今日行なわれた政治センターと執行委員会では、7月に行なわれる県知事選挙のことで多くの時間を費やしました。
そのなかで応援できない人について、98年に初めて彼の選挙応援をした経過から、推薦取消に至る経過についてまでを詳しく話しました。
なぜ武士道では「誠」を説いたのでしょうか。
(新渡戸稲造はこう言っています)
嘘をつくこと、あるいはごまかしをして人を欺くことを、彼らは決して許しませんでした。
武士は自分たちの社会的身分が高いものであり、そうだからこそ商人や農民よりもより高い「誠」の水準を求められているものと考えておりました。
その証拠に武士の言葉は重みを持っているとされ、約束は証文など無くても守られていました。
もし嘘をついたり、“二枚舌”を使えば、死をもって償うという壮絶なけじめが求められてもいたのです。
すなわち「武士に二言なし」です。
政治家の言葉は、武士以上に言葉の重みを持つものだと私は思います。
しかし嘘をついたり、“二枚舌”を使ったとしても、未来永劫許されないということではありません。
過ちを犯してもそれを心底悔い改め、より良きことに自らの汗を流す姿が見えて、回りの人々の心を溶かすことができれば、新しいステージが開けるものです。
できうれば道を踏み外した人たちも、そんな生き方に切り替えてて欲しいものです。
今真剣に汗を流すべきことは、“政権交代”です。
その意味が判らない限りは、魑魅魍魎の世界から抜け出せないと思います。