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Kobby loves 埼玉&レッズ

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首位らしからぬ野球(8/11西武対楽天)

2006-08-12 09:31:14 | 他スポーツ
今日から夏休みなので、西武ドームまで野球観戦に行ってきました。西武の相手は楽天で、昨年のチーム創設以来初めて見ました。あまのじゃくの私は、楽天が最下位に低迷している理由が一つでもわかればと思っていました。

西武の先発、グラマンは変化球でかわすタイプで、楽天の先発一場は速球派です。今では一場は楽天ではエース格に成長したため、楽天にとっては勝ちたい試合です。しかし、序盤をリードしたのは西武でした。和田のホームランで先制し、一時同点にされたものの、5回にカブレラの投手強襲安打と和田のライトフェンスに当たる2塁打で、5-1とリードを広げ、一場をマウンドから降ろしました。

一場は速球はさすがという切れを持っていましたが、変化球が甘く入ったところを狙い打たれました。しかし、本来なら西武の勝ちパターンのはずの展開なのに、西武ファンの立場でもすっきりしませんでした。理由は楽天にヒットを多く打たれていたことと、走塁ミスが2度あったことです。楽天も守備に細かいミスはありましたが、西武の内容も悪かったので、この試合だけで楽天が最下位に低迷している理由はわからない内容でした。

そんな不安は、グラマンが崩れるという形で表に出てしまいました。もともと、5回で5安打を浴びていたグラマンは、6回に3連打と押し出し四球で、満塁のランナーを残し降板しました。一応勝ち投手の権利は残しての降板ですが、どんなチームでも先発投手が6回で降りてしまうと、後の中継ぎが苦しくなります。西武も中継ぎ専門の山岸を、6回、7回の2イニングを投げさせざるを得ませんでした。

結果的には、山岸が7回にフェルナンデスに同点3ランを浴びたのが敗因になるのですが、山岸はもともとくせ球の投手で、長いイニングを投げることは想定していない投手です。この試合の間接的な敗因は、6回で満塁の走者を残して降りた、グラマンにあると言ってもいいでしょう。

また、決勝点を二つのエラーで献上したところも、西武らしからぬところです。一試合一失策以下がプロ野球の平均ですから、この日の3失策は、高校球児以下と言われても反論できないところです。この日は西武の方が、楽天より下の野球をやってしまったと思います。サッカーと違って、格下が会心の野球をやれば、プロ野球のレベル(上下の差が小さい)なら勝てます。プロ野球は一年間の積み重ねのスポーツなのです。
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