たびびとの写真帳

*小さな旅の思い出写真集*

旅先・散歩中の心に残る写真が中心です。
旅の思い出・滝・風景・花の写真など。

湖畔の秋

2023年10月27日 | 千葉県

 

2023年10月26日 千葉県袖ケ浦市袖ケ浦公園にて

 

秋晴れにさそわれてカメラ散歩にでかけました。

広い園内には大きなダム湖が広がり

湖畔には季節を告げる花も咲きみだれています。

 

 

 

 

色とりどりのきれいなコスモスが満開!! 

 

 

 

 

さわやかな秋風にゆれるススキの穂がまぶしいほど!

 

黄色い花は 「セイタカアワダチソウ」

 

 

 


願いをかなえてくれた「遠見の滝」

2023年09月29日 | 千葉県

 

 

 

断崖の奥「外出川」の水は長い年月をかけ

断崖をくり貫いて洞穴の中へ引かれ

「川廻しの滝」の頭になった。

 

 

 

手前の案内板

 

 

 

 

 

人々の願いをかなえた

「川廻しの滝」=「遠見の滝」となって

流れ落ちる。 

 

 

< 参 考 > 

この場所は、千葉県夷隅郡大多喜町小田代 128-24

*山の駅 養老渓谷 「喜楽里」です。

 道の駅と同様の施設です。

(*木曜日=定休日)

 

*養老渓谷の「粟又の滝」のすぐ手前で

*写真の滝は、広い駐車場奥の断崖下にあります。

これまでこの滝を撮影したことがなかったのが

不思議ですが、いつも駐車場奥まで入らずに

用を済ませたためだと思います。

 


久しぶりの南房総海岸

2023年09月22日 | 千葉県

 

南房総市原岡海岸風景

 

波静かな海岸線にひときわ眼を引く長い桟橋が伸びています。

この海岸は夏場には遠浅の海水浴場でにぎわいますが

実は近年四季を問わず多くの人がおとずれています。

西方の彼方には雲が並んでいますが

上空はきれいに晴れあがっています。

そしてよく見ると、桟橋の彼方に富士山の姿が見えます。

実は、この木製の長い桟橋(=岡本桟橋)と富士山のおかげで

特に夕景撮影のため多くのカメラマンが集まることになったのです。

夕日が富士山に近づく頃にはとりわけにぎわうということです。

 

 

 

 

また原岡海岸の北となりには南無谷海岸法華崎があり

この海岸も魅力的な撮影スポットになっています。

 

形のよい小さな二つの島が眼を引きます。

左は「船虫島」で右奥は「雀島」

小島の間に富士山を入れて撮影することができます。

ほんとうに久しぶりに楽しく過ごすことができました。

 


木更津海岸夕景

2023年03月24日 | 千葉県

 

木更津市久津間(くづま)海岸夕景

 

千葉県南部での用事を済ませての帰り道、西空の夕焼けがきれいで

以前写真友達とよく撮影にでかけた浜辺に立ち寄りました。

 

海岸線からは夕陽と富士山、沖合いの製鉄所などが視界に入り

皆で歓声をあげながら夢中で撮影を楽しんだものでした。

 

 

 

 

一枚目の富士山の見える方角から左側(南方)に目を移すと

木更津港沖合いの「日本製鉄東日本製鉄所(君津地区)」が見えます。

こちらもなかなかよい被写体になって楽しめました。

また海中に並ぶ電柱は、沖の漁場の番小屋で電気を使うため

と聞いた記憶があります。

 

この日はきれいな夕焼け風景を撮るには到着時間が遅すぎました。

以前のようにダイヤモンド富士の撮影チャンスの日などに

また日没少し前の時間に間に合うようにでかけたいと

昔をなつかしく思ったりの楽しいひとときでした。

 

(注):(旧)「新日鉄住金君津製鉄所」は 2020年4月1日に改名

(現在は) 「日本製鉄東日本製鉄所君津地区」


「伊豆半島ジオパークへ」ー IV 「伊豆市河津町へ」

2023年03月05日 | 千葉県

 

「カワヅザクラ(河津桜)」 の故郷 「河津町」へ

 

三島から伊豆箱根鉄道で修善寺下車。 バスで道の駅「天城越え」へ。

「河津桜」の見頃にはまだ早い時期でしたが

日当たりのよい場所には所々に咲き始めていました。

 

 

 

*案内看板の文字は小さすぎますが以下のように書かれています。

 

「伊豆半島の東側半分とその沖の相模湾には、約100個の単成火山

(一度の噴火で生じる火山)からなる「伊豆東部火山群」があります。

この火山群の中の鉢窪山と丸山は、約17000年も前に噴火した美しい

円錐形のスコリア丘で、その麓から流れ出した溶岩が本谷川に流れこみ

なだらかな溶岩台地と伊豆の名瀑といわれる 「浄蓮の滝」 を作りました。

この滝の崖には溶岩が冷え固まってできた 「柱状節理」 が見られます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

三島駅から伊豆箱根鉄道で修善寺駅へと向かい、そこからはバスで

国道414号を南へと走り、月ヶ瀬温泉や湯ヶ島温泉などを通過し

道の駅かと思われるほどの広々とした「浄蓮の滝駐車場」に到着。

ワサビ田やみやげ物店の脇を下って「大谷川」河畔に着きました。

 

対岸の断崖を激しく流れ落ちる初めて眼にする「浄蓮の滝」の姿は

今でもはっきりと眼に焼きついています。

 

 

 

「浄蓮の滝」 (落差25m 幅7m)

 

山あいの滝周囲の岩盤には、かつての火山活動により噴出した溶岩が

冷え固まり、「無数の柱を立て並べたような」模様が見られます。

この滝にも、流れの右下の崖が露出した岩肌に

そのような模様が見えます。左側の崖は苔や枝葉で覆われて

残念ながらそのような模様は見ることができません。

このような昔の激しい火山活動を物語る 「柱状節理」 は

地質学の調査研究にも大いに役立っています。

(*滝がかかっていない崖にも 「柱状節理」 は見られます。)

 

 

 

 

滝前の苔むした巨岩は、石川さゆりが歌った名曲「天城越え」

(吉岡治作詞・弦哲也作曲)の記念碑となっています。

記念碑付近の川沿いにも「ワサビ田」が広がっていました。

 

「天城越え」の曲は、せつなくはかない踊り子と学生の恋と

「日本の滝百選」 、伊豆の名瀑 「浄蓮の滝」 の激しい流れを

歌いこんでいるかのように思えます。


外房いすみ海岸の夜明け

2023年01月14日 | 千葉県



2023年1月11日撮影 雀島(夫婦岩)の夜明け


久しぶりに房総半島外房のいすみ海岸にでかけました

前回二年前にでかけて撮影したのは下の 6 枚目の写真です。

雀島の姿は大きく変わっていてびっくり仰天!!

頑丈そうな外海側の岸壁の一部が崩れ落ちていたのです!!

荒波で長年の間に岩壁が少しずつ削られたのでょうか。
 
二年ぶりに見た左下に洞穴が見える雀島は
 
以前に劣らず魅力的なバランスの良い姿に変身していました。
 
今後とも、天体写真や風景写真の愛好家だけではなく
 
この海辺を愛するさらに多くの人たちが訪れることでしょう。
 
願わくば、これ以上は崩れてほしくないものです!
 
 


 
 
 
日の出の瞬間を目を凝らして待ち続けました!
 
「雀島」の大小二つの島の中間に朝日が姿を現す直前から
 
おそらく何十回もシャッターを切り続けたものです。
 
 
 

 
 

幸いこの日は東方の空にはほとんど撮影にじゃまな雲がなくて
 
日の出前から美しいオレンジ色の空が広がっていました。
 
 
 

 
 
 
 
間もなく朝日が水平線上に現れてまばゆく輝く瞬間から
 
水平線上に刻々と上がって行くまで
 
ひたすらシャッターを切り続けていました。
 
 
 
 
 
 
朝日がはっきりと姿を現してまばゆいばかり!
 
 
思わずシャッタースピードを上げて夢中で連写を続けました。
 
 


 


2021年1月2日撮影  (* 2年前の正月の思い出深い写真です。)
 
 

元旦の初日の出は曇天のため撮影できず翌日もでかけました。

翌日の2日も厚い雲が広がりきれいな初日の出はだめでした。

以前の雀島はこのような姿をしていたものでした。
 

袖ケ浦公園散策

2022年01月24日 | 千葉県

 

「袖ヶ浦公園」内の「上池」池畔風景

 

袖ケ浦公園は千葉市から車で約40分ほど南下した位置にあり

木更津市の手前になります。 これまで何度となく

「袖ヶ浦海浜公園」や「袖ヶ浦公園」へ撮影に出かけたものです。

袖ヶ浦海浜公園では、東京湾横断橋「アクアライン」を中心に

富士山・夕日・干潟・波などの写真が数多く残っています。

袖ヶ浦公園では、主に紫陽花園・菖蒲園で撮影を楽しみました。

 

 

 

 

今回は、袖ヶ浦公園でまだ一度も歩いたことがない奥の広大な部分も

見取り図を見ながら隅々まで散策することにしました。

 

菖蒲園の奥にある池を一周してみると、これはかなり大きな池で

池畔には二つ目の小さな子供たち向けの遊園地があり

立派な袖ヶ浦市郷土博物館」もありました。

駐車場は、公園入口二ヶ所(正面・北口)の駐車場に加えて

池畔の博物館脇にもあり、いずれも無料です。

 

 

 

 

 

 

博物館脇の木立の中には「古代(弥生・奈良)竪穴住居」の広場があり

内部まで見学することができます。

 

またすぐ近くの池畔には「上総掘りのアシバ」があります。

*国指定重要無形文化財「上総掘りの技術」「上総掘りの歴史」

「上総掘りの仕組み」「袖ケ浦市の用水」と題する

詳しい説明・案内ボードが立ち並んでいました。

 

 

 

古代竪穴住居広場のすぐ下では、平成17年に結成された

「上総掘り技術伝承研究会」という保護団体の皆さんが

真新しい「アシバ」を組み立て「掘削作業」について研究していました。

 

*以下、傍に立てられていた案内説明看板を撮影しておきました。

今後何度も読み返して「上総掘り」について理解したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後の一枚は、なぜ千葉の上総地方でこの「上総掘り」の技法が

生まれたのかが理解できる一枚でした。


南房総内房海岸撮影スポット

2022年01月18日 | 千葉県

 

 

房総半島の東京湾岸沿いの海岸線(内房海岸)は冬季には西空が

晴れあがる日が多く、夕景撮影が楽しみな季節になります。

これまで毎年よく出かけた撮影ポイントは三か所です。

(*この記事の写真はどれもうまく撮れなかったものです。)

 

まず最初は、南房総鋸南町の勝山漁港沖合の「浮島」

冬場は夕日が浮島のどこかに沈む日が多くなります。

とりわけ二つの島の間に夕日が沈む日や

左側の小島の小さな洞穴に夕日が入る日が楽しみです。

ここでは以前「だるま夕日」を初めて撮影したことがあります。

 

**今朝も新型コロナ染者急拡大のニュースが流れています。

千葉県を含む南関東地域は特に拡大が目立っています。

またまた当分の間、県外への旅はもちろん

県内での撮影行動も自粛を続けることになるでしょう。

(*残念ですがブログ記事更新も滞りがちになります。)

 

 

 

 

二番目は、南房総市富浦町の法華崎先端の二つの小島

手前が「船虫島」奥の島が「雀島」

この角度では富士山は「雀島」の右奥になります。

(「法華崎」は日蓮上人伝説が命名の由来になっています。)

かなり長い期間、夕日が二つの島にからんできます。

ここは押し寄せる波も荒くて撮影には好適な場所です。

 

 

 

 

 

 

三か所目は「浮島」のすぐ近くの小島「みささぎ島」です。

小島の形もよくて、特に頂上と右斜面には

まるで人型のような侵食岩がはっきりと見えます。

特に頂上の侵食岩は親子が向き合っていて

飲食でもしているかのように見えたりします。

浜辺からは富士山は島のすぐ左手に見えます。

(*釣り人には声をかけず一枚、失礼しました!

波が荒くカメラの防水に気をとられていました。)

 

この島にも「日本武尊と乙橘姫(おとたちばなひめ)」にまつわる

 「みささぎ島悲話伝説」があり、島の名の由来になっています。

 

お盆の8月16日には島の上には灯明が設置されて

手前の海面にはたくさんの灯篭が浮かびます。

(*悪天候とコロナ禍蔓延で過去二年は中止になりました。)

 

またここでは「ダイヤモンド富士」が例年4月下旬頃に見られ

県内外からカメラマンが集まります。

 

*2020年5月4日の記事には夕日がわずかに頂上より下の

写真を投稿しています。

「悲話伝説」も詳しく書いてありますので、ここでは省きます。


千葉市大雪の朝-II 

2022年01月15日 | 千葉県

 

 

「千葉公園」内の早朝の雪景色撮影を楽しんだ後

いつもの散歩コース「千葉市都市緑化植物園」に戻り

ここでも雪景色撮影を続けることができました。

 

 

 

 

 

 

 

朝の光が差してからかなり時間が経っても道路にはまだ雪が残り

植物園内にはとても千葉市内とは思えないほど

雪が降り積もっていました。

 

 

 

 

 

 

 

コロナ感染急拡大で雪国への旅には出かけられず

願ってもない雪景色撮影機会となりました。

師走以後スタッドレスタイヤが初めて役立った2日間でした。

 

 

 

 

 

 

雪の朝の「メタセコイア」の並木

 

都市緑化植物園内には26本ものメタセコイアの大木が並んでいます。

千葉市内では緑区の「泉谷公園」にも多くの大木があります。

 

 

 

 

バラ園ではほとんどの花や蕾が冬枯れ色になっていましたが

わずかにこの蕾一つだけがピンク色の花びらのまま

厳しい寒さに耐えて残っていました。

 


千葉市大雪の朝 (1月7日)

2022年01月14日 | 千葉県

 

 

正月6日に千葉県内で降り始めた雪は深夜まで降り続いた

翌日7日早朝、千葉市中央区の千葉公園へでかけた。

自宅から車で10分ほど、JR千葉駅からも近い位置にある。

前日から千葉県内には大雪警報が発令され

朝のニュースでは千葉市では10㎝の積雪と報道されていた。

昨冬は「積雪」が一度もなくて県内は久しぶりの「大雪」となり

公園内を歩き回り朝日がまぶしい雪景色の撮影を続けた。

 

 

 

 

公園内の木々にはしっかりと雪が積もり

千葉ではめったに撮影できない雪景色となっていた。

 

 

 

 

 

 

 

広い池の水面のほとんどが凍り付いてしまい

水鳥たちはわずかに残った狭い水面に集まっていた。

 

 

 

 

見上げると朝日に輝く美しい「雪の花」がまぶしい。

 

 

 


房総の初雪 2022年1月6日

2022年01月11日 | 千葉県
 
 
 
 
気候温暖な房総では一年に一度か二度雪が舞うくらいですが
この冬は新年早々の一月六日の昼頃から降り始めました。
 
当日たまたま用事があって木更津方面へでかけていました。
雪景色撮影やスキーが趣味で雪は降らなくても毎年師走には
スタッドレスタイヤに履き替えて、一冬一度はでかけたいと
これまで毎年願ってきたものでした。
 
これはチャンス!と喜び勇んで木更津から近い鹿野山へと向かい
頂上付近の「九十九谷展望台」駐車場に到着すると
期待通りに突然吹雪のように雪が舞い始め
見る見るうちに辺りが雪景色に変わり始めました。
 
 
 
 
 
 
 
もちろん頂上付近に着くまでは山中も冬枯れの景色!
 
車で出かけるときはいつも必ずカメラも忘れず積み込むので
心はうきうき、すっかり舞い上がったものです。
 
枯れ葉色の九十九谷展望公園内も、あっという間に
美しい雪景色に変わり始めました。
 
 
 
 
 
 
 
枯れススキもこのようにほんの短い時間で雪帽子を被り
 
うれしい雪景色が目の前にどんどん広がっていきます。
 
 
 
 
 
 
 
あちこち動き回ってふと眼に入ったヤブツバキ(藪椿)の古木も
もうこんなに見事な雪化粧で感激してしまい
北風に震えながらもゆっくり撮影を続けました。
 
 
師走にはいろいろな事情でブログ更新にはとても手が回らず
約一ヶ月が過ぎ去ってしまいました。
 
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様方のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
 

久し振りの梅ヶ瀬渓谷

2021年12月06日 | 千葉県


「梅ヶ瀬渓谷」(千葉県市原市)

    ①201812日  「梅ヶ瀬渓谷を歩く」 
  201922・23日 「梅ヶ瀬渓谷の春」
     ③2019年12月17・19日「梅ヶ瀬渓谷の台風被害」

*近年では上記の三回詳しい記事を投稿してあります。

一昨年の秋、房総半島を直撃した大型台風15号によって
県内各地では大きな被害を受け、梅ヶ瀬渓谷もその後
長期間全面進入禁止となっていましたが
困難な奥地の復旧作業のおかげで翌年令和2年には
一部を除いて渓谷道は復旧となりました。

去る1130日、二年ぶりに往復約kmの渓谷コースを
  歩きました。被害の様子がよくわかる写真も掲載しました。






梅ヶ瀬渓谷では、例年11月下旬~12月上旬には
最盛期の紅葉風景を楽しむことができます。
今回は特に足元には一歩一歩気をつけながら
渓谷紅葉風景を撮影することができました。

しかし、渓流沿いの渓谷道はかなり歩きづらく
倒木などがそのままになっている場所もあります。
繰り返し渓流を渡る流れの中の飛び石も不安定で
初めて訪れる人にとっては危険な場所があります。

トレッキングシューズなど履いていても、特に雨の後は
沢沿いの道は滑りやすく、また沢を渡る飛び石も
 沢の水が増して水没してしまい進めなくなるでしょう。







高さ50mを超える断崖上の紅葉







延々と続く渓谷道は深い谷間で携帯電話も使えない
ところが多いので、万が一の事態に備えて
一人ではなく複数で出かけるほうがよいと思います。







梅ヶ瀬渓谷道最深部の「旧日高邸跡」が近づいてくると
 渓谷道沿いでは一本だけの銀杏の木が迎えてくれます。

ところが残念なことにその大銀杏は無残にも倒れていました。
銀杏だけでなく周辺の大木も多数根こそぎに!

狭く深い峡谷での復旧工事は車両も重機も入ることはできず
とても困難な作業だったことがひと目でわかる大被害です。







やっと「旧日高邸跡」が見えてきて更に驚いたことに
すぐ手前の沢沿いの大木はほとんど倒れていました。
想像をはるかに超える無残な光景でした。狭い谷を
猛烈な風が吹き抜けて倒されてしまったのでしょう。

右奥の「旧日高邸跡」のシンボル「三本の大カエデ」は
楽しみにしていた「赤いモミジの絨毯」の上に
 いつもの姿で三本ともしっかり立っていました!











「旧日高邸跡」の大楓の葉は大部分が散っていて
赤い絨毯のように跡地に広がっていました。

その奥の森の紅葉が彩りを添えて
  美しい景色を楽しむことができたのは幸いでした。

*「旧日高邸」についての詳しい記述は、上記①③の記事
の中にありますので、長くなるためここでは省きます。

深秋の庭園散歩 11/2

2021年11月03日 | 千葉県



DIC川村記念美術館庭園散歩(千葉県佐倉市坂戸)

一昨年秋の台風で大きな被害を受けて以来
全面的な整備が続けられてきた庭園も
いまはすっかりきれいになって
休日などは駐車場はほぼ満車になっています。

昨日久しぶりにでかけて園内を散策しました。
紅葉・黄葉が予想以上に進んでいて
久々に十分秋景色を楽しむことができました。

*庭園奥の大賀ハス池畔の大木の黄葉が美しく
 左端には「ジュウガツザクラ」(十月桜)が咲いています。






深秋を実感させてくれた「ガマズミ」の実と紅葉






園内多くの場所に見られる「ツワブキ」の花

 林道沿いには見事な群生が見られる。葉は常緑。

 *花ことば:「謙譲」「困難に負けない」







秋色に染まった「アメリカハナミズキ」の実と紅葉






「ジュウガツザクラ(十月桜))」

十月ごろから年を越えて春まで咲き続ける可憐な桜
(「冬桜」とも呼ばれる。)






「リンドウ(竜胆)」

散策道や林道沿いのいたるところに咲いています。







木漏れ日の散策道






最後にもう一度、奥の大賀ハス池畔に戻り

見事な黄葉の秋景色をゆっくり楽しみました。


佐倉城址公園「姥ヶ池」

2021年06月14日 | 千葉県


千葉県内で唯一の日本百名城「佐倉城」城址公園内には
「姥ヶ池(うばがいけ)」という名の池がある。

この池には、姫の散歩に付き添っていた乳母(姥)が
あやまって池に落ちた姫を助けることができず
 自ら池に飛び込んで命を絶ったという伝説がある。





「姥ヶ池」には毎年6月になると水面が隠れるほどに
スイレンの葉が茂り、純白の花が咲きそろう。





すぐ脇の花菖蒲園も6月上旬頃には見ごろを迎える。
城址公園内には「国立歴史民俗博物館」があり
また博物館付属の「くらしの植物苑」もある。

園内では春の桜、初夏の花菖蒲園と姥ヶ池のスイレン
 秋にはすばらしい紅葉の景色を楽しむことができる。





白一色のきれいなスイレンはまだつぼみも多く
これからもしばらくの間は楽しめるでしょう。





同じ佐倉市内の「DIC川村記念美術館庭園」では
紫陽花が見ごろを迎えていたが
 大賀ハス池では、まだ花茎は伸びていなかった。

「大百池公園」散歩 5/12

2021年05月15日 | 千葉県

ヤマボウシ (山法師) 満開

千葉市緑区「大百池 (オオドイケ) 公園」にて

「ヤマボウシ」:ミズキ科ミズキ属の落葉高木で日本原産
沖縄県・琉球列島にも分布。中国、朝鮮半島にも分布。
江戸時代から観賞用樹木として人気があり栽培された。

ヤマボウシ(山法師)の名は、中央の丸い花序と四枚の苞片を
修行僧の坊主頭と頭巾に見立ててつけられたものだといわれる。
純白の「苞片」が開くのは5-7月で秋の赤い実も美しい。
また深秋の紅葉がとてもきれいで国内では各地で多く見られる。
「苞片」または「苞葉」はほかにもピンク色がある。

*** 花言葉  「友情」 ***

総面積67.9ヘクタールの広々とした大百池公園
 池畔や林の中など散策路各所で満開になっている。





散策路脇には湧き水が流れ大小の池が各所で見られる。

池の中にもきれいな花が咲いていて心が和む。









水辺の「カキツバタ(杜若)とキショウブ(黄菖蒲)」





池畔の「カキツバタ」と池の奥の「ヤマボウシ」

小型車で30台くらいは入る駐車場入り口付近には
各種遊具で楽しめる小さな「遊園地」が整備されている。
散策路は大小の池の周辺や小高く深い林の中を巡る
変化に富んだコースでゆっくり時間を過ごすことができる。

**参考:「ヤマボウシ」と「ハナミズキ」の違い**

同属のヤマボウシとハナミズキはともに白い花びら(苞片)
がとてもさわやかで美しく、人気の高い樹木です。
苞片(花びら)の形を見るとひと目で違いがわかります。







「ハナミズキ」の白い花も同じく「苞片(苞葉)」で
ヤマボウシ」とひと目で見分けるのは難しいでしょう。

近寄って白い苞片の形をよく見ると・・・

*「ヤマボウシ」は先が尖っていますが
     「ハナミズキ」は先が丸くて割れています。
      *一枚目の写真と比較して見てください。

 *ともに花の色はピンクなどもあります。
   *ハナミズキ(花水木)はアメリカ原産です。