神さまに見捨てられ、子供が産まれなくなり、死者が当たり前のように生活している世界を描くライトノベル「神さまのいない日曜日」のドラマCDが出ました!ぃぇ、実際に発売されたのは年末ですが、ようやく聴きました(爆)
昨年デビューしたばかりの作家さんですが、この作品は第21回ファンタジア大賞の大賞受賞作で、試しに読んでみたら私の好きな世界観だったせいもあってか、見事にハマってしまいました。
昨年5月には目出度くシリーズとして第2巻が出て、10月には第3巻発売とコミカライズのスタート、そして12月にこのドラマCDが発売されました。来月には最新の第4巻の発売が予定されています。
漫画版は原作との絵のギャップがあるので読む気はありませんけど、原作の茨乃さんの絵は大好きです!このドラマCDを買った目的の1つは茨乃さんの描き下ろしイラストですし。
「神さまのいない日曜日」は、基本的に死人が多く出て、テーマも少し重いため、作品全体も重苦しい雰囲気になりがちに思われますが、主人公のアイちゃんの持ち前の明るさと天然ぶりのおかげであまり暗くなることもなく楽しく読めます。
でも、アイちゃんはただ天然なだけでなく、強かな一面があるので、周囲の人をアッと驚かせることも多く、読んでいる人も予想が付かない行動をしてくれるので、毎回何をしてくれるのか楽しみになります。
・・・まぁ言うなれば、アイちゃんはオレの娘(爆)
で、このドラマCDは原作第1巻の内容そのままであり、原作を読みながら聴くとより一層楽しめますね。
ラストのハンプニーハンバートとのお別れは原作でも泣けましたが、声が付くともっと泣けます(;´д⊂)
声に付いては比較的イメージ通りだったのではないかと思います。そんなに外れたキャラはいません。もっとも、1巻の内容はそれほどキャラも出てきませんけど。
アイちゃん役の豊崎愛生さんは、こういう子供役はうってつけですが、どうしても「けいおん!」の平沢唯のイメージが付きまといますね(笑)
個人的に1番良かったのは、スカー役の能登麻美子さんですね。私の中では「乃木坂春香の秘密」の乃木坂春香のイメージが強いのですが、スカーのような大人な女性もまた良いです。
ライトノベルのコミカライズ&ドラマCD化という流れは結構な確率でアニメ化されるんじゃないかなぁと少し期待しています。
アイちゃんが動くところを早く見たいものです!