Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

知将関塚監督に捧ぐ

2008-04-25 20:49:10 | 他チーム
たとえ、ライバルチーム(川崎F)の監督とはいえ、心臓の不整脈でシーズン途中でチームを去る無念さは、浦和サポの私も感じます。特に、関塚監督は前年度J2の3位という状態から指揮を執りはじめ、ACL決勝トーナメント進出やナビスコ杯準優勝など、J1でも有数の強豪に育て上げた自負もあるでしょう。

何とか形になる結果を手にするまで、あと一歩だった状態で、チームを去るのは相当の心残りのはずです。関塚監督の早期の回復と、いつかどこかのチームで再び指揮を執ることを願っています。

私のブログでは相手チームの監督がネタになることは少ないのですが、関塚監督のチーム作りは常に一貫していました。攻守の切り替えを早くして、相手が守備の態勢に入る前にジュニーニョをトップスピードに乗せるのがコンセプトでした。ただ、ジュニーニョだけが頼りという訳ではなく、我那覇も日本代表に、鄭大世も北朝鮮代表に呼ばれるほどのレベルに引き上げました。

基本は同じメンバーをJ2時代から使っていましたが、マイナーチェンジは怠らず、常に良い状態を維持しました。浦和サイドから見た川崎F対策は、トップ下に動ける選手を起用して中村憲剛にプレッシャーを掛けるものでした。ジュニーニョに坪井、マギヌンに鈴木啓太、中村憲剛に山田をマークさせて相手の長所を消す、慎重策がベストの相手でした。

しかし、川崎Fもなかなかの好チームで、山田が攻撃参加して一瞬中村憲剛が空く隙を決して見逃してくれませんでした。マンツーマンをつけた割には中村憲剛には活躍された印象があります。結局、その試合は引き分けでしたが、川崎F強しの印象が強く残っています。

ただ、最近はフッキ騒動やチームの不振で、関塚監督には相当の負荷が掛かっていたはずです。どんな名将も、監督人生のどこかには空白を置いていますから、それが今だと思って、とりあえず休んでもらいたいものです。
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京都戦プレビュー

2008-04-25 20:44:05 | 浦和レッズ
浦和は明日、アウェーの西京極で京都と対戦します。京都とは、ナビスコ杯で2度も対戦しているので、サポーター的には、「また京都かよ」という思いもあるでしょう。しかし、これまでの2試合は両方引き分けでしたが、今回は勝つチャンスです。

京都は前節の新潟戦で、今季未勝利の相手に敗れたばかりではなく、3人も退場者を出しています。出場停止になるのは、シジクレイ、アタリバ、増島です。特に、守備の中心選手のシジクレイの欠場は相当京都に不利に働くでしょう。また、攻撃陣もパウリーニョが負傷でブラジルに帰国しています。

明日の京都は全員日本人というメンバーで戦わざるを得ません。しかし、日本人にいい選手がいない訳ではありません。絶好調の田原には、ナビスコ杯の浦和戦で、阿部勇樹がライン上で辛くもクリアした危ないシュートを打たれています。また、林、柳沢と日本人FWにもいい選手がいます。

ただ、浦和の攻撃陣が本来の力を発揮できれば、シジクレイのいない京都の守備は突破できると思います。高原は靱帯損傷で欠場が濃厚ですが、今の浦和は高原とエジミウソンの同時起用が前線のバランスを崩していると思うので、決して悪い話ではありません。むしろ、スタメンから永井と梅崎がトップ下に並び、最初からドリブルで仕掛けた方が京都にとっては怖いと思います。

浦和にとっての不安は鈴木啓太の発熱による欠場です。ボランチに闘莉王を入れると、戻りが遅れるため細貝のところに相当負荷がかかりますから、内舘あたりを使って、まずは安定感からという発想が出てもいいのではと思います。
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