「三重(みえ)の滝」(2019. 5. 18 撮影)
「西沢渓谷」JR山梨市駅からバス60分「西沢渓谷入口」
中央自動車道勝沼ICから60分入口到着。駐車場二ヶ所
市営駐車場(60台)「道の駅みとみ」北駐車場(200台)
秩父多摩甲斐国立公園内の国内屈指の渓谷美を誇る景勝地
冬季積雪期閉鎖期間を除いて年間多くの人が訪れる。
「森林セラピー基地」「平成の名水百選」「水源の森百選」
「森林浴の森百選」に選定され貴重な大自然の宝庫。
日本の滝百選「七ツ釜五段の滝」をはじめ渓谷道沿いの
多数の滝と青い渓流が織りなす渓谷美がすばらしく
例年新緑と紅葉の季節にはかなり混雑する。
「貞泉(さだいずみ)の滝」
西沢渓谷道一周コース全長約10kmは「一方通行」で
渓流沿いの道幅も狭く急な登りもあり、すれ違いによる
危険を避けるためにこのように決められている。
*ただし最初の「三重の滝」までの約2㎞の間は
比較的安全な道が続いているため
途中からの引き返しができることになっている。
「七ツ釜五段の滝」への登りと更に最高地点までの急登
そしてそこから駐車場に戻るなだらかな長い下りは
原則「一方通行」で、ひたすらがんばって歩く。
無事完歩の喜びは忘れられない思い出になる。
「竜神の滝」
滝の姿がきれいで、上下の青い滝つぼも美しい。
ここは特に道が狭くて三脚は使えないので
カメラは手持ちで慎重にシャッターを切った。
「母胎淵」の青い流れ
「竜神の滝」からすこし上がった地点の絶景
透き通った青い流れと新緑が美しい。
対岸の岸壁に大きな深い「洞穴」が見えて足が止まった。
長年の渓流による侵食で「甌穴」ができたのだろうか
という推測は頭に浮かんでくる。
この地点の道脇に「母胎淵」の案内表示があるが
命名の由来はなかなかわかりにくい。
いろいろ想像をめぐらしながらしばし景色を楽しむ。
ここでは水辺の安全な平らな岩の上で
のんびり座って一休みすることもできる。
「七ツ釜五段の滝(最下段)」
西沢渓谷の長い登り道のいちばんの見どころ!
めったに見られない美しい滝の姿で
なかなか滝前を去りがたい気持ちになる。
思い残しのないように何枚も撮影した。
かなり前の紅葉期の写真も大事に保存している。
今回が二度目の西沢渓谷道完歩になった。
「七ツ釜五段の滝(中段)」
この位置からは青い滝つぼ(釜)が三つはっきり見えて
立ち止まる人が多い。撮影は順番待ちになる。
「七ツ釜五段の滝上部」 (滝上部脇の登山道から撮影)
さらに上に向かって進むと滝最上部は道脇の木陰に入り
「七ツ釜五段の滝」全容を一枚で撮影することはできない。