六月十七日の公園

「アクセルお兄ちゃん、こんにちは！」
「あ、ランちゃん、久し振りだね！」



「テリー親分、こんにちは！今日も見張りですか？」
「よう、ランちゃん。俺様の辞書に休みと言う言葉はないのさ」



「なんたってテリー親分はこの公園の古株だから」と、コットン君。
テリー君、１２歳。　もっと年上の仔も大勢いるけれど、毎日来るわんこの中では一番の古手。
小柄ながらも、にらみを利かせ、みんなを見張っている。



「ランちゃんのママ、こんにちは！」と、伸び上って挨拶するぷりんちゃん。



ランちゃんはホントに女の子らしいお顔だね。
薄いピンクのリードもよく似合ってるし。。。



「つんつくつん。。。」
「クフフ。。。コットン兄ちゃん、くすぐったいよう」



おやつを持っている人の方へ自然と目が行くわんこ達。



「あ、今度はあっちだ！」



「ごちそーしゃまでちゅ」と、アンジュちゃん。



「わっ、しゅごいひとが来まちた！」と、ランちゃん。
はっちゃけ娘のプリンちゃん登場。。



「ランママさん、ごちそーさまでつ！」



「次はテリー父さんの所にいきまつ！」



「で、次はアンジ父さんでつ！」
よくわかってるね、プリンちゃん。



「キミはホントに元気がいいね」と、コットン兄さん。



こういう場面には後ろ向きのこのひと、ノイちゃん。



チビクロジロウが走ってくると、テリー親分、全速力でジロウ父さんのもとへ。
ちゃんとジロウ父さんがおやつを持っているのを知っている。
で、ジロウ君はテリー父さんからおやつを貰っている。



大人し組のふたり、ノイちゃんとぷりんちゃん。
スケバン空ちゃんも、大人しい仔には歯をむき出したりしない。



今日は大勢集まったね。




公園に来れば、わんこ達だけでなく人間もリフレッシュできる。
犬の力に緑の力が加わって、リフレッシュ度倍増。



丘の上では、黒ラブのハンナちゃんが、ランちゃんに遊びを仕掛けている。



さすがに大きいわんこは立ち上がると迫力あるねえ。。。



ベッカム兄さんが大好きなアクセル君、側を離れようとしない。



皆と別れた後、あんちゃんに会いました。
人見知り、犬見知りしないアンちゃん、可愛いなあ。。。



コバちゃん、明日はトリミングだよ。
「ピコちゃん、代わりに行ってよ」
「ボクハ、ケガナイカラムリ。。。」