千葉市中心部から東へ車を走らせて千葉市東端にある広大な「昭和の森」公園へ向かった。緑区JR誉田駅前を過ぎたあたりから急に空が暗くなり、カーナビで集中豪雨の注意サインが出た。その注意報どおり、JR土気駅を過ぎて公園の駐車場へ向かう直前から視界がさえぎられるほどの猛烈な雨が降り始めた。空の様子からするとこれは通り雨ですこし待てば小降りになると思ってしばらくの間駐車場で時間を過ごした。
いつもニュースで報道されている「集中豪雨」「突風」「猛烈な雷雨」などの言葉は聴きなれてしまっているが、この状態で突然に激しい雷や竜巻が襲ってきたらまったく防ぎようもなくほんとうに怖いことだと思う。
幸い稲妻も雷鳴もなく10分後には雨も小降りになってきた。足元に気をつけながら公園の南端に近い菖蒲園とスイレン池のほうへ向かった。花菖蒲の見頃は過ぎているとは思っていたがもう完全に咲き終わっていた。今年は5月以降真夏のように暑い日が多く、全体的に花は例年よりも開花が早くなっていて最盛期の予想が狂うことが多い。
菖蒲園を通り過ぎてまもなく最南端の「下夕田池(しもんたいけ)」に着いた。広い池全体にスイレンが咲き誇っている。純白の花がほとんどだが、あちこちに濃淡ピンクのスイレンが混じっている。雨に濡れてしっとりとした色合いがとてもやさしく目に映った。この池に棲みついている錦鯉やガチョウ、ハクチョウを画面に入れて撮影を続けていると再び空が暗くなってきたので急いで車に戻った。 このスイレン池はまだ当分見頃が続くと思う。 (2015/6/23 撮影)
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