内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

パリの独り歩きのおかげでウォーキングの効用に気づく ― 歩くという快楽

2021-11-28 20:06:50 | 雑感

 昨日パリからストラスブールに戻って自宅に帰着したのは午後9時過ぎだった。すぐに体組成計に乗ってみた。体感からも予想できたのだが、BMIは21,2 と最近の数値としてはやや高めだったが、体脂肪率は12,1 まで下がっていた。この数値の変化が意味するのは、以下のようなことではないかと考えた。素人の下手な考えに過ぎないかも知れないが。
 昨日一日で、ストラスブール駅についてから自宅に帰り着くまでの間に歩いた分も含めると20キロ近く歩いて、800キロカロリーほどのカロリー消費があった。普段も毎日同程度のカロリー消費はあるが、それはジョギングによるものであり、毎回相当に汗をかく。この発汗によって筋肉中の水分がかなり失われる。結果として、運動直後に計測すると、BMIは20,5 前後なのに、体脂肪率は14%台のことが多い。つまり、骨格筋率が下がってしまうために、体脂肪率はほとんど下がらないのである。ところが、昨日は、汗はほとんどかかずに、カロリー消費だけは普段のジョギングによる消費とほぼ同等だったから、発汗によって筋肉量を減少させることなしに、脂肪を燃焼させることができたのだと思う。その結果として、体脂肪率がこれまでで一番低い数値まで下がった。
 今日は午前中にジョギングで11キロ走った。その後、一時間半風呂に浸かり、その後少し時間をおいてから体組成計で計測した。BMIは20,5だったが、体脂肪率が個人計測史上最も低い11,9まで下がった。脚部の皮下脂肪率もはじめて10%を切った。
 午後、クリスマスのマルシェが始まった街の中心部まで徒歩と路面電車を使って出かけた。体が弾むように軽く感じられる。歩くことが快楽だと言ってもいいくらい。この感覚を与えてくれる数値を維持するには、上記の素人考えから、ジョギングだけよりも時々ウォーキングを交えたほうがいいのかも知れない、と思った次第である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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