テコンドーを中心とした筋トレ、アンチエイジング

年齢に関係なく、筋肉、脳は鍛えるほどその重量、能力は増加します
テコンドーはインナーマッスルもバランスよく鍛えられます

アレルギーによるショック状態には、アドレナリン筋注、βブロッカー投与されてる人ならグルカゴン静注

2018年11月10日 13時48分28秒 | 京都第一赤十字病院

そばなどの食物アレルギー、スズメバチなどの昆虫、動物毒アレルギーで、ショック状態になり、命を落とすことがあります。

この場合、市販で使えるのは、エピペンというアドレナリンの自己注射のキットがあります。病院など医療現場では、アドレナリンを含むボスミン1mgのアンプルを切って、筋肉注射で使用します。
放射線科でも、造影剤を使うCT検査などで、造影剤アレルギーで、同様のことが起こり、この場合は、可及的速やかに太腿の筋肉注射をすることになります。
ただ、心臓病で、βブロッカー薬を使用している場合は、ボスミンの効きが悪く、グルカゴンを使って静脈注射する必要があることがあるので、要注意です。
医療関係者でも意外と知られていないので、念のため。

 

(参考)

アドレナリン投与による β刺激は,心臓の陽性変力および陽性変時作用を 有するcAMP 放出をさせる.グルカゴンはβ受 容体を介さずに心筋のcAMP 濃度を上昇させる 作用を有するため,β遮断薬の影響を受けない。ただし,グルカゴンの急速 な投与は嘔吐を誘発するため,意識障害患者では 側臥位での投与が重要で,気道の安全性を確保し ておく必要がある。

 

日本アレルギー学会 ガイドライン

https://anaphylaxis-guideline.jp/pdf/anaphylaxis_guideline.PDF

 


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