こばとの独り言

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「恋はそっと咲く花のように」 あらすじ・感想その4 琴石伊織編

2018年07月05日 00時00分00秒 | 美少女ゲーム

4人目は琴石伊織でした(*'▽')

琴石伊織 キャラクター紹介
紫翠館学園に転校してきた女の子。学年は怜と同じ3年生で同じクラスに編入された。一見大人しそうに見えるが、フランクな口調で話したりして明るい性格をしている。茶目っ気があって悪戯好きなところもある。
少し身体が弱くすぐに体調を崩すが、最近では“深窓の令嬢っぽく見える”とポジティブに考えている(実際にお嬢様なのだが)。「やりたいことリスト」をノートに書き込んでおり、自分のやりたいこと全てを達成するのが目標である。料理はそこそこ出来るが、どちらかというとお菓子作りの方が得意。
空気を読むのが苦手なため、物事ははっきりと口にするタイプで、相手からもちゃんと言ってもらいたいと思っている。
「まっじで!」が口癖。

琴石伊織編 あらすじ
伊織がデートに来なかったのは体調がかなり悪いからではないかと心配していた怜ですが、伊織は貧血を起こしやすい体質で、少し休めば落ち着くからあまり深刻に捉えなくても平気だと返されます。そして、伊織から昨日のデートのやり直しをしたいと言われたため、怜は快くOKし、次の祝日にデートする約束をしたのでした。
そして迎えたデートの日。2人は考えていたプラン通りに公園に移動します。そこで、伊織は自分の家族について語ります。両親が優しいこと、伊織にはやりたいことをさせてあげたいと言ってくれていること、そんな両親に感謝していること、恩返しというほどでもないけど、勉強もそれ以外の「やりたいこと」も頑張りたいこと、そんな輝いている自分を両親に見せてあげたいことなどを話します。その後、ショッピングなどを楽しみ、そろそろデートも終わろうというとき、怜は伊織にどうしても見せたいものがあったため、そこへ連れていきます。そこはフェリーチェの近くにある小高い丘の上でした。
“伊織を喜ばせたい、笑顔が見たい”そんな想いで怜は伊織を街が一望できる丘の上に連れてきましたが、その光景を目にした伊織は感動し、怜に自分の気持ちを伝えます。私、琴石伊織は、皇木怜くんのことが好きです、私の恋人になってくださいと。伊織は初めて会ったときからずっと怜のことが好きでした。私の初恋、叶えてください・・・そんな伊織の告白を受けた怜は、迷うことなく、俺も伊織が好きだと返事をします。こうして2人は恋人同士になりましたが、この日はこれだけでは終わりませんでした。夜に珍しく訪問者がやってきて、母親の由乃が出ると、由乃はその人をリビングまで連れてきます。その訪問者とは伊織のことでした。伊織はいきなりここに住まわせてほしいと頭を下げてきたため怜も由乃も驚きます。伊織は怜と交際を始めたことを両親に話し、怜とずっと一緒にいたいという気持ちを抑えきれず、両親を説得してきたのです。由乃は昔の自分もそうだったと言い、両親の許可が出ているなら反対する理由もないと言ってOKします。こうして、2人は付き合い始めてすぐに同棲することになったのでした。
付き合い始め、友人たちにも付き合っていることを報告した2人。お店の手伝いもするようになった(とはいっても料理を運ぶのはダメでしたが)伊織は、怜とずっと一緒にいられる今が“生きている”という実感を得ていました。そんなある日のこと、伊織に小さな異変が起こります。朝から体調が悪く、朝食をあまり食べなかったのです。伊織は学園に行くと言ったものの、体調不良と分かっていかせるわけにはいかなかったため、由乃たちは説得して伊織を休ませます。1日休んだおかげか体調も戻りますが、お店の手伝いはできず、なずなも伊織の看病をすることになっていたため、蓉子が急遽ヘルプで呼ばれます。蓉子がウェイトレスとして働いている姿をリビングから見ていた伊織は、もっとみんなの力になりたいと思い、閉店した後に蓉子に弟子入りを志願し、蓉子も快く引き受けたため、2人は師弟関係になったのでしした。
翌日の放課後、怜の祖父が伊織のことを聞いて挨拶したいと家までやってきます。伊織が祖父に挨拶をすると、祖父は伊織の父親と仕事上で面識があったらしく、伊織のことを歓迎します。祖父との話で墓参りという言葉が出たため、伊織が聞くと、月命日は家族で父親の墓参りをしていると教えてくれます。いつもは家族だけでしたが、伊織も父親に挨拶したいと言ったため、次の月命日は伊織も一緒に行くことになりました。伊織との挨拶を済ませた後、祖父は帰ることにしますが、怜と祖父のぎこちない関係を見た伊織は、祖父に怜は照れ隠ししてて素直になれないだけだと教えると、祖父は伊織のことを良い子だなと言って礼をして帰って行ったのでした。
蓉子の特訓を受けた伊織はだんだん料理の持ち運びができるようになっていましたが、特訓に店の手伝いにと頑張りすぎていたせいか、病院での定期健診で疲れが溜まっていると言われ、しばらく店の手伝いは休むことになりました。父親の月命日に皆で行き、初体験も済ませた後、伊織は数日の間、実家に帰ることになりました。既に伊織がそばにいることが当たり前になっていた怜は、伊織の存在がどれだけ大きくなっていたかを実感。由乃から、これから伊織とどうしたいかを聞かれ、自分の中にあるものを少しずつ話します。店をいつかは継いで、お客さんを笑顔にできるような料理人に、父さんみたいな人になりたと今までは漠然と思っていた、伊織とは一緒にいたいし、これからもきっとそれは変わらない。このお店でずっと笑顔を見続けたいと思う・・・そう話すと、ちょうど伊織から電話がかかってきたため、怜は慌てて外に出て電話に出ます。他愛のない話をして、また少しすれば伊織が戻ってくる・・・怜はそう思っていました。
それから伊織は体調を崩し、学校にも来なくなっていました。電話にも出なかったため、伊織とはメールでやり取りをしてはいましたが、その返事も次第に少なくなっていきました。伊織のことを心配する日々。勉強も手につかなかった怜は、夜中に伊織から電話がかかってきて、久しぶりにその声を聞きます。伊織は体調は良くなっていると話し、今度の週末にデートしてほしいとお願いしてきます。楽しみな予定があれば、それを目標に頑張れるからと。怜はその言葉に胸騒ぎを覚えますが、それでも伊織の力になれるならと週末のデートをOKします。しかし、伊織の身体はもう動くことが出来ない状態にまで悪化していたのでした。
そして、迎えた週末の休日。怜は伊織が来るのを家で待っていましたが、時間になっても来なかったため、電話しようとすると、家の外に車が止まったため、きっと伊織が来たのだろうと思い、出迎えるために外に出ます。しかし、そこにいたのは伊織ではなく、伊織の父親でした。伊織の父親は怜に説明は後でするから車に乗りなさいと言い、怜を病院まで連れて行きます。車の中で父親は伊織が体調を崩して入院していることを告げ、怜と出会ってからの伊織は毎日を楽しそうに過ごしていた、ありがとうと感謝の言葉を伝えます。その後、父親から聞いた伊織の容体は、怜にとって信じられないものでした。伊織がいる病室に着くと、伊織は眠っていて、そのそばには伊織の母親が寄り添っていました。伊織は昔から眩暈のような症状が出やすい身体で、病院と自宅を行ったり来たりする生活を続けていました。治すには手術が必要でしたが、失敗する可能性もあるため、今まで踏み込むことが出来ませんでした。そんな話をしていると、伊織は目を覚まし、怜がいることに気づくと、デートに行けなかったことと、自分の病気のことを黙っていたことを謝ります。怜は、分かってると応え、伊織がどこに行っても、俺は必ず迎えに行くと伝えると、伊織は安心したように眠りにつくのでした。
伊織の手術が出来ない最大の理由は血液でした。伊織は普通の人とは違う、少し特殊な血液型のため、万が一のとき、血液が足りなくなる可能性があるのです。怜はそのことを伊織の母親に聞いたものの、自分に出来ることは伊織を励ますことだと思い、皆のお見舞いメッセージを動画で撮影して、それを伊織に見せていました。そんなある日のこと。伊織の事情を聞いた祖父が店までやってきて、動画撮影している怜に対し、伊織さんの問題そのものに対し、お前は何が出来るんだ?と聞かれ、言葉を詰まらせてしまいます。翌日、怜は伊織のお見舞いに行きますが、伊織がかなり弱弱しくなっているのを実感したため、この日はすぐには帰らず、伊織が寝ているときもそばにいることにします。怜は伊織が病室にまで持ち込んでいた“やりたいことノート”を見させてもらいますが、最初のうちは色々なことが書かれて、次第に“怜と何がしたいか”というものに変わっていっていました。しかし、最近のになると文字が弱々しくなっていき、歪んでいました。そして、最後のページにはよれた文字でこう書いてありました。「カミサマ、この恋を叶えてください」と。そこまで読んで、怜は伊織がいつも別れ際に「また明日」と言っていたことを思い出し、彼女がどれほど“今日と同じ明日”を望んでいたかに気づきます。そして、それに気づいた怜は、ただ伊織を励ますだけではなく、どうすれば伊織を助けられるかを考えるようになったのでした。
しかし、怜の行動は少し遅すぎて、事態はそれを待ってはくれませんでした。翌日、伊織の容態が急変したのです。血液が不足したまま手術しなければならない・・・そう担当の医者から聞いた怜は、自分に今できることはないか考え、あることを思いつき、学園で授業を受けている美里に電話をします。伊織が緊急手術を受けること、しかし、そのために必要な血液が不足していること、そして、皆に献血を呼び掛けてほしいこと。美里はそのお願いを聞き、教師の許可をもらって校内だけじゃなく近隣の住民にも聞こえるよう、献血の呼びかけを行います。一方、怜は芸能人である沙希にも協力をお願いし、沙希はラジオやSNSで献血の協力のお願いを拡散させます。聖蘭女学園でもなずなと蓉子が献血を呼び掛けていました。そして、怜は1番苦手だった祖父の家にも行き協力してほしいと土下座までしてお願いします。祖父は男が土下座なんてするんじゃないと言うだけで返事はしてくれませんでしたが、話は聞いてくれ、今はそばにいなくてはいけない人がいるのだろうと言います。怜は祖父に頭をもう一度下げ、病院へと戻ると、呼びかけに応じた人たちが次々とやってきて、不足していた血液もどうにか必要分が集まり、数時間後、伊織の手術は成功するのでした。
手術には成功したものの、日常生活に戻るにはリハビリが必要だった伊織は、そのまま入院を続けることになりました。そして、数ヶ月後、リハビリを経て退院し、学園にも通えるようになった伊織は、再び皇木家に戻ってきて、怜との同棲生活を始めます。そして、数日経ったある日の事、祖父が伊織に挨拶にやってきますが、怜のことを外へ呼び出し、少し話をします。祖父は伊織の手術の際、水面下で動いてくれていたらしく、動いてくれた理由が怜が土下座までお願いしたためでした。それだけじゃなく、怜の父親が亡くなったときに何も出来なかったことを後悔していたからでもありました。祖父は、由乃の夫に似ている怜を見ると、その時の何も出来なかった自分を思い出してしまうため、怜とはうまく話をすることが出来なかったのです。祖父が陰で色々と動いていたことと、本心を聞いた怜は、お礼の言葉を伝えますが、気持ちの整理が追い付かなかった怜の口から出た言葉は、謝罪なのか感謝なのかよく分からないものでした。それでも祖父は怜の言葉を受け止め、そして、伊織さんや母親やなずなを大切にしろよと怜に伝え、今度会ったときはお茶でもしようと笑って帰っていきました。こうして、2人の間にあったわだかまりも解けたのでした。
伊織が戻ってきて、怜はある決意を固めていました。ある日、覚悟を決めた怜は、伊織の部屋に行き、彼女に結婚してほしいとプロポーズします。伊織もそれを喜んで受け、その後は、トントン拍子に進み、両家からも認められたため、2人は正式に婚約者となりました。伊織にとって初めての旅行にも行ったりと2人の仲もますます深くなっていきました。そして、伊織は怜の妻になる身として自分に何かできるか考え、フェリーチェに必要な資格を色々と取るために進学する道を希望します。それから数ヶ月後、2人は学園を卒業すると同時に籍を入れ、晴れて夫婦となりました。また月日が流れ、前回行ったときと同じ場所へ旅行に行った2人ですが、怜はここであるサプライズを用意してました。それは、2人だけの結婚式。伊織はそのサプライズに驚いたものの、とても喜びます。そして、2人は神父の前で永遠の愛を誓うのでした。

琴石伊織編 感想
重い。ensembleにしてはものすごく重い話でしたね。序盤すぐに恋人同士になって比較的イチャラブも見られたんですけど、後半はむっちゃ重い話になっていました。まぁだからこその序盤だったのかもしれないし、たぶんそういう話にはなるんだろうなぁとは思ってましたけど・・・ストーリーとしては良いのかもしれないけど、これがensembleが新しく目指すモノだとしたらイヤだなって思いましたねぇ~。上品で比較的明るめなストーリー、それが好きだったからねぇ。まぁでも、重い話が終わった後は、比較的長めにイチャラブというか、日常生活が見られただけ良いかな~。結婚式もきちんと見られましたしね。フォローがあったぶんはマシでした。
それから、伊織ちゃんの容態が急変したところ~手術するまでの話、感動的なお話に水を差すようなんだけど、主人公が方々に呼び掛けるだけでそんなにすぐに血液が集まるのなら、幼い頃から伊織ちゃんと一緒にいた両親は少しずつでもそういう努力をすべきだったのではないかなって思うのね。もちろん、失敗することがあるという恐れはあるだろうけど、手術する土台すら用意できてないって・・・それじゃ伊織ちゃんが手術を決意したくとも出来ないよね。血液が足りてないって前から分かってたんだから、親としてやるべきことくらいは分かるよね。ある程度お金持ちだったみたいだし、伝手を頼れば出来ないわけじゃないよね。だから、何故今更そんなことで悩んでるんだろう、親の怠慢のせいで伊織ちゃんが命の危機になったんだなぁって思って感動できんかったw
シナリオがそんなだからか、Hシーンは少な目で3回。本番Hは4回あります。何度かHシーンにすべきところを引き延ばしされてたので、本当はもっと回数多めにできたんじゃないかなぁ~って思わなくもない。あと主人公がHすることに対してヘタレ気味なのは何とかならんのか。まぁそういう部分は気になったものの、本番Hは全ておっぱい見せてくれてたので満足です。ensembleの良いところはそこなんですよねw Hシーンできちんとおっぱいを見せる。基本的な部分だけど、意外と少なかったりするんですよ。せっかくの巨乳なのにおっぱい見せないのが割と多いから。だから、ensembleさんにはこの方向性はそのままでいてほしいですね。やっぱり、巨乳っ子はおっぱい見せなきゃダメですよ!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!
とりあえず、生死に関わるような重い話は止めてw

「恋はそっと咲く花のように」のあらすじ・感想はこちら↓
早見里美編】【藤堂なずな編】【宮音沙希編】【琴石伊織編西園寺蓉子編来未さなえ編

「恋はそっと咲く花のように」の公式サイトはこちらから↓

くすはらゆいさんの声で病弱だと「12の月のイヴ」の由紀ちゃんを思い出しますね(´ー`)


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2 コメント

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明るくて活発な病弱ヒロイン (Luck4)
2018-07-16 15:11:37
矛盾するようでいて意外と合うのが不思議な真理。
「お前のような病人がいるか!」とか言う人には
「そんなこと言う人嫌いです!」と答えましょう(爆)

>ensembleにしてはものすごく重い話でしたね。
体験版(もっというと出会い)から十二分に伏線があって
予想できていましたがやはり重かったですね。
普段明るい伊織が弱々しい感じになると特に。

>重い話が終わった後は、比較的長めにイチャラブと
>いうか、日常生活が見られただけ良いかな~。
>結婚式もきちんと見られましたしね。
病後の回復もあった関係上、ちょっと駆け足っぽく
なったのが勿体無かったですけどね。
あと伊織も出産まで描いても良かったかも?

>親の怠慢のせいで伊織ちゃんが命の危機に
>なったんだなぁって思って感動できんかったw
「おとっつぁん、それは言わない約束でしょ」(爆)
血液って確かそんなに保存が効かないですし、
運を含めたタイミング的なものも併せての演出かなと。
爺さんの助力とか沙希のSNS発信みたいな効果は
社長とは言えなかなか難しいではないかと。

(余談)
”マスターヨーコ”と聞いて、ラ○トセーバーを自在に
操る蓉子さんを思い浮かべたのは思い浮かべたのは
私だけではないはずだ!(爆)
返信する
小石川琴音という病弱設定が途中から消え去ったヒロインもいますねw (こばと)
2018-07-16 21:59:57
起きないから、奇跡っていうんですよ(爆)

>体験版(もっというと出会い)から十二分に伏線があって予想できていましたがやはり重かったですね。
さなえ編と比べたら伏線があっただけマシですが、こういうシナリオは、どうしてもAIRを思い出してしまうので、あんまり見たくないんですよね・・・。


>病後の回復もあった関係上、ちょっと駆け足っぽくなったのが勿体無かったですけどね。
>あと伊織も出産まで描いても良かったかも?
今回、エンディング~エピローグがあっさりしているのがもったいないですよね。結婚とかまで描くつもりなら、そっちはFDで見せてくれればいいのにって思いました。
伊織ちゃんの出産はFDですかねw


>爺さんの助力とか沙希のSNS発信みたいな効果は社長とは言えなかなか難しいではないかと。
伊織ちゃんの父親は社長さんなので、普段から人付き合いは多いはず。爺さんとも面識はあったわけで、SNSだけに限らず方法はあったはず。そういう“努力”をしないのはいかがなものかなっていう疑問ですね。もしくは、出来なかった、血液が集まらなかった理由を付け加えるべきでしたね。

>私だけではないはずだ!(爆)
そこまで思い至りませんでした(爆)
返信する

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