少し前に、ビル事業のセクションで働いている友人と話をする機会がありました。最近はオフィスビルの取り引きが活発らしくて、とても忙しいとのことでした。いわゆる「景気回復」だと思うかと聞いてみると、まったくそうではないと断言していました。不動産価格が急激に下がり続けてきたわけですが、賃貸料はそれと同じトレンドでは下がらないので、安い価格でオフィスビルを買っていまだ高値の賃貸料で貸すことによって、その差額を短期的に儲けようとしているんだそうです。しかも、そのビルを売るのはほとんどが外資系のファンドらしく、担当者はみんなつま先のとがった靴をはき、スリムなスーツに身を包んで、横長レンズのメガネをかけた若いお兄さんたちだといいます。なんだか、経済ドラマを見ているような感じですね。「景気底入れ」の実態のひとつを教えてもらったように思いました。
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