内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

夏の終わりの東京散歩 ― 日暮里、谷中霊園、上野公園、白山、神保町、水天宮

2022-08-29 23:59:59 | 雑感

 明後日の帰仏を前に、今日の午前中、土産物買いついでに谷中霊園から上野公園にかけて久々に歩いた。
 日暮里駅構内エキュートにある濱文様の直営店で手拭いを数枚買ってから駅を出て、霊園内を右左に適当に曲がりながらしばらく散歩した。数年前に来たときは猫たちをいたるところで見かけたのに、今日はなぜか一匹も見かけなかった。
 霊園を抜けて寛永寺境内を少し見て回り、東京国立博物館平成館の脇を下り、国際こども図書館前を通過し、東京都立美術館脇から正面へと回る。上野東照宮に参拝してから上野精養軒下まで下り、不忍池を半周、上野四丁目交差点近くのバス停で早稲田行きの都営バスに乗る。このバスはずっと不忍通りを進む。
 根津、千駄木、動坂、六義園付近を通過して、千石一丁目で下車。白山方向に白山通りを下り、昼飯を食べる店を探す。ちょうど正午過ぎでお目当ての店はみな混んでいて、繁華な通りから外れた白山神社下の韓国料理店に入る。昼時だというのに、先客は一人しかいない。味が心配になったが、まあ腹が満たせればいいと、野菜ビビンバと生ビールを注文。味はまあまあであったし、接客は普通、三十席ほどある店内に私以外に客一人で周りを気にすることなく静かにゆっくりと食事ができた。
 店を出て白山駅から都営三田線で神保町へ。今回帰国中に買って持ち帰りたい本はすでに昨日EMSで発送してしまったから、ただぶらぶらと古書店を小一時間ほどひやかすだけ。もう四半世紀以上前のことになるが、渡仏前はよく古書店街を歩き回ったものだ。その頃と比べると随分と様変わりしてしまった。
 神保町駅から半蔵門線に乗り水天宮前で下車。水天宮にお参り。水天宮と新大橋通りを挟んで交差点の向う側角にある重盛の人形焼で定番のこしあん入り人形焼十個パックを買う。水天宮前から再び半蔵門線に今度は来たときと反対方向に乗り、三軒茶屋駅下車。あとは徒歩で帰宅。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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