北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」

元杉並区議会議員(2007-2011)北島邦彦の活動日誌 e-mail kjmirai@jcom.home.ne.jp

「動労千葉を支援する会・東京西部」結成総会

2010年05月20日 | 日記
国鉄労働者1047名解雇撤回闘争をめぐる大党派闘争を勝ちぬくことは、世界大恐慌下の闘う労働組合の再生にとって最大の課題です。それを現場から実現するために、「動労千葉を支援する会・東京西部」が結成されました。全国で5番目にできた支援する会の地区組織です。そこでの報告でもハッキリさせられたのは、国鉄千葉動力車労働組合が検修・構内業務の4/1全面外注化を完全に阻止したこと、それを5派にわたるストライキの貫徹でやりぬいたことに確信をもつということです。“わずか”400人の労働組合の闘いが、JR東日本全体の外注化=安全破壊攻撃をストップさせたのですから。しかしJR資本がそれであきらめるわけがないので、この闘いは数年ががりの大闘争です。動労千葉からの報告では、10/1実施をめぐって大攻防になるとも言われているそうです。この総会に千葉から参加してくれた平成採の青年組合員は、「モノを言わないと殺される」というJRの現場の状態のなかで、「JR東労組では何もできない」というのがすべての平成採労働者の想いであることを、みずからの体験から語ってくれました。そしてそこにはストライキで闘う動労千葉があり、「スト破りをさせないでくれ!」と再三にわたって当局に直談判してきたこと。こうした行動が平成採のJR東労組組合員に波及することを恐れた当局は、業務命令を国労組合員に出すようになったこと。しかし今度は国労からの動労千葉への加入が始まったこと。追いつめられているのはJR資本だという確信が語られました。「国鉄分割・民営化反対 1047名解雇撤回 6・13大集会」への跳躍台は準備されました。あとは組織化あるのみです!

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