退場です。田原は最近絶好調で、自ら点を取るだけでなく、ポストプレーで攻撃に厚みを加える存在です。そんな田原が、阿部勇樹のファウル気味のプレーに切れて、足を引っ掛けて倒し「報復行為」で一発退場になりました。

これで、京都は前線に拠点を作れなくなりました。京都の攻めがつながらなくなり、浦和ボランチにもプレッシャーがかからなくなりました。正直、早い時間で細貝がイエローをもらっていたので、細貝の退場を恐れていたのですが、相手の自滅でその心配はなくなりました。

それからは浦和祭りでした。高原の初ゴールは、永井からのちょっと無理そうなパスに足を伸ばして追いつき、本来の持ち味であるシュート技術の高さを見せての豪快なミドルでした。もともと、こういうシュートを打てる能力はあるのです。ボールをどしどし供給して、思い切って打たせてやれば、持ち味は出る選手なのです。

また、闘莉王の2ゴールも、試合の流れを作りました。守備に穴をあけるリスクを承知でボランチで起用しているということは、闘莉王には少なくとも得点に絡む活躍が期待されているということです。それが2ゴールですから、期待以上です。いつもこうとはいかないでしょうが、攻撃陣が不振のときに闘莉王の頭に助けてもらう試合はあると思います。

確かに嬉しい勝利でした。しかし、それでも高原とエジミウソンの同時起用がいいことだとはまだ私も思っていません。二人が見事なコンビプレーをたくさん見せてくれれば確信しますが、まだまだ後ろの永井とはいい関係を築けても、高原とエジミウソンは合っていない感覚は抜けません。

このシステムが続く限り、永井と細貝には相当の負担が掛かってしまいます。その負担を軽くするためにも、エジミウソンか高原には、トップ下でキープするか、サイドでボールを引き出せる動きが欲しいところです。
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