【壺笠城】へ攻め上がります!
登城口
お城のデータ
所在地::大津市坂本本町・滋賀里町乙 map:http://yahoo.jp/qPEVor
区 分:山城
現 状:山林
築城期:織豊期
築城者:浅井氏
遺 構:郭・石垣・竪堀
標高:419m 比高差:300m
目標地:穴太駅
駐車場:穴太古墳
訪城日:2012..11.26
お城の概要
尾根から城跡までは比高で40m程度かな。急な坂道を登り出すと、主郭手前の右手奥の斜面に石垣が残っています。主郭から三段程度下の段郭の斜面です。さらに登ると主郭虎口手前にも二段の石垣がわずかに残っていて、石段が確認できます。主郭はほぼ円形で、5mほどの切岸で帯郭が周囲を巡ります。至る所に大石が散乱しており、主郭切岸も石垣があったと思われます。主郭、帯郭ともに土塁はありません。主郭は藪状態で見通しが利かないのが残念です。主郭北側にも虎口があり、石段、石垣の痕跡があります。北側の帯郭からの眺望は抜群です。西側に段郭が5段程度連なりますが、大量の人数が駐屯できる余地はないように見えます。浅井・朝倉軍は、ここをはじめ、周囲の山に分散して陣を張った。
お城の歴史
元亀元年(1570年)、織田氏と対峙した浅井・朝倉氏の連合軍が立て籠もった城とされます。また、元亀二年(1571年)に明智光秀が坂本城を築城後に支城として明智秀満(三宅弥平次)が入ったともされますが、こちらは定かではないようです。元亀二年九月、壷笠山などに陣した浅井・朝倉軍は宇佐山城を攻め、守将の森可成を討ち取りました。
いよいよ大手虎口へ西虎口壺笠山頂(421m)主郭跡・・・昼食(征服の記念にmy poleと)
方位計が 主郭でのレクチャー・・・・此処は講師の長谷川氏は、気合が入って詳しく説明!
東虎口を下り犬走り・・唯一琵琶湖ビュー木立の間から堅田・坂本(当時なかった琵琶湖大橋が)
西虎口石垣石垣
参考資料:滋賀県中世城郭分布調査・大津の城・見学会レジュメ
今日も訪問して頂きまして、ありがとうございました。