北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」

元杉並区議会議員(2007-2011)北島邦彦の活動日誌 e-mail kjmirai@jcom.home.ne.jp

安倍首相の所信表明演説

2013年10月16日 | 日記
臨時国会での安倍首相の所信表明演説は、原発対応にしろ、「成長戦略」・社会保障改革・外交政策いずれにしろ、嘘の上に嘘を塗り重ねるものでした。しかも演説時間がかなり短い。「語るべき言葉」もなければ、「誇るべき未来」もないということなのでしょう。
特徴的なことは、あれだけぶちあげていた「国家戦略特区」について、具体的な施策を明示できませんでした。「解雇特区」「ブラック特区」といった批判に追い詰められているからです。団結した労働者階級の闘いを、安倍首相は心底恐怖しています。また、「日米同盟を基軸に」と言いながら、その日米関係の現状と方向性について、具体的な事項にまったく触れることはありませんでした。そりゃそうだ、日米首脳会談ができない状況なんですから。
安倍政権は相当ピンチだな。いまこそ私たちの出番です!


いただきもののうなぎ弁当。いただきます!

国鉄改革法23条

2013年10月15日 | 日記
国鉄千葉動力車労働組合に対する9/25東京高裁・難波判決の大きなポイントなひとつは、国鉄分割・民営化の根拠法である国鉄改革法、なかでもその核心である23条(国家的不当労働行為の積極的容認)の矛盾が露呈したというところにあります。
国鉄における戦闘的労働組合の根絶やしを企図した分割・民営化攻撃は、そのあまりにもデタラメな不当労働行為のオンパレードを居直るために、「国鉄とJRは別法人だ」という仮象を用意しました。それが国鉄改革法23条です。どんなに国鉄が不当労働行為を行なっても、その責任はJRには及ばないと。この論自体が実態とはかけ離れており、虚構以外のなにものでもありません。しかし、この虚構を維持するために、国鉄が用意した採用候補者名簿を、JRはそのまま全員を採用するしかなかった。そうでもしなければ、JRが「採用の自由」など行使しようものなら、国鉄分割・民営化が労働組合解体のための偽装倒産だと指弾されかねないからです。9/25東京高裁・難波判決は、国鉄千葉動力車労働組合をはじめとする労働者階級の闘いに追い詰められ、「たとえ名簿に登載されても、JRが採用しなかったかもしれない」と判示してしまいました。
この判決の大きさは、80年代半ばから広がってきた国鉄分割・民営化型の偽装倒産攻撃や、これからが本番の公務労働者への道州制攻撃などに対して、きわめて重要な国家権力・資本の破綻点を鮮明に突き出していることにあります。国鉄闘争がきわめて普遍的意義をもっているということが、いやおうなくしみ渡りますね。

「STRIKE」主催の青年労働者集会

2013年10月14日 | 日記

「首都圏闘う労働組合生きさせろ会議」(長っ!)主催の労働者集会が開かれました。私も American Apparel の仲間と一緒に参加。短い時間にキリッと豊かな内容が詰め込まれて、闘いの意欲をかき立てられる集会になりました。青年労働者の若々しい職場実践報告を、国鉄千葉動力車労働組合をはじめとするJR労働者の骨太の闘いが、ガッチリと包摂する構図が浮き上がってきました。その意味でも、運輸・建設労働者の一団の登場は、その強さをさらに拡大する頼もしいものでした。

反原発統一行動

2013年10月13日 | 日記

日比谷―国会周辺での反原発行動。“待たされ”感が強く、お疲れの行動だったと感じられた方も多かったかもしれません。ただ、待たされた分、いろいろな交流ができたことも確かです。10月27日に予定している崎山比早子医師の内部被曝講演会には、他団体の医療関係者の
反応が強烈でしたしね。そういう意味でも、NAZENの登場と行動は重要でした。11.3労働者集会に向けての10万人署名行動も、様々な成果をかちとっているのではないでしょうか。

西部労働者集会

2013年10月12日 | 日記

国鉄千葉動力車労働組合・繁沢副委員長を迎えて、「やられたら、やりかえせ!時代はストライキ」西部労働者集会を開きました。職場に団結体をつくることの困難さ、その団結を維持し強めていくことの大変さ、さらにはその団結を拡大することの飛躍性…。しかしながら、そこに挑戦することのすばらしさ!あらゆる発言に滲み出ていました。
東京西部ユニオン&東京西部労働組合交流センターとして、もう一歩のブレイクスルーが求められています。まあ、「国鉄決戦」において、
地区的にいかに突破口を開くかということと一体なんだと思うんだけどね。