(千葉市都川水の里公園で撮影)
「コデマリ(小手毬)」バラ科シモツケ属の落葉低木
開花期:4~5月中旬頃 中国から渡来
小さな花が丸く集まり手毬のように咲くことから名づけられた。
枝は弓状に垂れ下がる。活け花、茶花としても利用される。
花言葉:「友情」 4月2日の誕生花
「手毬」のつく花で似た花が他にもある。
「オオデマリ(大手毬)」 と 「ヤブデマリ(藪手毬)」
どちらも純白の花房をたくさんつけ似通っている。
「オオデマリ」はその名のとおり花房がかなり大きい。
また「ヤブデマリ」は中くらいの大きさといえるが
この二種の植物分類はバラ科の「コデマリ」と異なり
スイカズラ科ガマズミ属の落葉樹となっている。
「コデマリ」の花咲く散歩道
新緑がきれいなイロハモミジの木陰に咲くコデマリの花
ふと見ると、コデマリの小さな花房にテントウムシが!!
近寄らずに望遠レンズでのぞいてみると・・・
夢中でとても小さな花の蜜を吸っていてかわいらしい。
これは初めてのシャッターチャンス!
手ぶれしないように一脚を使い慎重に撮影した。
大きな七つの黒い斑点が目立つ「ナナホシテントウ」
各種のテントウムシの中でもいちばん人気がある。
だがこの種だけは体液が有毒で天敵の鳥たちが食べない。
ところが「アブラムシ」を好んで食べてくれるので
人間にとってはありがたいことに「益虫」となっている。
*清楚なコデマリの花とかわいいナナホシテントウ*
この日のカメラ散歩ではとても楽しい出会いがあり
新緑に包まれてさわやかなひとときを過ごすことができた。