ナサラ農法開発者の翡翠先生のブログ

農業が注目される今、本物の農業が必要です。安心安全で環境に優しい農業を推進します。美味しい・栄養価の高いものへと・・

沖縄-5

2009-04-16 20:33:05 | Weblog
ナサラの圃場のところに放置してある畑に沢山の蝶、蜂が飛び交っていました。
最近なかなか見れない光景でした。
世間では、ネオニコチノイド問題で騒がれている中、元気でいて欲しいですね。

沖縄2日目午後からは、曇り空になり涼しくなりました。
読谷村の圃場では、さつま芋、山芋、玉蜀黍、苦瓜、パパイア栽培をしていました。
さつま芋は、1反当り600kgほどの収穫しか出来ないようです。炭素、カルシウムが不足していました。微量のイオウもあった方が良いようにみえましたね。
まだまだ土は固く、ミミズの姿も確認できませんでした。・・微生物がいない証拠ですね。
これから、ナサラ農法で、土壌造りを行っていけば大きく変わりますね。

一つ気になった圃場がありました。その圃場は、建設廃材を大量に漉き込んでいました。1反当り54m3程入れたようです。良く見るとベニヤ等が大量に入っています。ベニヤに使用される接着剤に砒素が含まれているために全国の産廃業者のところから砒素が流出しているのもそのせいです。このようなことを至る所で行っていることに非常に問題を感じました。沖縄中の地下水に砒素が流れ込むのは時間の問題でしょうね。

早くこのようなことは止めさせなければなりませんね・・




沖縄-4

2009-04-16 14:19:53 | Weblog
腐蝕造りの実施講習会と苗の作り方、定植の仕方の講習を行いました。
休憩時に、ミネラル、酵素を5回散布したパパイアを皆さんで食べてみました。とてもパパイアと思えないほどの甘みでしたので、皆さん感動して食べていました。

その後、紅芋の定植を行い、芋の収穫量を増やす仕方など話しました。

沖縄ー3

2009-04-16 08:15:13 | Weblog
圃場研修後、17:30から講演をスタート
今井田先生の環境と健康の講演をし、その後自然の循環、農業講演をしました。
パンデミック、環状八号線に出来る環八雲のpH2.8の強酸性雨、有機農法による糞尿が齎す硝酸態窒素、自然界の水の循環、どのようにすれば還元力のある野菜が出来上がるか?等の内容でした。
講演終了後、食事をしホテルに戻ると23:00を廻っていました。
来て頂いた方達に、喜んで頂けたように思います。

今現状の農業における問題点や生活から出てくる様々な問題点が、やっと注目されるようになりました。環境問題を話すようになって24年が経ち、水の講演をするようになってから、15年経ってしまいました。当時、水の研究開発をしていた時、マイナスイオン、ナノの話をしていましたが、誰もそんなの信じられないという方ばかりでした。しかし最近では当たり前のように知られています。
遠赤外線の波長、テラヘルツ波の話も6年前は、なんだそれ?
最近パソコンでテラが出てくるようになり、少し馴染みがあるようで有り難いです。

様々な問題も自然は、守るために植物や微生物により解決しようとしています。
そこに必要な酸素、水素、炭素、窒素と微量のミネラルです。
これから特に注目するものは、4代元素から始まり、順に多いものからでしょうね。
珪素、カルシウム、鉄、アルミニウム、ナトリウム、マグネシウムなどです。
さて、そろそろ農業指導に出発します。


沖縄-2

2009-04-15 23:41:11 | Weblog
昼から圃場に行き、農業指導でした。外は暑いくらいの日射しの中、耕作している物についてお話をしました。
この圃場は、はじめてから半年ほど経過しました。初めは、なかなか起こすのも大変で20cmが掘れないようなものでした。今では、60cmほど簡単に掘れる程になりました。開始時は、土の色も白っぽい感じで粘土土でしたが、随分黒くなっていました。黒くなってきたことは、微生物が活性しているという証拠です。
微生物が活性すると1反(1000m2)当り、630kg~700kgの微生物が出来上がります。すると窒素もリンも入れなくていいほど微生物が作り上げます。
自然界では、山に1000年以上育っている樹木も窒素・リン・カリウムを与えなくても元気に育っています。誰かが山に登り撒きに行っている訳ではありません。
自然に作り上げるから撒かなくても育つのです。

そして、シモン芋を掘ってみました。その際にミミズがどんどん出てきました。一つのシモン芋を掘るのに、ミミズが13匹いました。やはり微生物が沢山いることになりますよね。初めは、見ることが出来なかったのにね。
実際作っている方たちは、「本当に土が軟らかくなり、掘るのが楽になりました。出来上がった野菜は、とにかく美味しいです。」と言ってました。
嬉しいことですね。

写真は、圃場で掘り上げてみたシモン芋です。




沖縄到着

2009-04-15 12:12:37 | Weblog
やはり、沖縄は暖かい・・と言うより、暑いかな?

島バナナを食べました。
皮を剥き、中が黄色く如何にも甘く感じさせる姿でした。
やはり甘い、旨い 良い出来です。

果実は、大体の物が糖度が高い物程、黄色くなります。皆さんも注意して観察して下さい。買い物する際にどちらにしようかな?と迷った時に役に立つかな?

これから昼食して、農園指導、その後講演です。

さあ、頑張っていこうか~!

沖縄へ

2009-04-15 07:48:48 | Weblog
今朝まで、雨が降り続けようやく太陽が顔を見せてくれました。
昨日は、寝る暇無く兵庫に移動でしたが、帰ってから準備をして2時に就寝、4時に起床4時40分出発して、只今、中部国際空港にいます。
さすがに2時間の睡眠のお蔭で、体は軽く楽チン楽チン絶好調です。
昨日は、雨の中の作業で少し疲れぎみだったので、随分楽になりました。やはり睡眠は、大事ですよね。
皆さんも睡眠はちゃんと取って下さいね。
2時間取るだけで随分変わりますよね。
改めて、実感したように思います。

先生の分まで頑張らないとね。

大変悲しい出来事です。

2009-04-14 20:00:18 | Weblog
今朝、早々に電話がなり、兵庫県加東市にいるところでした。
内容は、「大石先生が亡くなられた。」との連絡でした。

私の師匠である先生です。大石は、黒澤義雄先生の1番弟子で当時、東京大学医学部在学中に黒澤先生の下で研究を手伝い、その後北里研究所で研究をし、独自で様々な研究開発をしてきました。

黒澤義雄先生は、明治43年東京都で生まれ、医学博士農学博士。青島満州医学大学、南京医学校卒業。麻薬中毒の研究で北京医科大学博士号取得、糸状菌の研究で東京大学博士号取得。満州医療研究所、中国医療経済研究所等を経て、昭和24年有用植物研究所を設立。国立北京中医薬大学客員教授、同校日本分校設立委員会代表、兼学長。90歳にして現在有用植物研究所において健康食品の開発等、広範囲な分野で活躍中。特にキノコのガン予防効果に関して深く研究に携わり、成人病予防効果の高いキノコ食品『香茄液』を開発した。キノコ自然免疫法の権威である。著書に「ガンもふせぐキノコ健康法」がある。

まだ、秘密の裏技など誰も伝授していないいまま亡くなってしまったのです。
とても残念に思うことと子々孫々と受け継がなくてはいけないと思うものもあります。人の命とは何とはかないものなのでしょう!
人生とは、ほんの一瞬の出来事ですね。

私の開発したものも私が居なくなると全て無くなることに改めて実感致しました。やはり、私の研究したものも早く伝授していかなければなりますん。
このことを教えて下さったのでしょうか?

全国にナサラ農法の後継者創り、研究者の弟子を育てなくてはなりません。
今の資材も私がいないと出来ないものが沢山あるので、早急に対処しなければなりません。これは、深刻な事です。


大石先生には、六道輪廻することなく蓮台に乗り極楽浄土で花を咲かせて欲しいものです。最後に南無の一声を聞かせて上げたかった・・




今日は雨かな?

2009-04-14 06:18:31 | Weblog
昨日まで、夏のように暖かい陽射しにつつまれて、夜は月の陰の光が突き抜けていき、心地よい日が続いていました。
先程から天からの雫が滴り落ち、今まで乾いていた土の表面も喉がかわいていたと言わんばかりにひび割れていたところに染み込んで行きます。

この土の表面がひび割れて行くと亀の甲の模様になって行く姿を見た方は少なくないと思います。
6角形になって行きますよね。石もその様に6角形にひび割れが入っていくものも多いですね。
特に花崗岩質に見られます。
蜂の巣も綺麗な6角形で巣を作ります。

昨日、ハウス内の受粉ように蜂を手に入れて欲しいと長野の方から連絡がありました。
3年前から巣箱のカビや蜂の病気に困っているから、何かありませんかと訪ねてきた方に、ミネラルを使ってもらい、病気にも負けず元気に育っていて、あまりに元気がいいので、今ではいろいろなところから視察来る方もいるようです。

その方に頼むと全国的に蜂が足りなく、今の蜂は巣箱に戻ってこなくなり、どこかに行ってしまうようです。

これは、深刻なことですね。今までなかったことです。蜂が狂ってしまったのか?
農薬でおかしくなってしまったのか?
何にせよ我々にメッセージを伝えているように感じます。

明日は兵庫

2009-04-13 22:43:18 | Weblog
明日は、3時スタートで兵庫に向かいます。
庭園の樹木の仕事です。

明後日からは、沖縄講演・指導3日間 15、16、17日

その後、18、19日は富山です。

20日は、京都と続きます。なかなかハードですね。以前よりまだいいのかな?
2月の時は、富山で-8℃の極寒の中、翌日沖縄に着き30℃で暑いと思いきやいきなりピーマンハウスに連れていかれ収穫まで手伝い、そのハウス内は41℃という中での作業でした。その後直ぐに講演です。前日-8℃の世界にいたのにもう少し労わりが欲しかったね・・。
約50℃の差は結構辛かったですが・・

今回も沖縄は、暑いのかな?

沖縄は、ナサラの野菜の分析を琉球大学の先生がして頂けます。
岐阜では、岐阜大学の先生が分析をして頂き、3年間補助金も受けて実施します。有り難いことです。
従来の野菜とどれだけ栄養価が違うか楽しみですね。

皆さん期待していて下さいね。

コメント有難う御座いますね。

2009-04-13 21:54:47 | Weblog
Unknown (よし) さん有難う御座います。
ナサラ農法とはどんなものでしょうか? との質問ですが、ナサラ農法の目的というタイトルで、2月7日の投稿を読んで頂ければ幸いです。

ナサラ自然塾塾長さん
昨日は、有難う御座いました。
ソフトクリーム美味しかったです。
夕方までいろいろお話をさせて頂き、そして志高く生産して頂く方と思っています。

しかし、まだナサラ農法を確実に伝授した訳ではありません。昨日までの話は、5%くらいだと思って下さいね。・・塾長はまだ早いような・・?
でもその意気込みで頑張って頂けると有り難いです。
石の上にも3年ですね。
これから、一つ一つが実践と理論です。そして、私自身も完璧だとは思っていません。まだまだいろいろ研究をしながら更なる飛躍をしなくてはならないと考えています。毎日が勉強です。日々精進です。

育てている植物が今何が欲しいのか?その植物になった気持ちでいると何か見えてくるように思います。
人に対してもそうですね。この人が何を望んでいるのか?またその人の気持ちを理解するようになるといいですね。
私もよく言いすぎてしまうことが多いので気を付けないといけませんね。

八ヶ岳で研究所と塾を確実なものになるよう期待しています。
私の別荘は、順調よく行ってからでいいですよ・・冗談です。

シモン圃場

2009-04-13 17:14:24 | Weblog
今日もまた良い天気に恵まれ有難いことです。

今日は、シモン圃場の耕起畝立て、ナサラミネラル81の散布です。

通常であれば、3000倍希釈を散布しますが、毎年シモン芋を連作している圃場なので、土中のミネラル成分を吸い上げられて不足しているので、1000倍希釈を散布します。

シモン芋は5年から7年は、他の野菜も何も育たなく成る程、土中の栄養分を吸い上げてしまいます。
高麗人参は、3年と言われていますね。
それでも毎年連作しています。土中の栄養素をまた戻すから連作ができるのです。
当たり前のことですが、ほとんどの農家では、連作障害が出ています。
吸ってしまったものを戻さないから仕方ないですね。そこで、窒素、リン、カリウムを大量に撒くから余計に悪くなります。

やはり自然に戻さないとね。

長野ー7

2009-04-13 00:08:18 | Weblog
苺栽培農業家の方が自然農園塾をナサラ農法の塾を行うことになりました。
嬉しいことですね。

この方のところは、ブルーベリーも栽培していて、年々悪くなっているので、見て頂きたいとのことでした。

圃場に付き、見た光景はブルーベリーにとって可哀そうな状況でした。剪定木を腐蝕させたものを木の周りに沢山敷き、わらも敷いていました。これでは、よくなるはずがないですよね。

ブルーベリーは、ツツジ科の植物です。自然界では以前ブログでも紹介しましたが、岩山で一番最初に育つ木が松です。その松は、自分を守るために自ら葉を落とし、腐蝕させて土を造りあげていきます。そして、松葉は酸性で中性になるまで何年も年月をかけていきます。その松林の中で最初に育つのが、三つ葉ツツジ、蓮華ツツジ、ドウダンツツジなどのツツジ科ものです。薄い土の層に根を張らせて育つものですから、pHは酸性を好みますし、薄い土なので水捌けもよくなくてはいけません。そんな環境を好むものが、腐蝕させたものを大量に木の周りにおくと土の表面まで、植物は根を張るようにするため、表面を高くした分だけ根を生やさなければならないので、木は大きくなりません。これは、どんな植物にもいえることです。また、腐蝕させたものやわらを敷くとpHは中性よりややアルカリ性に傾くためいいはずがないのです。
保湿を保つためにと思ったのでしょうが、中性の好むものは良いですがブルーベリーには、いじめになりますね。

そこで、アドバイスしたことは、わら、腐蝕させたものを全て撤去して、ナサラ腐植を木の周りに1cmほど敷き、松葉かバーク(杉皮)を敷き並べるように指示しました。これで、自然に近くなるので元気になるでしょう。
後は、ミネラル、酵素を定期的に散布することで、甘くて旨みあるものになり、収量も増えるでしょうね。

松で最近・・山の松枯れは、松食い虫にやられているとあちこちでそんな現状がありますが、松林の松は、あまり枯れていないですね。松は酸性土壌で育ちます。広葉樹がまわりから、段々増えてきているところは、枯れてきていますね。落葉樹の葉は中性なので、松のまわりに枯れ葉が堆積するとpHがあがるので、松が弱り、マツノマダラカミキリにやられていきます。これが、松食い虫の原因ですね。
丈夫な木であるならば、植物ホルモンの分泌がいいので、病害虫にも強いのです。
ちゃんと自然が教えていますよね。
皆さんも自然をよく観察してみると面白いですよ。

長野-6

2009-04-12 16:18:38 | Weblog
苺ハウスを見てきました。まだ苗を植えて、あまり経過していない状態でしたが、うどん粉病がかなり出ていました。

土の表面がカラカラに乾いていました。土の表面が、あれだけ乾いてしまうと、うどん粉病が発生しますね。

水分が多いとうどん粉が発生しやすいと勘違いしている方も多いようですが、適度な水分がないと余計に発生します。
何でも適度がいいのです。
片寄ったことをすると片寄ったものになります。

全面的に苺もナサラ農法でやるようになりました。
以前、糖度18にしたので、それを越えるものにしたいですね。

このメンバーは、非常にましめな人たちなので、成功するでしょ!

とても楽しみです。

その圃場は八ヶ岳に近くいいながめのところでした。
写真は、八ヶ岳です。

長野-5

2009-04-12 12:41:11 | Weblog
昨日、準備しておいた米糠酵素を6時間エアーを送り、菌を目覚ましたものを散布しました。

よくかき混ぜて山にして、60℃位になるよう発酵させて造り上げていきます。

来て頂いた人たちは、皆真剣に話しを聞き、良い実習になったと思います。

その中で、今ある農薬を全て処分して、直ぐにナサラ農法を取り入れて行きます。と言われた方がいました。
大々的にやるようで、先が楽しみです。

今は、苺栽培をしている農業家の所に向かっている道中です。

長野-4

2009-04-12 08:36:38 | Weblog
今日も良い天気に恵まれ有難いことです。

長野は桜が満開でとても綺麗ですが、面白い現状を目にしました。梅と一緒に開花しています。つい最近まで、氷点下だったのに一気に暖かくなったからでしょうね。

これから圃場研修です。
腐植造りを実施し、農業指導します。


暑くなりそうなので、帽子をかぶり、頑張って行きたいと思います。

では、また報告します。