北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」

元杉並区議会議員(2007-2011)北島邦彦の活動日誌 e-mail kjmirai@jcom.home.ne.jp

9・11新宿―9・19明治公園へ

2011年09月08日 | 日記
年内から来年「3・11」1周年までの反原発闘争の方向性を規定するであろう10日間になりました。連合・全労連といった体制内労働組合運動の幹部たちの思惑は明確で、「点検中の原発再稼働、既存原発の段階的(永遠の彼岸!)廃炉」で傘下組合員の怒りを塗り固めようということです。これは野田新政権が鉢呂経産相の口を通じて打ち出している原発政策―これに原発プラント輸出が加わりますが―そのものです。問題は「ああそうですか」と納得できるほど、労働者人民とりわけ福島の人たちの怒りは小さくないということです。だから国家権力や電力資本さらには地元反動としてある原発推進派は、必死になって福島と全国(とりわけ首都圏)の労働者人民の分断を図っています。福島の怒りを放射能とともに封じ込める、福島を密封して切り捨てる、これが野田新政権のねらいです。それなら私たちは、もっと福島の人たちの怒りに肉迫しよう、福島と全国の労働者人民の団結を闘いとろうということじゃないですか。その意味で、10/10に予定されている「すべての原発今すぐなくそう!全国会議・福島」(NAZEN福島)結成集会は画期的な地平を切り開いていくことでしょう。そのためにも、9・11-9・19の高揚は決定的で、とりわけ9・19にかけた体制内労働組合運動の幹部たちの思惑を打ち破って、「すべての原発いますぐなくそう!」を参加する労働者の心からの声にしていく、集会のありようを塗り変えていく闘いをやりぬきましょう!

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