ナサラ農法開発者の翡翠先生のブログ

農業が注目される今、本物の農業が必要です。安心安全で環境に優しい農業を推進します。美味しい・栄養価の高いものへと・・

畜産センター

2009-04-27 17:18:52 | Weblog
今日は晴れてはいますが肌寒い日ですね。

午前中は、ナサラ農法のプランター栽培キットの打ち合わせでした。
いよいよスタートです。待っていた方には、もうしばらくお待ち下さい。
ベランダで最高の野菜が出来るようになりますよ。

午後からは、畜産センターの駐車場で待ち合わせてから、ナサラ米の苗の指導に行くはずでした。そこに待ち合わせをしたいた方と合流し、駐車場にホタル保護の看板があり、川を見るとカワニナが少ししかいない状態でしたので、これではホタルが少ししかいないですね。と説明をしていたら、そこへたまたま管理者の方が見えて、お話をしました。
この状態では、ホタルはなかなか増えないですね。というと、毎年カワニナを放流しているのですが増えてこないということでした。
川の中の石を見るとカルシウムを含んだ石が少ないことと近くの山が低いので伏流水にミネラル成分が少ない、鉄とマンガンが多い石質ですので、鉄、マンガンは特に含まれている水だということは分かります。
カワニナがどうして増えないのかの原理を話しましたら、これからセンター長に会って話をして欲しいと言う事になり、センター長に話をしに行きました。

いくらカワニナを放流してもカワニナが好む水や環境にしなくては、増えません。放流しているだけでは本来の姿ではないのですから、放流しなくても育つ環境を作ることが大事です。
どうして、増えないのか、どうしたら増えるのかを説明すると施設側もそこで育つ環境造りをしていかなくてはと考えているところでした。といわれ直ぐに取り掛かることになりました。
水質改善により、増えることは間違いないのですが、この変化などをNPOで経過のデータ取りをすることとなり、やはり地域で川を綺麗にしていかなければならないという結論になりました。非常に面白くなってきましたね。

この水を綺麗にすることで、そこからの下流や海までも綺麗にしていきます。
これから、このようなところがどんどん増えていくと良いですね。
畜産センターのセンター長やスタッフの方は、理解ある方たちなのでもっと良い施設になるでしょうね。
この先が楽しみな施設です。

話を終えてから苗を見に行きました。
順調に育っていました。