テコンドーを中心とした筋トレ、アンチエイジング

年齢に関係なく、筋肉、脳は鍛えるほどその重量、能力は増加します
テコンドーはインナーマッスルもバランスよく鍛えられます

東芝第3世代320列CT

2015年09月22日 14時46分13秒 | 大阪鉄道病院

東芝第3世代320列CTが、大阪鉄道病院にタイミング的にいち早く導入されて、従来の320列機種より、高画質、低被曝で検査可能になっています。Aquilion ONE/ViSION FIRST Editionというのが正式名称です。大阪鉄道病院主催の2015.9.12の病診連携による生涯教育研修会で内容についての説明となりました。従来の320、64列東芝CTと比較して、小型目覚まし時計を実際撮ったCT比較画像で、よりアーチファクト少なく、よりくっきりと中の隔壁が見えてるのがお分かりになると思います。また、被曝低減ソフトAIDR 3D enhanceがルーチン的に使用でき低被曝撮影となり、良いです。

肺癌腺癌症例では、辺縁の棘状の様子が明瞭で、薬剤性肺炎のcrazy paving appearanceと言われる特徴的な敷石状のすりガラス様陰影が明瞭に描出されています。
また、第3部では、大阪城天守閣 主任学芸員である、跡部 信先生による、大阪城の秘密 というタイトルの講演がありました。大河ドラマ 真田丸にあわせたタイムリーな講演でした。

日本交通医学会の評議員になりました

2015年07月23日 00時43分42秒 | 大阪鉄道病院

日本交通医学会の評議員に推薦されました。日本医学会の38番目の正式の分化会でもある100年を超える由緒ある分化会です。

日本全国の鉄道病院の医師、医療関係者が会員で、関係の薄い医師、医療関係者でも会員になれるそうです。

日本交通医学会の歴史

1914.7.10 日本鉄道医協会設立

1941.4.20 日本鉄道医学会と改称

1947.4.2 日本交通医学会と改称

1950.4.17 日本交通災害医学会と改称

1950.4.20 日本医学会第38分科会となる

1967.3.7 日本交通医学会と改称


日本鉄道医協会ことはじめ

日本医学会の分科会として現在もその活動を続けている日本交通医学会が、日本鉄道医協会として設立されたのは大正3年のことである。 初代会頭である東京帝国大学第二外科佐藤三吉教授が、時の鉄道院総裁仙石貢工学博士に日本鉄道医協会設立を以下のように報告した。

災害医学は医学の一分野として己に独立の位置を占め泰西に於てはその研究大に見るべきものありと雖も、我国の現状は未だ其の努力の跡を認むるを得ず。顧みれば、我鉄道院に於ては、大正元年度に於て約一萬九千人の負傷を出したる如き状態にして、是が研究は忽にすべからざるものあり。又鉄道衛生に関しても、一般衛生の進歩に随ひ、諸種の施設研究を要すべく、特に結核予防の如きに至りては、結核予防協会の設立あり、又結核療養所国庫補助の制定ある現状にして、これらの主旨に則り鉄道部内に於ても協力事に従ふの必要に迫れり。此時に際し我鉄道院の医務衛生に従事するものを集めて一団を作り災害医学及鉄道衛生の研鑽に力を致し旁相互の親睦を敦ふするは時宜に適するものなるを信じ本年三月青山胤通、北里柴三郎、栗本庸勝、佐藤三吉発起者となり、四百二十七名の該関係医師に別紙規約案を送り鉄道医協会設立の事を諮りたるに、何れも進んで賛成の意を表せり。依てさらに賛成者の承認を受け第一次総会を開くまで、会頭に佐藤三吉を、理事長に栗本庸勝を、理事に山口秀高、内藤楽、井村英次郎三名を挙げ、本月十日本協会を成立せり。尚機関雑誌は来る九月下旬第一号を発刊する運に相成居候 。 

日本交通医学会会誌の沿革

学会誌は、大正3年12月15日に「日本鉄道医協会雑誌」が月刊誌として発行された。昭和19年4月から昭和22年2月までは戦争の影響で印刷事情が悪く、雑誌の発刊を一時中断したが、昭和22年3月「交通医学」と改名し、原則として年6号の刊行を続けている。

日本交通医学会ホームページの沿革

2002年6月8日に、日本交通医学会ホームページが開設された。サーバーは大学病院医療情報ネットワーク(UMIN)を利用した。ホームページの作製は古瀬 彰理事長が自ら行った。トップページの電車の画像はJR山手線の車両を左右に引き伸ばしてスピード感を出したものである。その後のホームページの更新は、2011年5月までは古瀬 彰理事長が自ら行っていたが、2011年6月以降は外部に委託することとなった。



第5回洛中洛外IVR勉強会

2015年07月15日 21時28分10秒 | 大阪鉄道病院

第5回洛中洛外IVR勉強会が、7.14フランス革命記念日に京都府立医大臨床北講堂でありました。

今回は、高知大学医学部放射線科教授になられた山上卓士先生の さまざまなIVR-therapeutic lymphangiographyを中心に-
というタイトルで、講演をして頂きました。
その前の一般演題は、外傷後の血胸を伴う肋骨骨折に対して、塞栓が有効であったという京都第一赤十字の先生の報告で、スボンゼルによる動脈塞栓術でした。適応は、ドレーン挿入時に1000ccを超える出血、挿入後毎時間150~300ccを超える出血が、持続する時だそうです。
京都第一赤十字の佐藤修先生によると、研修医の先生方は、すごく熱心勉強家で、深夜帯のCTは臨床所見と合わせて的確に判断して、迷う症例だけ朝一番に佐藤先生に相談にこられたり、放射線科のレポートを確認することにしているそうです。
二例目は、済生会滋賀県病院の三浦先生からで、整形領域の術後仮性動脈瘤を超音波下穿刺で、トロンビンを直接注入する方法です。1cc、1000単位の濃度で100から3000単位使うものです。3センチを超えるものを三回くらい繰り返して治されていきました。昔から、仮性動脈瘤はドップラーエコーで、見ながら抑えて、という方法が多かったので、そんな方法めあるんだと面白かったです。抑えにくいところのものは有効ですね。三題目は、社会保険神戸中央病院の岡本将裕先生の膵液ろうのドレナージです。お懐かしい。細い瘻孔ルートをナイロンドレナージチューブの側孔からガイドワイヤーをだす方法で、上手にドレナージされてました。最後は外瘻化して終了でした。第一赤十字の森下先生からソマトスタチンで漏出止まる報告あるよと。そうなんですねー。グークルでも沢山載ってました。
山上先生のご講演は、前半はこれまでの数多くの臨床研究をされてきたものを懐かしく聴きました。
B-RTOでの50パーセントグルコースの先詰めがいいですよとの話など思い出してました。気胸を起こしても18ゲージのサーフローで吸引すればいいですよとかも。これは、慶應大学に国内留学されてた故 中村敏行先生が教えてくれたそうです。
最近のトピックスとして、乳び腹水、乳び腹水の治療に治療的リンパ管造影が半数以上で有効ですとの話しをされました。超音波で鼠蹊部リンパ節を確認して、リピオドールを注入する方法です。注入器は、心カテで使うインディフレーターで代用できるそうです。本当に反則的な簡単さです。本当に通常の足先からのリンパ管造影の難しさ、時間を要するつらさは、身にしみていましたからねー。10人中1人程度でリンパ管造影名人がいる程度みたいです。
最後に平成7年から10年にかけて京都府立医大にいた頃、マドンナ的看護師さんの小林さんが来てられてツーショット撮らせて頂きました。そういえば、僕が鉄道病院に出る時も、写真撮らせていただいたのを思い出しました。
 
 
 
 
 
 

膵癌のアブラキサン、ジェムザール併用療法の有用性 

2015年07月14日 10時38分39秒 | 大阪鉄道病院

転移性膵癌のアブラキサン、ジェムザール併用療法の有用性が報告され、治療開始から2年経過した時点では、併用療法の患者の生存率は9%、ジェムザール単独療法の患者の生存率は4%でした。 併用療法を受けた患者の無増悪生存期間の中央値は5.5カ月 で、ジェムザール単独療法の患者では3.7カ月 でした。腫瘍奏効率は、併用療法で23%、ジェムザール単独投与で7%でした。アブラキサンは昨年年末に日本でも認可され、大阪鉄道病院でも使用され効果を認めました。今後の膵癌治療の一筋の明かりがさした感じですね。

これはイメージ図ですが、膵癌は発見困難な癌で、癌死因の5位になります。ダイナミックCT,MRIでないと発見困難で、ドックでするとすれば、MRCPの拾い上げくらいです。従来のジェムザール治療では効果なくほとんどがどんどん大きくなる印象でした。この併用療法は期待できそうです。

 

以下はコピペ

 

 

 

ナブパクリタキセルとゲムシタビンの併用で転移性膵癌患者の生存率が改善/NCI臨床試験結果

 
 
2013年12月2日

2013年11月15日掲載

要約
国際ランダム化第3相試験において、ナブパクリタキセル(商品名:アブラキサン)(アルブミン結合パクリタキセル)および ゲムシタビン(商品名:ジェムザール)の併用療法を受けた転移性膵臓癌患者は、ゲムシタビンの単独療法を受けた患者よりも生存期間が延びました。両薬剤を投与した患者では、疾患が悪化することなく生存した期間(無増悪生存期間)も長くなりました。

出典
2013年10月31日New England Journal of Medicine誌(ジャーナル抄録参照

背景
膵臓癌は稀な疾患であり、米国で毎年診断されるのは4万5000人程度ですが、米国の癌関連死因の中で第4位を占めます。膵臓癌は進行した病期において診断されることがほとんどのため、すでに 癌は体の別の部分に広がって(転移して)います。転移性膵癌患者の診断後の5年生存率は2%にすぎません。 化学療法薬剤であるゲムシタビンは、15年以上の間、転移性膵癌患者に対する標準的な初回治療となっています。転移性膵癌を対象として新しい薬剤を単独またはゲムシタビンとの併用で試す臨床試験は数多く実施されてきました。その中で唯一、FOLFIRINOXとして知られる化学療法だけが膵癌患者の生存率を向上することが臨床試験で示されています。 ナブパクリタキセルは、化学療法薬剤であるパクリタキセルの形態の1つであり、ヒトアルブミンタンパク質に結合した状態でナノ粒子に封入されています。パクリタキセルをアルブミンに結合することで、体内に注入された後にパクリタキセルの溶解性を維持するための溶剤が不要になります。溶剤はアレルギー反応や副作用の原因にもなります。さらにアルブミンは、分裂細胞に栄養素を届ける上で重要な役割を果たします。腫瘍細胞が生き続けるには栄養が豊富に必要ですが、パクリタキセルをアルブミンに結合しておくと、腫瘍細胞にパクリタキセルを送達することができます。 ヒト膵臓癌細胞由来の腫瘍を有するマウスの研究では、ゲムシタビンとナブパクリタキセルの併用が、いずれかの薬剤の単独よりも有効であったことが示されています。第1/2相試験の結果からは、未治療の転移性膵臓癌患者に対する併用療法の有効性が強く示唆されています。

試験
転移性膵臓腺癌臨床試験(MPACT)は、北米、ヨーロッパ、オーストラリアで実施されました。化学療法未治療の861人の転移性膵臓癌患者がナブパクリタキセルとゲムシタビンの併用またはゲムシタビン単独のいずれかにランダムに割り付けられました。患者はカルノフスキー・パフォーマンススコアが70以上の患者が試験に適格とされました(カルノフスキースコアが70の患者は、身の回りのことは自分でできますが、日常的な活動や仕事に従事することはできません)。本試験の主要評価項目は全生存期間、副次評価項目は無増悪生存期間および 腫瘍奏効率でした。試験に参加するにあたっての年齢制限はありませんでした。 試験はナブパクリタキセルの製造元であるセルジーン社の資金援助を受けています。試験責任医師は、トランスレーショナル・ゲノミクス研究所(米国アリゾナ州)のDaniel Von Hoff医師でした。

結果
併用療法を受けた患者の全生存期間の中央値は8.5カ月 で、ゲムシタビン単独療法の患者では6.7カ月 でした。この全生存期間の差は、統計学的に有意な差でした。 治療開始から1年経過した時点では、併用療法の患者の生存率は35%、ゲムシタビン単独療法の患者の生存率は22%でした。治療開始から2年経過した時点では、併用療法の患者の生存率は9%、ゲムシタビン単独療法の患者の生存率は4%でした。 併用療法を受けた患者の無増悪生存期間の中央値は5.5カ月 で、ゲムシタビン単独療法の患者では3.7カ月 でした。腫瘍奏効率は、併用療法で23%、ゲムシタビン単独投与で7%でした。 併用療法の場合の全生存期間と無増悪生存期間の向上は、年齢、性別、腫瘍の広がりの程度などの事前に定めた特性で定義される患者サブグループにおいても認められました。 両剤を併用した患者は、ゲムシタビン単独投与の患者よりも治療期間が長く、薬剤の累積用量も多かったことが試験責任医師から報告されています。 いくつ かの副作用(好中球減少症、末梢神経障害、疲労など)は、併用療法の患者の方が高い率で発生しました。 2013年9月、米国食品医薬品局(FDA)は、MPACT臨床試験の結果に基づき、転移性膵臓癌患者の治療においてゲムシタビンとの併用でナブパクリタキセルを使用することを承認しました。

制限事項
本試験には患者の生活の質の測定は含まれていませんでした。しかし、Von Hoff医師は電子メールの中で、膵臓癌に最も多い症状である腹痛が併用療法の患者で改善する場合が多いことを述べています。また、自験例として「患者は、この併用療法を開始して数週間で腹痛が軽減する」とも述べています。 試験参加患者の約7%は、カルノフスキー・パフォーマンススコアが70でした。これは全身状態不良であるとみなされるスコアです。ただし、参加患者は全体としては、膵臓癌と診断される多くの患者よりも全身状態がよかったと、NCIの癌治療・診断部門(Division of Cancer Treatment and Diagnosis)のJack Welch医師は述べています。したがって、試験結果は、この疾患を持つ多くの患者に一般化できるとは限らないとWelch医師は指摘しています。

コメント
Welch医師は次のように述べています。FOLFIRINOXおよび ナブパクリタキセル-ゲムシタビン併用レジメンは、急速に臨床で採用されており、今では全身状態が良好な転移性膵臓癌患者の初回治療として推奨されます。

「ここで、どちらのレジメンがより優れているのかという大きな疑問がありますが、明白な答えは出ていません」

FOLFIRINOXレジメンは「発表のとおり非常に効果的です。患者を選べば治療の良い選択肢になり得ます」とVon Hoff医師は電子メールで述べています。ただし、Von Hoff医師によると、FOLFIRINOXは「多くの臨床医が毒性が強すぎると考え」ており使用が制限される可能性もあります。


七夕の夕べ in 四天王寺 2015

2015年07月12日 07時44分55秒 | 大阪鉄道病院

七夕の夕べin 四天王寺に行って来ました。天の川を再現したと言われるイルミネーションが、午後7時から点灯されました。両端には願い事が結びつけられた笹の枝が壁のように取り囲んでいました。流れる星のような演出は、こじんまりとしていましたが、とても綺麗でした。

2008年から始まったこのイベント、四天王寺の西門から入るすぐのところにイルミネーションが設営されてました。西方浄土の信仰が盛んになってからは、四天王寺では西門前がすごく栄えたそうです。昔は、今の松屋町筋が、西門前からの坂道を下ったところにある大阪湾の海岸沿い道であったそうで、沈む夕日が綺麗に見渡せたそうです。ちなみに本来の正門の南大門もありますが、それに繋がる街道筋は庚申街道といわれて、細長い道が断続的に残るだけになっています。
イルミネーションを過ぎたところには、四天王寺の伽藍が黄金色にライトアップされてました。どんな仕組みなんでしょうね。写真でお楽しみ下さい。

膵嚢胞は、膵癌の22.5倍のリスクファクター

2015年06月25日 18時50分04秒 | 大阪鉄道病院

http://www.suizou.org/pdf/cq01.pdf

 
 
上記のサイトは、日本膵臓学会から出された、膵癌リスクファクターの報告。
以外とびっくり。膵嚢胞があるだけで、22.5倍の癌のリスクがあるようです。
放射線科医としては、血眼で膵嚢胞を指摘せねば。
 
大阪鉄道病院には、今年の3月より、東芝第3世代320列CTが全国トップに導入されました。従来の東芝320列CTより、高分解能、高画質、低被曝のようです。
文字通り日本製では、ナンバーワンのCTです。世界には、高画質のGE256列、定評のある、シーメンス、フィリップスCTとかありますが、日本のメーカーも頑張って欲しいものです。
ルーチンで、1ミリ幅のCTで、膵癌を含めて多くの癌などの病気を診断していってます。
 
 
 
膵癌はダイナミック造影CT早期相で、辺縁のみ少し染まる低濃度域として認められます。
 

第58回なにわ臨床画像研究会

2015年05月13日 19時31分53秒 | 大阪鉄道病院

今日は、第58回なにわ臨床画像研究会です。僕ら仲間内では、うなぎの会、とか言って、美味しい1.5人前のうな重を楽しみにしてます。

今回は、症例検討会の司会担当でした。急速な認知症で発症したlymphomatosis celebri 、喫煙により引き起こされた肺ランゲルハンス細胞組織球症、呼吸困難で搬送された脱法ハーブによる肺水腫の三症例でした。後半は、元阪大放射線科准教授の近畿中央病院の上甲剛先生の肺感染症の講演でした。
 

元世界一広い読影室?! その2

2015年03月25日 12時25分44秒 | 大阪鉄道病院

元世界一広い読影室?!  その1

 
180センチ幅の机が3台追加になりました。腰に優しい素敵なイスでしょう。
世界一の広さではなくなりましたが、快適なスペースの素敵な読影室になってきました。
この後は、少し低めのパーテーションが机と机の間に来る予定です。
 

第四回洛中洛外IVR勉強会

2015年03月17日 12時56分12秒 | 大阪鉄道病院

第四回洛中洛外IVR勉強会が、県立釜石病院の放射線診断科長の早川克己先生をお迎えして、京都府立医大 旧図書館階段教室3階で、3.14土曜日にとりおこなわれました。

プログラムのように、京都府立医大の関連病院からの一般演題の後に、喀血に対するIVRと消化管のIVRの特別講演をしていただきました。早川先生の豊富な経験を元にした、データ処理も的確にされた充実したものでした。憩室炎の出血のバリウム注腸による止血は、斬新でとても興味を引きました。僕も昔、肝癌のTAEに関する演題発表を沢山してましたが、その当時、早川先生は、喀血のTAEを盛んにされてて、いつも横目で興味深くみていました。そして何と、北米では、早川先生の喀血のTAEのデータが引用、採用されて、ガイドラインになっているとのことです。本当、凄いです。
釜石病院はどうですかと、お聞きしたら、奥まったところにあるので、津波は全然大丈夫なんだよ、とか、読影室は本当狭いんだよ、とか、飛行機で伊丹にすぐつくから、案外関西に近いんだよと、おっしゃられてました。

診療放射線技師の坂本一郎さんの送別会

2015年03月16日 23時17分12秒 | 大阪鉄道病院

診療放射線技師の坂本一郎さんの送別会が3月13日にとりおこなわれました。京都府立医大放射線科の血管造影IVR部門に30年も携わられ、いろんな研究、IVRに携わられた放射線科、脳外科、消化器外科、消化器内科の若き医師たちの良きアドバイザーでもあられました。僕が研修医2年目の時に、診療放射線技師として京都府立医大に就職され、血管造影IVR部門を中心に活躍されました。僕が、聖マリアンナ医大から京都府立医大に帰ってきてからの卒後5年目から9年間と、平成8年から10年までの3年間ご一緒にお仕事させてもらいました。竹内准教授の挨拶のあと、外部からのドクター代表の僕挨拶です。坂本さんのいつも爽やかな素敵なご性格のこと、最初は、カテーテルをお湯で形成してよく作った話、藤田先生は慶應から井戸式のループカテーテルを持ち帰った話、僕が先端をsigmoidにしたループカテーテルを作って、AJRというアメリカの有名な雑誌にも掲載されたのですが、それが一世風靡して、京都府立医大、および関連病院のみならず、大阪大学を含め関西のたいていの大学病院、その関連病院の血管造影IVR室にこのOHNOカテーテルが置かれていたことも昔話でしました。1シリーズ17枚程度の大角のカットフィルムをフィルムチェンジャーに詰め込んで、2.3 1.3 1/2残りなどのプログラムで撮像していて、そのマガジンラックを担いで暗室で急いで詰め込んだ話。

さらに、のちには、歳差運動の回転DSAで色々工夫してもらったり、苦労した話。僕らの先輩の先生たちは厳しくて、検査中に足でけられた話などもしました。
そのあとも、いろいろな先生方、看護部長を含めた看護師さんたち、先輩、同僚後輩の放射線技師のりかたたち、臨床検査室の方たちのお話しなど続きましたが、みなさん坂本さんの爽やかな素敵な性格を絶賛されてました。本当人徳のある方ですものね。
奥様の介護関係のお仕事を手伝われる第2の人生を歩まれることになるそうですが、そのお人柄からきっと成功なさることと思います。
最後に二枚目俳優の名高達郎のいとこだそうで、昔からすごい男まえでしたよ。
最後の写真は平成8年当時、放射線科主任看護師でした現在 副病院長兼看護部長 小城 智圭子さんと現在放射線科師長の平松さんです。平松さんも8年当時大学放射線科にいました。

世界一広い読影室?!

2015年03月16日 20時23分21秒 | 大阪鉄道病院

世界一広い読影室?!

広々しているでしょう?全国の放射線診断医なら、この広さの凄さわかっていただけると思います。
一人当たりにするとひょっとしたら世界一広いかも?!
日本の、世界の放射線診断医の皆様、世界一に認定?していただけますか?
でも、実際は、あと2週間もすれば、四人分の素敵な適切な広さの第二読影室になる予定です。
第一読影室と合わせても、大阪鉄道病院に京都府立医大関連病院随一の快適な仕事空間が出来上がると思います。

第48回京滋IVR懇話会

2014年10月10日 23時13分20秒 | 大阪鉄道病院
京滋IVR懇話会が先日土曜日にあり、100名を超える出席者の元で行われました。IVRとは、interventional radiologyの略で、直訳すると介在放射線、つまり内科と外科を橋渡しもしくはその二つをオーバーラップする治療のことで、放射線透視を使って、動脈とか胆道系、肝臓などの実質臓器を、穿刺針、ガイドワイヤー、カテーテルという細い管を巧みに使って治療する分野です。この懇話会では、放射線科ドクター、看護師、放射線技師が集まって情報交換をして、診療レベルの向上に役立てようとする会です。
さて、看護部門のIVRの術前訪問のことでは、放射線外来によってもらって、説明と、看護師の顔つなぎが、円滑に出来ますという報告があり、なるほどこういういい方法があるのだと思いました。技師部門では、放射線被曝で、自作プロテクターで、術者被曝の軽減が簡単に出来る話し、IVR装置により、患者被曝が、大幅に違う話しなど、貴重な情報が得られました。
教育講演では、国立がんセンター放射線診断科医長の曽根美雪先生の、綺麗な自作イラスト入りのプレゼンテーションで、産婦人科領域の、緊急を含めた止血の話し、塞栓物質の話しなど、系統立てて、分かりやすく講演頂きました。本当来てもらってすごくよかったです。先生の人となりも素晴らしいですし。その後は、会場近くの居酒屋に場所を移しての懇親会。坂本力先生、僕、大阪鉄道病院 大野浩司、甲賀病院の山崎先生、京都府立医大の竹内義人准教授、甲賀病院放射線科部長の山崎先生、京都第一赤十字病院放射線科副部長の森下博之先生、京都府立医大の林奈津子先生も集まって、楽しい懇親の場となりました。

La Bless あべのキューズサロン、行きつけの美容室

2014年10月02日 20時05分55秒 | 大阪鉄道病院

今日は、月一回のカットでした。 あべのキューズモールにある、美容室 La Blessに行ってます。シャンプーの後にカットですが、すごく落ち着いた中で上手にカットしていただけます。たまたま初日が、長谷川 晶 店長にしていただいたので、ずっと店長です。 帰りしなに次はいつにしましょうかと、決めていただけるのて、後押しされる感じでらくです。 昔から、散髪は、じっとしているのが緊張で、苦手でした。 店長とのツーショットは、少し緊張から解放された顔してるでしょう?