若かりし頃、テレビ番組で「時をかける少女」というドラマが好きでした。
たしかNHKドラマだったと思いますが、時間を止めたり、時間を移動出来る能力を持つ少年と少女の物語です。
こんなことができたらイイだろうなあ・・・なんて考えながら楽しく見ていました。
しかし最近の現実は特に厳しく、少し立ち止まっているだけで、変化についていけなくなります。
昨日内閣府が1~3月期のGDP速報を発表し、“戦後最大の落ち込み”などと大騒ぎしていました・・・が、もう昨日は5月20日です。
せっかく景気対策効果で個人消費や公共投資が持ち直しているのに、冷や水を浴びせてしまいました。
職を失い住居も失うといった深刻な相談者が増えているときに、県に対していくつもの緊急要請をさせていただきました。
ようやくその準備がされはじめた頃はすでに“時遅し”、もうその問題は過去のものとなりつつあり、新たな問題に移っています。
なにごとも100%を求めているわけではありません。
それが必要な時に、たとえ10%であっても20%でも、その時に実行していくスピード感が求められています。
決して“時は止まらない”・・・んですね。