政策委員会で検討を重ねてつくりあげた「2008年政策・制度要請」を県知事に手交した。
県労福協の要請も同時に行ったが、連合の本来的な要請活動はこれからの部局交渉に委ねる。
今日は県知事と産業部の部長・局長を相手の要請活動だが、セレモニー的要素も合わせ持つ。
要請説明がひと段落し、知事との雑談。
昨晩、静岡地協・清水連絡会で聞かされた深刻な景気談義や、田舎の鳥獣被害の話も出す。
「苦労して農作物をつくっても猿や猪に食べられてしまうから、農家の人たちは困っているんだよね」
「連合静岡が守り育てている“連合の森”も鹿の被害で大変ですよ」
『南アルプスの高山植物が鹿の大繁殖でどんどん少なくなっているとの苦情を聞いてます。
猟友会の方々も高齢化して有害鳥獣の駆除もできずにいる有様で本当に困っています。
いよいよ切羽詰ってきたら自衛隊にでも有害鳥獣の駆除をお願いしなくてはならないかもしれないと真剣に考えています』
知事の冗談めかした発言に一同笑ったが、当事者にとっては笑い事では済まされない!真剣に検討してくださいよ(笑)。
有害鳥獣の跋扈には荒廃した山林と温暖化の影響もあると聞く。
県内の各市町に対して、野生鳥獣被害対策をとりまとめるよう展開中だと聞いたが、なかなか有効な手立ては見つからないらしい。
自然を知らない評論家もどきの人たちは“自然との共生”などと、もっともらしいことを言うが、現実はほんとうに厳しい。
こんな雑談もなかなか為になるものだ。
今夜は三島・田方地協幹事会、現場の活きた話を聞かせてもらうことはなによりも為になる。
ワクワクしながら行って来ます。