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マルキーニョスの動き(4/9鹿島対北京)

2008-04-10 21:03:47 | 他チーム
昨日は途中からでしたが、敵状視察も兼ねて鹿島対北京国安戦を見ました。テレビなので、浦和の選手とは違ってどうしても遠めではわかりにくいですが、マルキーニョスの動きは面白かったです。

運動量の多いFWということは知っていましたが、中盤に下がってくることも目立ちます。一回、中盤で軽くさばいてから、前線に出ていってリターンパスをもらおうという動きが多いです。おそらく、1対1で相手DFを抜くような個人技は苦手なのでしょう。ただ、それを相手の隙を突く的確な動きと、パスの精度の高さでカバーしています。

現在J1得点王なのも、この隙を突くうまさと、味方が正確にボールを供給できるからでしょう。マルキーニョスは最初にJリーグに来たのは東京Vで、それ以降多くのチームを渡り歩きましたが、鹿島は待遇面でも、もらえるパスの質でも、一番良いチームでしょう。

ただ、この試合は鹿島の弱点を見るには、あまり良い試合ではありませんでした。北京国安に退場者が出て、鹿島のオリベイラ監督はすぐさま最終ラインを3バックにして、サイドに開いているMFを中央に集めました。これでは、相手のボランチにプレッシャーが掛かりやすくなるので、闘莉王のボランチが良いかどうかを見極めるのは難しいです。

ただ、鹿島はリードすれば3バックがありうるというのは、昨年は浦和との直接対決以外の鹿島戦を見ていなかった私には発見でした。それを出させない展開にしたいところですが。

ただ、この北京国安戦では、今までとは違う鹿島の弱点も見えました。それはDFラインの裏のパスへの対応です。確かに、鹿島のCBは高さの岩政とカバーリングの大岩のコンビで、スピードに強いタイプはいません。浦和だと、エジミウソンを走らせたら面白いなと思えました。

この裏へのパスで、PKを一つ、GKとの1対1を一つ献上しているのですから、走れば何か起こると信じて浦和の前線の選手は走りたいところです。昨日の北京国安戦は鹿島にとっては良くない試合でした。それをもう一度出させるような、浦和の策が望まれます。
コメント
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