2015/2/25 千葉県勝浦市「覚翁寺」にて
「寒緋桜(かんひざくら)」:バラ科・サクラ属。沖縄、台湾、中国南部など原産。沖縄では「桜」といえばこの種のことをいう。亜熱帯気候で自生するが耐寒性もあり、園芸種として温帯でも育てられている。たとえば関東あたりでも寺院の庭園や公園などで見かけることがある。沖縄では1月には咲き始め関東では2月ごろから咲く。沖縄では「緋寒桜」ともいわれるが、別種の「彼岸桜」と響きが似ていてまぎらわしいので「寒緋桜」と呼ぶことが多いという。
この写真は、南房総勝浦市の港に近い位置にあるお寺の境内で撮影した。このように花は満開に近づいても「下垂」状態ですべて下を向いている。他の桜の花の咲き方とはまったく異なり、一目見ただけで「寒緋桜」だとわかる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます